HONDA XR600R 乗り出し前整備 その12 フロントブレーキのOH

前ブレーキ直しまーす。

キャリパ汚いでーす。

何故バイクは乗らなくなると蜘蛛が巣を張るんだろう。

繭みたいなアレ。(;´・ω・)

ブレーキホースのPOM? のスライドパイプは劣化してパキパキ折れますよ。

ガイドの輪っか飴色まで行かないけど汚ちゃない。

良かった!

まだ出た。

痩せてヘアクラック入っているローターは使いませんが、真ん中のダストカバーは使いたいけど四か所の内一か所だけ折れてるんだよねぇ。

既に廃盤品。

ボルトも赤茶に錆びてます。

しめじみたいな。

M6を4本でローター固定かー。

只でさえコンペティションモデルだけあって薄いXRローターですが、おそらく新車時から使われてきて更に薄くなってます。

鉄ゴミですね。

XLか何かの部品を中古で入手。

真ん中のダストカバーが欲しかったからなんだけど、これも割れていた。(;´・ω・)

リーガルモデルだけあってXRより厚みあります。

持って振って比べたらちょっと重いかなって感じですが、まー、ストリートリーガルだし厚い方が安心かなー?なんて。

薄い方が放熱は良いのかな?

ハブ側の形状違うのなー。

まー、XR用を瞬着で引っ付けつつ使いましょう。

この手の樹脂は割と接着良いしね。

フォークカバー付けて被っちゃうしダストカバーなんて要るのかな?

これとは別にハブ側にダストシールは居る。

ローター中古だけどボルト類は新調。

GOOD USED の出来上がり?

はい次。

色々バラバラに。

この位な意気込みデス。

ブレーキホースは来るまで確証無かったけど、北米で今も継続販売しているXR650L用を代用。

2020年モデルもあるらしい。

くはっ!

いきなりここ錆びてんのっ!!

部品到着まで繰り越し決定。(;´・ω・)

とりあえず進む。

ダストほとばしりアルミの腐食多少ある外観だがシリンダー内は良い状態。

指でなぞっても特に何も無い。

まー、何かあってもホーニングするアレ持っていなんだが。

結果、今回も買わずに済んだ。

マイクロゲージ持って無いのでマニュアル値では判断出来ないのだけれどもシールはおそらく30年物。

現状マスターキャリパ共に漏れてはいないがこのまま使い続けるのもちょっと心配。

整備に掛かる時間の大半は掃除です。

ただの組み付けるのは整備ではない。

シート屋の持論。(笑)

ピストンはSUS?の蓋してあるのね。

錆が転写してたので面出しついでに研いでおく。

そして、夜の部へ。

ダストシールのリップ一部傷が付いていた程度かな。

まー、30年経ったゴムは外観のみの判断は危険。

大した額じゃないから総取っ換え。

とは言え、一個一個も数打つとそこそこ掛かる。

やっぱりバイクは新車が良いですよ。

ホントお勧め。

新車乗って下さい。

経済云々の話じゃなくて、普通に車体全て真新しい部品で組まれた新車でちゃんとした基準を作ってください。

とくにエントリーユーザーは中古車でこんなもんかな? なんて変な基準を作ってはダメ。

中古車では絶対にあのシャンとした感じは味わえない。

そして、確りと整備ができる店に出し定期点検を施す。

お金に余裕が無い人こそ新車ですよ。

欲張ってぎりぎりの中古車なんて手に余します。

草臥れた中古車か程度の良い中古車かなんて判断はそれからですね。

まー、理想論と言えばそれまでですが。

錆びていたパッドピンや擦れて減っていたスライドピンは気持ち良く新品。

併せてブッシュ、ブーツも交換。

ニューピストン挿入。

スイッチ裏のボルトも純正新品にする念の入れよう。

まー、趣味だな。

削れてしまっていたキャップがまだ出るので頼んでみた。

乾いたらもうちょっとキレイに拭き取るけどお遊びで。

研いだレバーや真新しいピボットボルトを組み込み渾身のマスターシリンダーが完成。

もちろん性能向上どころか新車時にも戻っていない。

まー、壊れてもいないからヨシとする。