Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/kandh8872/www/production/wp-content/themes/kandh/single.php on line 49
ちょっと走ってみたよハイシート(スポンジで) XSR900 その25 YAMAHA
型から抜いたXSR900ハイシートのスポンジ を仕上げましたよ。
昨夜の話。
XSR900オーナーは弊社シート初って方もいらっしゃるでしょうからおさらい的に。
弊社製シートの特徴、シートベースとスポンジが一体です。
脱型後の加工が最小限なので、シートベースとスポンジの境目はシームレス。
スポンジの経年劣化による収縮で、シートーベースに対して寸足らずなスポンジのアレも起きません。
古いバイクあるある。
当然、レザーを張っても継ぎ目が極小なので外観もすっきりします。
まだレザーの用意出来ていませんが。
製品を手に取ってまじまじ見て欲しいですねぇ。
手に取る言うかそのまま装着して走って乗って帰って(買って)ほしい。
シートベースの状態でもしていますがスポンジになっても再度装着確認。
当たり前ですが問題無し。
問題無いを当たり前にするのは今まで幾度となく確認してきた積み重ねの結果。
凄いだろて話ではなく普通のことをあえて説明しているのです。
そう。 セールスアピール。
物見て気付く人も居ますが気付かない人も居ます。
うちは見えない所まで拘ってるんだ! なんて見せないままいては商売になりませんからね。
確認はそのまま時間なので少ないに越したことは無いけども、幾度となくそして注意深く時間を掛けるけど最短でやるに越したことも無い。
時間を掛ければ良い物が出来るというものでもないし、目的を持った時間を確り掛けないと良い物も出来ない。
まー、やっておくと自分も安心出来るし後々予期していなかった!とトラブル起きることが無くて済む。
予期は作り手がどこまで想定出来たか(ある意味能力)によるんですが。
今までの蓄積(経験)も必要かな。
装着問題無いとかそんなの前提話であって、この製品でもって買ってくれた人にその先何を伝えたいか。
自分が使って走ってこれは楽しいてのを 同じ使った人に『でしょう?』 て言いたいです。
跨っての確認だけだけど既に良い感じ。
ハイシートですが、足つき純正シートと同じですね。
どっちが良いのか分からなくって何度も入れ替え確認しましたが、足つく量も同じでした。
比較的衣類に纏わりつく裸のスポンジ状態でも足がすんなり下せました。
これはステップバー前でも後ろでも同様に良好ですね。
比べて純正シートだとシッティングから足下すと、ズボンの生地が重なって内腿に巻き込むような裾たくし上げられるようなで不快感があります。
これ脇の角張りと内アール強い座面に寄る所でしょう。
ハイシートの方は、足の軌道に対してズボンの生地が動かないので最小限の巻き込みで済みますよ。
これは実際跨れば一番に気が付いてもらえるでしょう。
足下す動作を邪魔するものが非常に少ない。
純正シートは角張りに内腿を押し出され足先が車体の外側に下ります。
そして、膝曲がります外向きます。
膝は可動部分横向いてるんでそこから力逃げます。
濡れたマンホールや浮き砂に足つくと分かります。
足つく前そんなシュチュエーションだとちょっと嫌な感じしながらつきますよね。
ハイシートは、まー、大丈夫だろうで足つき行ける感じです。
車体の内側に足付けます。
蟹股にならないので膝前向きます真っすぐです。
膝で力逃げません足先自然と力入れられます。
積み重ねて行けば多少の不整地でもまず大丈夫で地面と対峙出来るでしょう。
咄嗟の際にも足出し易いし、付いた足左右入れ替えもストレスレス。
足つく量が同じてだけで、本来の足つき車体を支えるという意味からしたら上ですね。
てことで、次。
レザーの切り替えしライン入れます。
一先ずね。
これから色々試作しつつ決めましょう。
黒いプレーンレザーになってステッチ入ったら全く違った見え方になります。
で、レザーの指示決まったので、これからお楽しみタイムだぜーと走ろうかと思ったら雨振り出しやんの。(;´・ω・)
ホント毎晩降るなー。
何かしらのレザー被っていれば良いけど裸のスポンジだから・・・。
しばらく他の仕事してみたけど降り止まず。
この日は我慢した。
くそー。
で、今朝一番でとある機械の納品が。
盆明け急に決まった話だったのだけれども、地元先輩電気屋に200V電源口設置してー! で無理言って朝早目に来てもらう。
当然自分も早めに出社。
設置場はどこですか?
2Fですー。
155kgあるけど平気ですか?
まー、うち人工は居るんで大丈夫デス。(笑)
の事前打ち合わせから
人海。
がんばれー。^^
うちの2F意外と高いからなー。
しかし、また仕事増えてしまった。
覚える事やらなきゃいけない事沢山あるの。
クボタさんあんがと。
Nさんありがとうございました。
で、朝は降ってましたが機械の講習終る頃には良い感じに。
ちょっと遅い昼飯食べ行くついでに走ってきた。
違和感潰して潰して潰しまくったので問題が出無い。
とても普通。
これでXSR900が普通のバイクになったと思えた。
書くと怒る人居るでの書きませんでしたが、いつだったか Riders Land YOYO YOさん所で一番最初跨った瞬間から変だと思ってました。
XSR900出たばっかの頃だったかも。
ということで、
XSR900ユーザーの皆さん。
タイヤやらサスペンションやらマフラーやらブレーキやら換える前に先ずシートをこれにして下さい。
ハンドルポジションやらステップやら操作系の話をしているのを良く耳にしますが、いつも思うことがあるんです。
あなたが居るのはそこで良いんですか?
ステップやらハンドルなんてライダーの居る位置決まってからです。
私の知る限りなんでツーリングバイクに限った話ですが。
レーサーだと一番の目的は、効率良く(速く)走らせること。
一番の重量物であるライダーを、車体のどの位置に搭載するかという話になるのかな。
バラストの役目も振り子の役目もしますか。
レーサーは仕事優先て感じ。
ツーリングは遊び優先。
まー、競技用のシートは作らないので良くは知りません。
シートを介して効率よく荷重を掛けられる速く走れるとかより荷重を掛けられているような気がするとかの気分の高揚とか自分が動かしてるんだ! とかの実感を大切にしたい。
あと、車体からの自然な手応えも大事。
フィードバックて言われるアレ。
それで、バイクが今どうなってるのこうなってる、だから自分はこうした方が良いのかなって分からないなりに考えるきっかけになるようなシート。
実際、シートが適正になると車体に対して適正な操作をするようになるんです。
シートにはそういう力があると思ってる。
いや。
あるのだ。
それがあるからこの仕事を楽しみ続けられていられる。
実は、自分が作っていないシートがくっ付いたツーリングバイクで楽しいと思えたことは非常に少ないです。
逆に、レーサーは余りシートを弄ったことが無い。
表皮を滑りにくい素材に換えたりとか程度。
使い勝手とか条件色々加味した作りの市販車と比べて最初から効率良い位置に居られるように作られていることが多いからか。
まー、レーサー言っても市販レーサーだけどね。