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YAMAHA TX650 スポンジ素人加工 その2
先ずは、 その1 でケガき入れた基準線内でスポンジをカットしましょう。
普段こういう作業はしないので、スポンジ用カッターが有るでもなく普通にのこぎりです。
と言うか、加工屋がスポンジどうやって切っているのか知りません。
作業は、基本全て我流と言うか思いつきでやってます。
まー、その事前に段取り頭でグルグルやってありますが。
素人作業です。
なるべく削るの少ない方が良いですが、あくまで線内で。
結構際どかった。(汗)
底面のスポンジはシートベースに這わす役目だけなんで、なるべく薄くが理想的。
削ったスポンジ中央はキメが粗く柔々だから、なるべく仕事をして欲しくないんです。
散々採寸してから位置決めしたので、まーベターな位置で切れたんじゃないかな。
スポンジ上面からシートベースまで厚いところでも1cm程度。
ホントは0からう弊社製のインジェクションスポンジが良いのだけど、そういうわけにもいかないから。
not good な物を better な方法で best を尽くす感じ。
微妙だ。
出来る範疇でって感じですかね。
取り除いたスポンジの寸法も確認しておきます。
切り口は、粗方ベルトサンダーで削って、
その他使える物は何でも使い、最後は差し金当ててで確認しつつ手勘です。
これが意外と馬鹿にならない。
簡単そうに見えるでしょ?
結構大変なのよ。
削ったスポンジが目に入ったりしてさ。
これホント痛い。
整え前整え後。
さっきも切り落としたスポンジで確認したけど、更にゲージでどの程度の厚さが必要か確認する。
確認作業が多ければ多いほど失敗する確立は減るけどその分時間が掛かる。
でも、失敗すると物体も時間も気力も失うからね。
石橋は叩いても渡っても倒壊するときはするんです。
渡ってる最中も細心の注意が必要。
何しろ、スポンジなんて一瞬で削れてしまうからね。
削り過ぎたら最後。
TX650のシートは思いの外厚みも幅があって、削り出して使えそうなのがサイズ的にこのソロシートだけだった。
厚みや幅だけなら他にダブルシートもあったんだけど、70年代と現代のシートベースは形状が全く異なるんで帯に短し襷に長しみたいな。
と言うか、長い方が欲しかったんだけど無かったのよ。
シートベースの形状の差はサスペンション (ホイルトラベル) に起因するんだけど、現代のバイクのフレームでシートレールが水平近くなんて機種無いんだよね。
CB1100なんかは、だいぶ無理して意識して水平近くにしているようだけど…。
70年代中盤からはシートレールは後ろ上がりでフェンダートップがシートレールより上になるなんだよね。
XS-1をルーツにもつTX650だから平らなのか? (それでも若干後ろ上がりラインフェンダー逃げあり)
うちにあるダブルシートは、みんなシートレールが後ろ上がりだったり、フェンダーの逃げあったりでちょうど良いのが無いんですよ。
前に作った別体トライアンフのシートが合うかなと思ったけど、微妙に厚みが足りなかったし。
ダブルシートサイズ網羅出来るブロック型作るかなー。
って、こんな作業しないんだから要らないのか。
この位かな?
底面をきっちり整えた上で、TXから採寸した全長を落とし込む。
+αで切ったら接合部をケガキ線できっちり整えてと。
こんな感じで良いかなー。
今日はここまで。
次でラスト!!
その3 に続くよ