YAMAHA MT-07 FZ-07 ハイシートその17

試しのレザーを縫ったんで早速張り込みましたよ。

ちょっとステッチがクドイね。

まー、まだ原型に試しにって段階だから現状とやかく気にしない。

取り付け部はレザーをぺろっと捲ってみたいにします。

裾の折り返しからのステッチ幅がだらっとしててイマイチだね。

もっとタイトな位置に縫い込まなきゃ。

指示し忘れてた。

レザー自体も余り気味だしな。

でも試作できっちり失敗しとくと後々良い物が早く出来るから。

まー、相手がスポンジになるとまた色々あるんだが。

純正シートを付けて見る。(苦笑)

純正シートを貶しても、別に自分とこのシートが良くなるわけではありません。

だって、同じ場所に付くパーツと言うだけで製法もコストも考え方も違うんだもん。

ただ、やはりベンチマークにはしますから。

シートを換えると足が届くとかお尻が痛くなり難いとかいう話は良く出てきますが、着座位置が変わると車体に対しての入力の仕方、操作にこんな変化や差が出るんだって知らない人多いんですよね。

一度でも弊社のシートを使ってくれた方ならこの意味が分かってもらえると思うんだけど・・・。

どうでしょうかね。

良くUターンがし易くなったとかの感想をいただくのですが、シート換えたら何でも操作がし易くなるって事ではなくて、操作がし易くなる着座位置を考えているシートだからそうなるんです。

偶然じゃないですよ。

足が届くとかお尻が痛くなり難いなんてのはシート作る上では前提であって、ホントは自慢したい部分ではないんですよね。

まー、正直言うと、両足べったり届いてるってことは良い位置で操作してないんだろうなーって思ってしまいます。

『もう少しで踵がつくんだけど、あんたのとこのシートにしたらつく?』 って良く聞かれるんですが、 『多分つくと思いますよ。』 と

答えてますが。

個人的には踵は足つくとき使いませんが、バイクに自分を保持するときに使ってますか。

自転車もバイクも足が届かない乗り物なんじゃないかと。(汗)

痩せこけた野良犬・・・。(汗)

後端のレザー処理ですが、最終的にぱりっとさせます。

純正シート最高って人であっても一度このシートを試乗してもらいたいですね。

しかし、サフェーシングの色から比べると随分締まって見えるでしょう?

さて、何となくイメージも付いたんで先に進みますよ。