紀一と博のFRP研究所!! 的な。 (ジャパニーズ カフェレーサーの夜明け)
今日の話じゃないけど、中山が珍しい物を持ってきた。
日本のカフェレーサー創世記ですね。
KAWASAKI の Z1用です。
FRPの補修とシートが無いらしいので一品で作るんだって。
研究所の頃は一品物ばかりやっていたのですが、当時は食えなかったそうです。
なので、今は当時のような一品物はやらずにプロダクション物で食ってます。
当時を懐かしんでいるのか、今回は受けたようです。
ちょっと前だったら 『面倒臭いからやだ!』 とか言っちゃってたんだけどねー。
歳取ったせいかー?
しかし、Z1用は自分も初めて見たか?
言っときますが、もの凄ーくでかいです。
この作業台からはみ出す物って最近無いもんなー。
こんなでかいの張りたくねー。
『そーなんだよ。 すごい面倒臭せぇーんだよ。』と裏側を
何だコレ!?
袋になってんだ。
うーん。
もう見るからに面倒臭過ぎて、何処で割ってるとかどう言う工程でとか考えたくない。(;´・ω・)
本人曰く、 『張り込みとか今見ると恥ずかしくなっちゃうよ。』 だと。(笑)
多分、中山が今の自分よりも若い頃の製品なんだろうな。
確実に若いと思うけど、数えんのも面倒なんで大体そういう感じって事にしておこう。
『どん位作ったの?』
『大して作ってねーよ。 当時、30個限定でシリアルNO入れて売り出したんだよ。 でも、25だか26作って面倒臭くなって止めちゃったんだよな。』
止めちゃったのかよ。(笑)
ちなみに、下のBBC18号には28セットと書いてあった。
まー、本人も忘れちゃってるんで正確な数字は忘却の彼方って事で。
ガソリンタンク。
キャップ付け根や他一部からガソリン漏れがあるらしく、折角なんで一度切開して補修します。
タンクもでかい。
エノットも通常バイクで使うのより一回りでかいタイプ。
たまたま手元にこんな雑誌があったので紹介しちゃう。
平成6年3月10日発刊 BIC BIKE Clusin' NO18号
『国産4気筒カフェレーサーの時代』 より。
しかし、凄いな。
自分もいつか 『こんな事やってた時もあったんだよ。』 なんて言いたいね。
今度、練馬に昔の写真を掘り起こしに行ってこようかな。
で、歳は取りましたが当時製作者が直しております。
自分はノータッチ。
写真撮るだけー。
ですね。
大体アメリカンの後はカフェレーサーでした。
このカウルが来るかと聞かれると言葉に詰まりますが。(笑)
まー、このままでは無いにしろ、何となくこういう流れはあるでしょうね。
ホンダからしれっとCB1100Rとか出そうで怖いです。(汗)
何気に時代がカフェレーサーに傾いている気がする今日この頃です。
かつて、レプリカの次にネイキッドが来たような感じです。
おっ!DGさん。
初書き込みあざーす。
RZとかCB250RSのカウルは自分も張りました。
型は随分前に捨てちゃったんですよ。
ちょっと勿体無かったかなって。
青鹿がRSZ乗ってた頃に付けようかと言ってたんですが、既にシートベースの型が無かったんですわ。(笑)
しかし、今見ても斬新ですよね。
当時 『中山君の作る物は、世の中の流れより10年早い!』 と秋元 (紀一) さんにも言われてたようです。
まー、セールス的には芳しくなかったんでしょうね。(笑)
中には大ヒットもあったようですが、中山的には何となく作った物ばかりだったようで、力入れたのはことごとく・・・。(笑)
あと3年で創業40年です。
自分の世代ではどうなる事やらです。
免許取りたての頃 【紀一と博のFRP研究所仕様CB250RS】に乗ってたんですよ! 懐かしい~!
無限のカム入れたりキャブ換えたりして楽しかったよな~。 今も楽しいけど。