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YAMAHA XSR900 シートベース その3
後ろ側キーロックの辺り。
XSR900純正シートと、 弊社製MT-09用シート(シートベース) のサイズ比較。
圧倒的にMT-09の方が細いです。
タンデムツーリングはXSR900の方が良好でしょう。
でもって長さ。
XSR900純正シートでケガキ入れます。
MT-09のシートの方が短いですよ。
どうやらXSR900のシートレール(フレーム)のエンドはMT-09よりも長いようです。(上山調べ)
まー、MT-09フレームエンド辺りはカウル下に隠れているのですけどね。
両車ともに、シートレールはメインフレームにボルトオンです。
なので、流用可能だとか何とか…。
知らんけど。(;´・ω・)
で。
純正シートベースのこの窪み。
シートベース中で一番窪んでます。
装着した状態だと一番出っ張ってる。
ここのリレーやらハーネスの逃げです。
ライダーとパッセンジャーのちょうど中間だから、ちょっと出っ張っても良いだろうとか?
でも、ちょうどライダーの着座位置付近なんですよ。
ここ押すと分かりますが、とっても薄いです。
まじ薄い。
10mm程度の厚み。
ちょっとびっくりしたもの。
純正シートで深く(後ろ目に)着座位置を取ると硬質感あるのはただ単純に薄い(硬い)からです。
最近は純正シートでもこういうの作るんだよなぁ。
窪み(出っ張り)もうちょっと後ろだったら良かったのにね。
タンデムベルトした辺り。
パッセンジャーの着座位置は更にもっと後ろだから。
ちなみに、指の下窪んでいるのはスポンジではなくレザーの浮きによるものです。
内アール浮きますね。
レザー。
ここ浮いてる! て言う人居るのですが、糊とかでスポンジにレザーを貼り付けると、見た目良いですが乗り心地良くないですよ。
ストレッチのレザーだとしても糊挟むと伸びなくなります。
スポンジは結構動くのです。
表皮(糊)がその動きに追従できないからどうしても硬い乗り心地になります。
BMW純正シートがたまにレザーインサートでスポンジ発泡させるのですが、後処理がとても大変。
レザー剥がすとスポンジ表面確実にダメになりますからね。
アッシー交換してくださいて感じでしょうか。
私はレザー糊付けてあるシート(スポンジ)は触りたくありません。
更に言うと、スポンジの板を積層して作ったシートも同様です。
何層にもスポンジ糊付けしてあるんだから言わずもがな。
型の中で発砲させるインジェクション製法は無垢スポンジになるのでスポンジが正に縦横無尽に動けます。
上から圧力掛かったスポンジは、縦方向に小さくなるだけじゃなくて横方向へも動くんです。
そこへ表面積大きい糊付け面あったら追従しなくなるって分かりますかね。
動きが分断されちゃう。
わざわざ原型作って型起こして高い原材料仕入れて作っているのはそういう事です。
私もバイク乗り、自分も欲しいと思える物作りたいわけですよ。
実際、自分だけのシートとかたまに作っちゃうくらいだから。
話長くなるのでインジェクションで作ったスポンジを削っちゃダメって話はまた今度。
で、同じ電装品背負ってるMT-09なので、弊社製シートベースも当然ここの逃げ設けてあるわけです。
ただ、もうちょっとクリアランス詰められそうなので頑張ってみようかなって。
と言うか、XSR900の方が背が高いんですかね?
MT-09よりシート高あるような感じするのですが。
ディメンション同じだと思ってたんですけど違うんでしょうか。
しかし、やっぱ手動かすの楽しいなー。
ここ最近、妙な案件ばっかでPCと向き合うばっかで嫌になってたの。
この窪み周りのクリアランス調整そこそこ進んだら、
このMT-09流用した前ベロ部分を合体させます。
早く引っ付けたいけど、要所要所やるべき作業を確り終わらせてから。
でないと、あの時やっとけば良かったを後からやるのは遠回りになるからね。
しかし、ホント楽しい。
いや参った。^^