モンキー125 シート製作スタート

XSR900ダブルシート原型終盤に差し掛かり、モンキーを密かに工場へ入れました。

かわいいよね。モンキー。

何はともあれ、先ずは純正シートを外して固定方法を検証します。

シート下にあるフレームからこの蓋を外し、

ボルト抜きます。

左側も同じよう抜くとこんな感じにシート前側が外せますので前側にスライドさせます。

シート後ろ側がフックになっていて、

後方からここに差し込まれます。

ボルト固定の一般的な純正シートだと、これの前後逆パターンなのですが、モンキは後ろフックなんですね。

なぜそうなったかはまだ検証していませんが、設計のホンダですから何か要件あってのことでしょう。

前側ステーは純正シートから取り外して使うようにします。
 

パーツリストを調べると、シートアッセンブリーではなく前ステーやゴムブッシュやツバ付きカラーなど個別設定されているので安心しました。

これ何が問題かというと、ユーザーがモンキーを中古車として買った際に、純正シートと異なる固定方法の社外シート付けられている(純正シートも残っていない)場合、『シートステーが無い!』 て言われることあるです。

ステー単体の設定が無いとちょっと面倒なんですねぇ。

たまに『シートにステー付けろ!』と言われるのですが、付けても(作っても)良いのですが、純正部品のように数万単位で見積もっている価格には程遠いですから当然価格に反映されます。

既に持っていて移設をいとわない人からしたら要らない付属品。

大掛かりとまでは言いませんが、ステーを付属すると大概はシート本体(本業)の利益を圧迫します。

製造業だけでなく皆さん苦労していると思いますが、ここ数年の製造原価の上昇が過去類を見ないというほど物凄いのですよ。

金属だけではありません。

ウレタンだってうなぎ登りです。

梱包のエアーキャップや段ボールやテープまであらゆるものが値上がりしていますからねぇ。

折りを見て(近く)シート上代も上げる予定です。

色々と先を鑑み純正シートの中古品を入手しました。

パイピングは無垢のビニールを周りのレザーとウェルダー加工(熱溶着)してあります。

弊社のパイピングは芯材入れてレザーで縫い込んでいます。

ビニールのパイピングは可塑剤抜け易いのかカチカチになりがちです。

でもって割れる。

うちも昔~し使ってました。

レザー巻きに比べて腿に食い込みますね。

レザーもスポンジも必要ありませんが、色々と見るところはあります。

パイピングの逃げなのか変なことしていますね。

経たりを加味しても柔らかすぎですね。

まー、それは新車で買ったうちのモンキー乗ってもこれは変わりませんから仕様なのでしょう。

柔らかいのは良いとしても、形状が今一つです。

引き取りに行って跨った瞬間にその理由が(私は)分かったのですが、柔らかいしその部分はボヤけて大丈夫かな? という気がしたのもつかの間、荻窪から朝霞に戻る道中で嫌になりました。

その辺は追々やります。
 

ただ、私はこのモンキー125の吊るしの状態好きなのです。

なので、先ずは純正シートの雰囲気を保ったシートを作ります。

全てにそうなのですが、闇雲に何でも変えてしまうのではなく、その車両の良さや素性など寄り添った物を作りたいですね。

何でも変えた風にしたい人は物足りないかもしれませんが、レザーカラーなどセミオーダーすればオリジナルの物を仕上げられますから。
 

もちろん、ネガな部分は極力消しつつ更に車体操作する楽しさを盛り込みます。

上質に仕上げますので車格も上がりますよ。

取り付けステーこそ純正を移設して使いますが、125だから安価になんてことはしません。

車体価格300万を優に超えるGSなどと同じ作り込みです。

比べて値段は少し安価な設定にしていますが…。

このドナーシートから、おおよそのアウトラインと取り付け寸法取りします。

そら豆テイストを入れても良いかなーとか色々考えています。
 

XSR900ダブルシートの型取り優先ですが、どしどし(牛歩で)進めます。