XSR900 ダブル(ハイ)シート その16

懸案だったアンダーラインが最後の詰めになりました。

こんなにバシッと切りましたよ!

後方への切り上げライン。
良くないです。
切り落した部分を見るとほんの少しと思うかもしれませんが、それだけでも随分と雰囲気が変わってしまいます。
こんな事の連続というか、全てにおいてこの少しの変化をもたらしながら原型を作っているんですね。
ずっと気を張って変化について行かないと、更に良くどころか良いと感じた元の地点にすら戻れなくなります。
単純に形状だけを戻しても、何が良さを出していたのか理解していないと良さを取り戻せない。
世の中にはそれら気が付かず(気にせず)に製品化したプロダクトのなんと多いことか。
まー、買った人も気が付かない気にしないってのもありますが。
設計者が10詰め込んで一般的な消費者が受け取れるのは、良くて2とか3くらいじゃないかなぁと思うんです。
かなり勘の良い人でも5くらい?
この10というのはパーフェクトな製品てことではなく、製作者が伝えたい事(どこまでやったか)て意味。
10あっても10詰め込むのは無理ですね。
時間の制約や要件、あとは技術力とか諸々。
限りなく10に近くなるよう努力するのですが、それをして受け取りは2とか3。
じゃー、細かなことを省いて7とか8で作ったら?
ぼやっとして在り来たりで埋もれてしまう製品になるでしょうね。
バイクに纏わることだけでなく世の中にそういった物が山ほどある。
そんな物を作りたいわけでもないし、作ったところで売れないですからね。
まー、何かの拍子に売れたとしても、売った数だけその評価を受けることになります。
儲かりはしないけど確りとした物を作っておいた方が長く続けられるんですよ。
弊社は今年創業50年です。
細々とでも続けていく。
大事。

で、レザー張っても良くないじゃんと。
夜、水洗ブース落とし集中してしばらく見続けこの日は放置。

本日、明るい時間に表へ出し良く観察。

うーん。いまいち。
良くないのを再確認。

弄っていない方。
元の方が良いね。

在り来たり。

まー、好みの問題だと思いますが。
私はこちらの方が良いと感じるので意外と面倒ですが元に戻します。
無駄な作業でしたが無意味ではないです。
無駄な迷いだったのが分かったからヨシ!
全て試したのでこれで心残り無しに先へ進めます。
画像を加工したんじゃ分からない。
やって見て決める。
物見て決める。
現物至上主義。