’23~ツアラー(ロングタンク)スーパーロー & ペアライド フルコンプリート!!

お盆休み前にNEWリリースとなったスーパーローシートに新たにもう一種類加わりました。

今日決まったのでネーミングまだ決めてません。(;´・ω・)
 

ということで、

センターにディンプルをはめ込んだレザーバリエーション。

結局は、一番シンプルな物に決定しました。

試作レザー何度も縫って散々頭悩ませていたんですけどねぇ。

シートの後ろ側ステーは、標準がステンレスのフルポリッシュ仕上げなのですが、

オプションとして、黒塗装(パウダーコート)もあります。

高温で焼き付けたパウダーコートですから塗膜はとても強いのですが、もし剥がれてしまってもベースプレートがステンレスなのでそこから錆の発生がありません。

黒を選択した場合は、取り付けナットの樹脂製座金が付属します。

着脱の頻度が高いシートですから塗装の擦り切れ防止になるでしょう。

エンジン/プライマリーカバー、バンパーやペダル、パニアケースのロックノブなど、パウダーコートを多く採用しているこのモデルには黒ステーが合いますね。

と言うか、クロームメッキはマフラーくらいしか無いんですね。

と思って実車を見ると、実はホイールがクロームです。

鍍金は側面だけであとは黒塗装。

流石CVO!

そんなこんな、センターディンプルレザーのスーパーローシートお求めは こちら から。

そして、合せたペアライドシートも決まりました。

座面幅と厚みが確りあるタンデムツーリング向きのパッセンジャーシートです。

山なり断面の純正シートに比べてとにかく平らです。

小柄なパッセンジャーが足をボード(ステップ)に下し易いよう先端を少し絞った形状にしてあります。

小柄な方だと両ふくらはぎ辺りにバンパーが当たったりするので、最短距離で足を下ろせないとステップに確り足を乗せられなかったりするんですよ。

ペアライドシートは取り外しがボルト一本ですから、ソロツーリングのときは外してという使い方?も出来ますよ。

それと、セパレートの利点としては、ライダー側と個別にスポンジの硬さを設定できます。

と言うか、標準スポンジの時点で硬度が異なります。

パッセンジャーシートは、ライダー側に比べ少し柔らか目にしてあります。

ライダーと違って骨盤(スポンジの反力)使って積極的に車体操作とかは無いですからね。

前後そのままでシルエットも良いかなーと思います。

勿論、先にラインナップされたプレーンレザー対応のペアライドも作りました。

勿論、タックロール対応もラインナップです。

タンクに少し被さる部分の取り回しや処理などきっちり仕上がっています。 

ワイルドかと言われたら分かりませんが、上品な仕上がりと思います。

いかがでしょう。

リアシート側も標準はステンポリッシュステーですが、オプションでブラックパウダーコートが選べます。

ポリッシュ

画像だとちょっと分かりにくいのですね。

ブラック。

勿論、母材はステンレスです。

面積としては小さいです、拘る方には重要な所ではないでしょうか。

私は割とこういうにの拘るので作ってみました。

HD用シートとして多くの車種で共用しているステーなので、このほかの車種でも選択できるよう拡充していきます。

決して安くはないですが、単品販売もしますよ。

そんなこんな、ロングタンクに適合するシートのフルラインナップは こちら です。
 

歴代HDの中でもかなり手強い車両ですから、取り回し時の足つきや乗車時の操作含めシートは非常に有効な部品です。

幅が広く着座位置が後ろ目な純正シートで手を焼いている方には必須だとすら感じています。

興味のある方は朝霞に試乗に来てください。

純正シートから付け替えたらその差に驚くと思います。
 

最後に、長い期間の開発にも関わらず車両提供してくださったT様には厚く御礼申し上げます。

貴重な車両でもありますし、当初の話とは打って変わって物凄い時間掛かってしまったので非常に大きなプレッシャーを感じていました。(ホンキ)

そんな中を細かなことは一切言わず、こちらから連絡するまでずっと楽しみだと待ってくれました。

本当にありがとうございました。上山