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SR400純正シートカウル ダブルシート 穴開け治具製作
弊社内のミニマム生産ラインに流すに当たり、取り付けステーやら主要部分の穴開け治具を作りますよ。
ということで、
弊社製のSR用シートは純正ダンパーを純正シートから移設して装着します。
その位置出し。
この穴開けを間違うと台無しなので慎重に慎重に何度も確認して
うりゃっ!!
フレームから寸法拾います。
まー、厳密にはSRのシートレールは、( ’78初期型以外は)ブレース渡っていないのでリアフェンダー締め込み具合で変わっちゃうんですけどね。
OKです。
ダンパー装着。
ちなみに、ダンパー側はφ7mmで固定ボルトはM6ボルトです。
固定しても動きますね。
確認の際に締め込みで動かれちゃうと困っちゃう。
こういうときは皿ネジ使うと穴芯出せます。
まー、このシートダンパー、ダンパーいう位なので分厚いゴム使ってましてそれを金属でサンドイッチしてるんですなんですよ。
フレームに固定する再右回りに歪んじゃうんですね。
うちの純正シートのは既に曲がったままクセ付いてます。
これ可愛い方で、凄いのは40度とか傾いたの見たことある。
あと、硬化が進むとダンパーの役目しないし金属と剥離してしまうのである程度経ったら交換が吉です。
シート新しくするタイミングとかね。
前ステーやゴム足やらもセットし装着確認。
フレーム下からボルト挿入。
40年以上変わることなく受け継がれてきてしまったシート取り付け方法。
ネジが上手く入らなくてイライラした人は累計すると国民全体の80%近く居るとか居ないとか。
イラついて無理やり入れてネジ山壊した人も数知れず・・・(;´・ω・)
しかし、カウル無いと見易いんだねぇ。
普通ここは被さって見え難い。
SRのシートレール下から覗き込む人も数知れず見てきましたね。
入らないときはホント入らない。
オーナーのみ装着出来るとかいうコツがあったりするから面白い。
いや、面白くないか。
いつこの取り付け方法改めるんだろうと30年前から思っていましたが、まさか未だにこれだとは思わなんだ。
というか、未だに新車売ってるんだから凄いよねぇ。
おっと。
キャブ用カウルでも合わせておくの忘れてた。(笑)
シートダンパー後ろの穴位置がこの位合いません。
カウル側を長穴加工する必要があります。
グー!! て力で押し込むと合わせられなくもない。
ただ、カウルとシート側面がキレイに合えば良いのだけど・・・。
まー、この辺りは個々ユーザーにお任せ。
で、穴位置が出たら治具用のプレートに転写。
その後にボスやら付けて実用化です。
前側のステー治具はFI全車共通なので新規に作る必要ありません。
シートベースの形状が異なると全て対応した物が必要なので弊社には穴開け用の治具が物凄い量あります。
まー、スポンジ型はそれ以上にあるんですけどね。
保管場所食うのよこれが。
物作るって大変。