YAMAHA XSR900 ハイシート その13 パッセンジャー座面合体

xsr900ハイシートの原型ライダーとパッセンジャー側の座面が合体した

先週末の話ですが、パッセンジャー側の座面も引っ付けましたよ。

xsr900ハイシートの原型ライダー座面仮合わせして店の前

何となく全貌が見えてきたような無いような。

これで散々走り回りまして、 『ピーン!』 と針が合わさるような座面に少しずつ 近づいてきましたが、

xsr900ハイシート座面修正するため原型をサンダーでカット

最後ここだ! という箇所が見当付いたので該当部分をカット。

xsr900ハイシートの原型座面を分割

ぱかっ!

xsr900ハイシートの原型座面を低くする

カッターネットの刃の厚み分落とします。

xsr900ハイシート座面をカッターネット刃の厚み分低く

落とすのは2mmくらいかな。

ただ、垂直に落とすだけじゃなく、ほんの少しだけ擦り合わせて可変してから引っ付けます。

たったこれだけで結構な変化あるんだから面白い。

ホントに。

10mm仕事から始まり5mmになり2mm未満の修正を積み上げていきます。

変わらないんだだったらこんな手の込んだことしないです。

2mm高いそのまま仕上げちゃったら楽なんだから。

xsr900ハイシートの原型でテスト走行田んぼの前

これでまた走りまくる。

フロントふわっとなる位の加速と後ろ見つつ急な減速も試したり、30km/h程度で巡行したり手放ししたり。

まー、加減速なんてどちらか一方に荷重掛かるので良いのだけど、開けない閉じないのどっちつかずな低速巡行が実は難しいのな。

てなことで、ライダー側の座面決まりました。

決まるの早かったぁ。

MT-09で散々やったのがホント役に立ってる。

現状、XSR900でこの座面作れるのは日本で自分だけだと思う。

まー、XSR900のシート作ってるヤツがどんだけ居るんだてな話もありますが。

ちょっと特殊なの。

ちなみに、同じMTシリーズでもMT-07は普通なんですよ。

xsr900純正シートのタンデム側座面形状

それと、純正シートはパッセンジャー側の座面断面がもっさりのかまぼこ状になっているのですが、

xsr900ハイシートk&hタンデム側の座面形状

今回のシートは普通のダブルシート然な平らにしました。

スポンジの厚み少ないのは純正同様なんだけど、少しでもタンデムでの乗り心地改善しますようにと。

あと、この方がシートバッグやら荷物も安定して載せ易いだろうし。

平らだけど逆にシルエットは純正よりシュッとしているかなぁ。

『シュッ』てなんだってな話だけど。

シングルシート然とさせるなら、最初からシングルシート形状にしてしまった方がどっちつかずにならず良いんじゃないでしょうか。

今作っているこのシートの反響次第では次回作あるかも?

あと、残念ながら、純正シート上に被せるシングルシートカウル(カバー)との併用は出来ません。

それ使えるようにすると純正シートと同じ形状になっちゃうから。