HONDA XR600R 乗り出し前整備 その10 エアクリーナーBOXとインマニ
埃ぽいエアクリーナーBOXは掃除。
ジョイントのゴムには排気ガスや油汚れと砂埃がびっちり固着していたからシリコンスプレー塗布しつつ磨き倒す。
フィルターは前オーナーからいただいた弊社と良く間違われるK&N社製に。
純正のスポンジにしようかと思っていたんだけどある物は使います。
個人的にはリユースの際スポンジの方が洗い易いかなぁ。
エアクリBOXの溝ゴムは新調。
先日キャブを組み上げた ので、マニホールド。
当たり面のシールと共にまだ純正が出たので頼んでおいた。
付いたいた方も現状では深刻な不具合などは無さそうだけど、古い車両でゴム系この辺りの部品が廃盤になると手に負えないので純正が出る内に交換しておくのが吉。
特にコンペモデルは廃盤になるのが早い。
XR600のRFVCエンジンは長く大きな変更もなく、市販車にも多く採用されているようで部品の供給は良いようです。
プラ外装は残念ながら無いですが。
1.9万キロ走行でも30年前の個体。
ゴムの硬貨はそこそこ進んでいる。
日本製だけあってオゾンクラックなどは無い。
イタリアンハスクバーナは新品付けて50㎞も走るとクレパス走ったからなー。(笑)
新品は柔らかい。
引けてベースと剥離
正規。
シールもピンピン。
元のはマニと少しずれているのかも。
エンジンは門外漢なので光明丹塗ってとかしないけど。
まー、そもそも整備の方も畑違いどころかドがつく素人なんだけどね。
型の継ぎ目もあまり良くなかったようだ。
リューターで削るも誤魔化しきれていないよ。
新品の方は型も変わったのかベースプレートと合っている。
継ぎ目もバッチリだ。
エアクリ側のバンドが出たので新調した。
マニの方は廃盤だったー。
探せば合う物あるんだろうがまた今度。
細かいボルト類はほぼ新品にしたよ。
もう趣味の域だー。
しかし、エアクリ嵌めるのは知恵の輪だなー。
キャブも装着してあとはガス待ち。
INがOK次はOUT側
EXスタッド錆び錆びなので交換と思ったら固着しててナット回したらキレイに抜けて大助かり。
下側の二本(単気筒だけど2ポート)は居残り。
ちょっと手こずるも浸透油やりつつ炙っては叩いて抜く。
まー、割と順調。
分割式のフランジもこの通り。
面倒なので当初はやるつもりなかったが車体から外して手元にあると意に反して勝手に手が動く。(;´・ω・)
少しでも歯止めになる様に処置しておこう。
サンドブラストなど無いので出来る範囲だけどね。
おっと。
これは純正のボルトじゃないぞ。
錆びて抜けなくなる前で良かった。
何でもそうだけど、純正サイレンサーて後になると貴重なのよねぇ。
このプレス入ったサイレンサーは採用年式も少なかったのかな?
重たいから軽い社外にしたい気もあるが、消音効果低い物は絶対に嫌なのでやはり信頼のオリジナル。
まー、社外品はいかにもになってしまうし古い車両は純正サイレンサーが雰囲気だよね。
裏の当て板はシェイプしつつ軽め穴。
ちなみに純正サイレンサーめちゃ重たい。(笑)
’90はエキゾーストパイプが2IN1せずサイレンサーまで独立型。
SUSだけどまーね。
口元は既に
何と、ヒートガードはアルミ製でアルマイト仕上げだった。
てことで塗ってみた。
まー、さび止めだね。
当初からエキパイは黒にしたかったのだ。
2IN1パイプの年式は黒だったしね。
細かい部品は新品を調達。
意外と出たな。
こんな感じ。