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HONDA CRF1000L Africa Twin アフリカツイン ミディアムシート テスト2日目
昨日 のつづき。
帰りはシートを高い位置870mmにセットし、高山から東京まで全て下道で帰るぞ。
幹線道路じゃなくってクネクネ帰るぞと。
高山の古い街並みをチラ見しつつ発つみたいな朝。
市街地抜けたらいきなり林道がたくさんあるじゃないかーと吸い込まれるように。
崖チラ見が怖ぃ・・・。
寄り道し過ぎか・・・。
ノーマルタイヤの壁。
『そのまま1キロ進みます。』 って・・・。 (;´・ω・)
この先はこんな感じで更に泥ねい上り坂に・・・。
あとちょっとで抜けられるんだけどなー。
断念。
高山からここまで40km程度なのに昼過ぎちゃった。 (汗)
峠を抜ける。
ここらも標高高く涼しく気持ち良い道でした。
退屈なトンネルなど抜けず峠を越す。
昨日パラッと降られただけで、厚い雲に出会うもここまで全く雨具のお世話になっていませんよ。
涼しくない訳が無い。
昨日のクーラー効かせたビジホより寒かったかも。
そして、やっと長野県。
素直に松本には抜けず。
また寄り道しつつ。
このまま中津川林道と思うも、こペースだと秩父で真っ暗になっちゃうしガレでパンクとか在り得ないなと。
時間的に関越方面へと299で山越えようと思ったらざざーと。
山頂で一瞬止むも下ったらメチャクチャな豪雨と雷が!?
光とバリィッって同時にある近さ。
止るに止まれないあっちの雲が薄い!! と走り続けるも一本峠道は行きたい方へと行ってくれないみたいな。
打ち付ける雨痛いしシールド内まで浸水 (こんなん初めて) 舗装路はあっという間に河になる。
こ、これは感電死するかかもしれん。
全身鳥肌。
怖えええぇぇぇぇよぉぉぉぉー。
でも、こんな河みたいで逆カントありの上り下りの峠道でもアフリカツイン前後接地感はしっかりしていたなー。
グリップすっぽ抜ける感じもせず、安心してそこそこのペースで走ってた。
佐久で乗るかと思うももうちょっと下道でと欲張るもただ走ってるだけの道になり下仁田から上信越の関越で帰宅。
下300km、高速100kmのたったの400kmでしたが、ホントに一日中バイクに乗ってたんですよ。
ってことで、両日でちょうど1.000kmかな。
2日目のフィーリングっていうのもあって、日帰りもとはまた違った経験が出来るんですね。
これって誰かに頼んだりお客さんの感想聞いても得られない。
作った自分が走って噛み砕いて次に繋げます。
2日間アフリカツインをどっぷり使い倒してみて、やっぱりこのマルチっぷりは良いなと切に感じました。
道中で未舗装路なんか見付けると、ちょっと寄ってくかと入って行けちゃう乗車感覚があるんですよね。
まー、勘違いでもあるんですが。(笑)
スイッチバックするときは軽量クラスに比べたら全くもって重いですし。
ロードの良さをなるべくスポイルしないトレールタイヤが欲しくなりますね。
ブロックまでは要らないんです。
ブロックじゃないと走れない場所なのであったら、他のバイクで行きますし。
ブロックタイヤの快感は、GSで味わったので知っています。
でも、巡航とか舗装路の峠での気持ち良さは半減しちゃうんですよねー。
ブロックの時はその時だけタイヤ交換するかなー。
普段はこのまま。
アフツイであってもブロックにしたらこのドカッとした操安にはならないと思います。
特出した所は無いんですが、平滑さがロングで武器になってます。
ただ、スクリーンもうちょっと大きくても良いかもです。
とにかく 『怖い!』 とか 『え?』 って瞬間が無いのが実は秀逸なのかもしれません。
今回作ったシートは、そんなアフリカツインの良さを阻害しない、自分の考える極々普通なシートに仕上がっています。
使って、 『すっげー!!』 って飛び抜けた良さは無いんだけど、気になる点がホントに少ないって感じかな。
時間使ってみると何かを邪魔する事もライダーが意識することも無く忘れちゃう。
足だるくなってくる時間帯やうだるような暑さの市街地信号待ちやらの足つきもイヤイヤってのも無く別に普通。
兎に角、すっげー普通て感じ。
足つきは別にして、やっぱり乗車中の操作とか色々と低い位置より高い位置で使った方が良かったです。
しかし、日本て良い所だなーと改めて感じた2日間なのでしたー。