R1300GS Adventure ローシート トリコロール 販売開始!

昨日の直しが縫製部へ入り型紙修正から

縫い上がって張り終えた三発目がこれ。

リアシート後部には黒レザー仕上げと同じ切り返しを入れました。

両方試作して見比べた結果、やはり切り返しを入れた方が良いねと。

やけにシワだらけなのは…

見比べるためにフワッと被せただけだから。
リアシートが一つだけなのでね。
あ! 被せるだけならこの車両に付いていたリアシートで良かったのか。

なので、本仮張り(ややこしい)しました。

画像で見比べるとどっちでも良さそうに見えますが、実物は切り返しあった方が良いので安心してください。

一枚で回すより上品な仕上がりかな。

で、何度もしつこいけどやっぱり前を少し直したい所が出て来た。
一発で仕上げろよいう話ですが、予想を実物に置き換えると差異が発生するんですよ。
だから、都度試作して判断する。
実物至上主義。
時間も手間も掛かりますが一番間違いがない。

で、午後から車検整備に出していたミニを見に…
ではなく、くるま屋の親父からヘルニア辛いから手伝って欲しいと連絡入ったので急遽自前の工具を持って行ってきました。
(他人の道具を使うのが得意じゃない)
一先ずライン通して継続検査パスしたのだけど、あとは細かい作業という所でどうする?と。
燃費悪いし黒煙噴くからキャブ見て欲しいと言ってあったのだ。
ミニのキャブ触るのは腰に来るよね。
やりますよ。やりますとも折角なんで。

点火時期も合っていなくグリル外してデスビをクリクリしたりプロープ突っ込みつつ調整。
クーラー付いてるからプーリー見えねぇ!
しかし、おやじ長年整備に従事してきただけはある。
SUの勘所めちゃ詳しい。
おかげで調整方法を色々覚えられた。
いやいや、だから車は自分でやりたくないんだってばっ。>_<
もう4輪触れるほど自分の時間が残っていない。
明日は明日で早朝から同業他社合同林道接待ツーリング…。

回転と点灯タイミング可変できるタイミングライトが欲しくなってしまったなぁ。
古のクーラーガスも一本入れて夏の備えも抜かり無し!
最後の仕上げはセルフだったが車検整備終了。

これでやっと4月5月の4台連続車検が終わったぜ。


泣くわっ。(´;ω;`)ウゥゥ
2年後は絶対時期ズラそう。
今年も考えたけどそのまま通してみたけど税金他とも重なるしなかなか辛い。
ムスメの教習所 とかもあったし…

で、今朝出社すると四発目の試作レザーが張り終えていた。

この赤の後が吊れちゃうんだよねぇ。
何度かやり直したが、こりゃ型紙で逆ぞりまでしないとダメだなぁ。
張り終えた製品は真っすぐなのが型紙上では曲線で、緩いアールが実は直線だったりなんてのは良くある話。
当然と言えば当然。
今回は、型紙上で波打たせて綺麗なアーチを描くようなラインに仕上げます。
この程度はレザーの引き(張り)加減でも変わるんですが、張り手が誤魔化さずに見返しに合わせて均一に張った状態を見て型紙へ反映します。
最終的には縫いも張りも均一にはならないので、縫い手も張り手も微調整しながら仕上げています。
ただ、基となる型紙はその公差の真ん中というか基準になる物を作らないといけないんですね。
弊社の製品は一品物の一発勝負ではないので。
ラインの乱れを消さずに張って型紙へ反映していきます。
それでも切り返し部分は平面ではないので見る角度によって多少出ますけどね。

で、やっぱり実物を見てもう少し白い部分を下場と平行近くに合わせたいというのが出てしまったので申し訳ない気持ちで一杯になりながら型紙修正しやがれと差し戻しました。
最近アドベンチャーの問い合わせや注文多くて『トリコまだー』みたいな話も結構来ているんですが、もう少し待ってください。
黒に比べてスポンジの峰じゃない所に入る縫いも多くキッチリ色のラインが出るので調整が難しいんです。
でも、着実に違和感が消えて良いなという部分がはっきり出てきました。
あと数回こんなことを繰り返せば決まるでしょう。
やってる方は何度も何度も同じことでちょっとしんどいのですが…。
ライン引いてるだけでしんどいから、型紙と縫い張りはもっと辛いと思います。
まだかよぉぉぉぉぉおお!ってね。
もう少しです。

と思っていたらたった今、五発目のレザーが仕上がりました。

うん。 とても良くなった。
基本のステッチラインはこれで決定です。
赤の前はもう少しだけ修正しますが…。

方々から『予約まだ?』と言われているので、ほんの少しの直しはありますが、ローシートのトリコロール販売開始します。


週明けに表で写真撮り直しですね。
そうそう。
月曜日は定休ですのでお問い合わせご注文の対応につきましては火曜日以降となりますことご了承ください。
それではR1300GSアドベンチャー乗りのみなさん どうぞよしなに。