’23~ツアラー(ロングタンクモデル)スーパーローシート その12
今朝は弊社オリジナルのヘビーオンスな スエットパーカー を着て出社。
袖、裾、脇のストレッチ、大きめのフーディーとカンガルーポケット。
ずっしりと乾いたザクザクの生地で好きな人にはザクザク刺さるパーカーだと思います。
お勧めです。
で、先日感じたハンドル倒れ過ぎ だろ問題。
原型進行のタイミングで試走できる時間が作れましたよ。
ということで、
先ずは基準値をマーキング。
特に数値は追わないけれど、好きに変えてしまうのでオーナーへの報告兼ねて残しておこうと思う。
上山の好きな角度で試してくれと言われている。
HDは前決めの後ろクランプ!
と思ったけど最新型がそうか自信無いから目視で確認。
うん。
やっぱりそうだ。
手前を緩め、
大体の位置に合わせ表に出す。
走っちゃ停めて調整。
このポケットが大活躍。
人様の物を勝手に…。(;´・ω・)
しかし、数日前走った時は青々していたのになー。
やるなー、国土交通省。
そして、結局、角度はこれだけ変えました。
たったこれだけと思うかもしれないけれど、高さあるしセットバックも大きいからこれでかなりの差になるですよ。
ただやっぱりこのハンドルは『これ!』って角度に決めるのは難しい。
立てると前目乗車がし易く良いのだけど、起こした分だけ高さが出てしまってベビーエイプ的な手首の位置になったり(この手が好きな人は喜ぶだろうけど、そうでない人は気になると思う。)、寝かすと手首の返しが良くなるけど手前過ぎてステアリングヘッドが遠く操舵のフィードバックがぼやけカウル周りの重さをより感じるようになる。
総じて、どの角度にしてもハンドル末切りでは脇と肘の開け閉めの可動域では追い付かず、上体ごと右へ左へと振らないといけない。
着座位置を最前にしてフルロックUターンやスイッチバック(もちろん足バタバタ)したけど同じ状況。
あ、跨りバタバタバックは物凄くし易いです。
純正シートは出来なくは無いが無理。
砂利なぞ浮いていようなら、ゆっくり倒すみたいなリアルなイメージが湧く。
何しろ400kgありますから。
あの幅広な純正シートでは、割と大きいバイクの取り回し慣れている自分でもタンデムでの出発時や駐車の取り回しなんかはちょっと嫌かも…。
ちょっととか、かもじゃなくてはっきりと嫌だ。
自分はメリケンに比べたらチョー小柄な部類だろうからなぁ。
皆さんビッグツインで跨りバタバタバックで踵やつま先ズルッとなったことありませんか?
跨っての取り回しは、前に進む時より後ろに下げるときの方が腿裏の圧迫で膝から力逃げ易いんです。
今回のスーパーローシートでかなり改善します。
ただ、ハンドルは鬼門だと思うなー。
何しろこのスイッチ…。
配線ハンドル中通しだからねぇ。
ただ、私は無知なのですが、もしかしたら全て抵抗値拾ってるタイプのスイッチからもしれないから配線のボリュームはそこまででは無いかもしれません。
知らんけど。(;´・ω・)
この前、ドリームのメカニックに教えてもらったのだけど、最近のこの手のハンドルスイッチは全てのボタンに対して配線なんかされていないそうです。
まー、あとはオーナーさんの体系もあるからシートで着座位置決まったら色々と試していただきましょう。
前にも書きましたが、ハンドルは後です。
何はともあれ先ずはライダーが何処から車体を操作するか。
ハンドルなんてもんは後で良いんです。
車体に積まなきゃいけない一番の重量物を何処に?
操安に関わるという意味でもライダーの乗車位置って物凄い大事な要素です。
原型の方は今日は細かい作業が結構進みました。
来週中には完成させて型取りに移行したいと思っています。
でも、明日明後日と定休です。
天気次第だけど、家族と出掛けようっと。