’23~ツアラー(ロングタンクモデル)スーパーローシート その10 試走
表出しましたー。
事前予測を上回るほど座面を弄ったので、こりゃ動でどうなるのか分からないぞとなりオーナーのTさんに連絡して
『確認したいので少し走って良いですか?』『必要なだけお使いください。』とご快諾を得ましたので走ります。
いつもありがとうございます。
ストッパー部分を少し後方へ移動させたので、シフトやブレーキペダルの操作がどうなんだと。
膝が伸び切ることも無くゆとりを持って上から踏み込めます。
シフトはシーソーなので後ろ踏みでアップ、前踏みでダウン。
アップは遠くても手前ペダルなので良いのですが、アップは前側ペダルの踏み込み。
遠いと膝伸ばしてちょこんとつま先操作になります。
HDのシフトはストローク大きく(6速現行モデルはそこまでじゃないが)ドッグが奥まで噛み合うよう確り操作する必要があります。
ブレーキも確り上から踏み込めるの大事。
リアブレーキ操作が確実にできないと、特にHDは車体が安定しませんからね。
GO STOPもそうだし低速の旋回も。
シフトとブレーキ操作がしっかりできる着座位置が必須。
遠いからとハンドル交換して手前にしがちなんですが、ハンドルは後です。
ライダーが何処で操作をするのかを決まって初めてハンドル位置どうするのかですからね。
先ずはライダーの位置。
足を出す際に妨げになる物が少なく素早く下ろせます。
最短距離で足を下せ膝は前を向きますよ。
内腿の圧迫強い幅広なシートだと、膝が外を向いた蟹股になってしまうのですが、これだと地面に接した足先の力が膝から逃げてしまいます。
砂利なんかが乗った路面を想像してもらえると分かると思います。
分からないって?
そうい人は是非林道へ。^^
蟹股だと滑った際のリカバリーもし難いです。
『踵がつきたい!』と良く言われる踵はいざと言うとき使わないです。
重要なのはつま先のつき方と膝の向きですね。
前を向くのか外を向くのか。
気持ち良いなー。
しかし、TR系はカウルがフレームマウントとは言えステリングヘッド周りが重い。(;´・ω・)
ステアリングからオーバーハングした位置てのも大きいかな。
ステムから手前に引かれたハンドルの効果も大きく、車体が傾いた後から更に重さが伸し掛かってくる感じ。
メトロノームの重しを目一杯上に付けたみたいな動きを連想させる。
割と重量車も慣れている自分ですが、足つきの良さの重要性を感じますね。
最終的に車体を如何に支え易いのかが重要。
足の付く量じゃなくて足の付き方。
借り物というのとCVOてのもあり久し振りの緊張感ある試走だわ。(;´・ω・)
普段あまりメーターは見ないのだけど、この位置は視線の移動が少なく視認性が良いですね。
パネルも大きいですしね。
試走時はポケットに物を入れたくないのですが、左右この位置のBOXがすごい良い。
スマホ入れさせてもらいました。
開閉ワンプッシュだし中も深く利便性高し。
フロント19インチが気になっていたけど、そこまで感じる余裕がありませんでした。
16インチのコロコロ転がる感じでは無いのは分かったけど…。
クランプの角度で少し手間になっているのかもしれないけれど、やっぱりハンドルは手前過ぎです。
配線中通しなので交換は大変と思いますが、できればもっとオフセット量を減らしたい。
高さも抑えたいかな。
引き少なく今より低いハンドル。
そうすれば操安も良くなるだろうし車体も軽く感じるはずです。
重たいカウルから手元が離れ過ぎている。
あと、上体が少し後傾気味。
もっと後ろに下がればと思うかもしれないけれど、ステップとの位置考えるとこれ以上下げたくない。
後ろに下がるとバイクに乗せられちゃうんですよ。
乗せられても良いのだけど、乗せられる割りには車体が重た過ぎる。
色々なことを想定してこの位置です。
ハンドル換えるにせよ換えないにせよ後ろ過ぎない前過ぎないある程度前後自由の利く座面形状にしました。
座面はこれで行きます。