K&H F.R.P LABORATORY

K&H よくあるご質問

質問

インジェクションスポンジのメリットは何ですか?

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当社製シートは、全て『インジェクション製法』 を採用しています。
型の中で発泡させるインジェクション成型の場合、膨れあがろうとするスポンジは型で押さえ込まれる為、スポンジにとても強い圧が掛かります。圧が多く掛かる外側(シート表面側)は、型に押し付けられる為、スポンジの粒のきめが細かく【小さく】なります。 型から抜いたスポンジの表面が、まるで人の肌のようにきめが細かくなる事から『スキン層』とも呼ばれています。

スポンジを輪切りにした物の断面を見ると、シートの表面側(スキン層)から中央にいくにしたがって、少しずつ粒が大きくなっていきます。
この粒の大きさの違いにより、腰のある弾力と包み込むような柔らかさが生まれているのです。 この一見相反する 『腰のある弾力と、適度な柔らかさ』 という要素を兼ね備える為には、スポンジにしっかりと圧の掛けられるインジェクション製法が必要なのです。

ちなみに、インジェクション成型したスポンジのスキン層や、表面側のきめ細かい粒を削り落としてしまうと、とたんに腰の無いただ柔らかいだけのスポンジになってしまいます。
表面のスキン層と細かい粒はスポンジの弾力を保ち、型崩れし難くし経年変化を少なくしているからです。同じ使用状況で、このスキン層と表面のきめ細かい粒がある物と、それらを削ってしまったスポンジとでは、経たり方が大きく違ってしまいます。
こうした事から、K&Hではアンコ抜きなどの形状変更は一切お受けしておりません。

話は変わりますが、よく目にするサスペンションに、巻きが不等ピッチのバネが付いているのを見たことがありませんか?
一本のばねでソフトな乗り心地と、コーナリング性能を両立しようと考えられた巻き方で、コーナリング時や高速走行時にはよく踏ん張り、路面の凹凸をよく動いて吸収させるのが狙いです。 サスペンションの仕事はタイヤを路面と接地させたり、ときには路面からの突き上げを吸収し、乗り心地を良くする仕事もします。

シートには、操作するライダーのお尻を支えるある程度の腰の強さと、乗り心地を良くする為の柔らかさが必要です。インジェクション成型されたスポンジは、車体とライダーをしっかりと結び『腰のある弾力と、適度な柔らかさ』という、良いサスペンションと同じ『よく動いてよく踏ん張る』特性を持っているのです。

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