私のお気に入りの部品

現在、FLHがバラバラなのでXLHが通勤で大活躍。

ここのところ全然乗ってなかったからというか整備不良が…。

アイタタタ
 

ということで、

段差越えでハンドルからコツコツと小さな突き上げが。

ポストのボルトが緩み始めてた。

締める。

ブレーキペダルのリターンが効いていない。

めちゃ渋い。

抜いたけど噛み込みなども無いしどうもない。

ブッシュが膨潤したぽい。

ジュラコンやデルリンより舐めっこい。

何だろう。

グリス塗ったからかな?

確かHD純正のベアリンググリスだったはず。

あ、DIDのチェーングリス差したかも。

このブッシュは自己潤滑性のある樹脂なのだろうけど、気持ち油分を付けている。

今回は薄っすらスプレー式のシリコンスプレーにした。

フラップホイル使って内径広大。

シャフト抜き差しして良い頃合いにしたが、今後、膨潤した分が元に戻って(痩せて)グラグラしたりするかもしれない。

しかし、スポーツスターはペグシャフト外すのにスプロケカバーを外さないといけない。

と言うかスプロケカバーにペグのシャフト固定してる。

これがまた建て込みじゃなくてカバー裏でナットなのよ。

なので、カバー外すのに前後エキパイフランジやら前バンクのサイレンサー、リアマスターシリンダーとあれこれ緩めたり外したりが伴うという…。(;´・ω・)

まー、スポーツスターあるある作業なのだけど、日本車しか目にしない人からしたらありえない固定方法。

ちなみに、このカバーは転ぶとちゃんと割れます。(ペグに高負荷掛るとカバーアッシー交換)

リアマスターもスプロケカバー固定。

こちらは建て込みなので外から単体で外すことが出来る。

と言うか、そうしないとブレーキライン解かないと外せないスプロケカバーになってしまう。

我が883の右ステップ周り、 JOCKY新井さんの全体外へ出す部品を付けている。

更にジョッキーブレーキペダルは少し短くなっていてコントロールがし易い。

4速から5速になった際、ギア一枚分プライマリーカバーが外へ出たのだけど、右側はそのままだったんですよ。

バイクのセンターに居るためステップもシンメトリーにってことでこの部品が生まれたらしい。

自分の883に今では無くてはならない部品になっている。

あ、マスター上に被さっている黒いカバーは弊社の製品です。

ヒールアシストカバー

個人的には効果絶大なのだが、ほとんど売れていない。

まー、2003年の終売したバイクの部品を2018年に作ってもそう売れない。

それでも良い。

自分が欲しかったから作ったのをついでに販売しておくかと言う程度。

踵で車体をホールドできないバイクはどうも落ち着かない。

そわそわしちゃう。

以前、所有していた ’97XL1200Sにもこのステップを付けていた。

シングルプラグの1200は良かったなぁ。

スペーサーには遊びで軽め穴を開けておいた。

装着すると全く見えない。

だからたまにブログで見せておく。

ブレーキペダルの動きも良くなった。

違う。良くなってはいない。

元に戻っただけ。

まー、チューニングじゃない整備だから。

で、後どっか無いかなと色々見渡したらドライブベルトがちゃっと緩い。

緩んだというより前回の調整が悪かったんだろう。

自作特殊工具を使ってベルト張り調整をする。

スイングアームのこの穴に、

短い方をぷすっと刺して使う。笑)

長い方に巻き付けた目印をスライドしてアクスルの位置を決める。

これ、サービスマニュアルにも記載された正規の調整方法。

まー、結局アライメント目視して走って微調整するんだけどね。

スポーツスターは前後一列にタイヤが付く。

当時のビッグツインは、殆どのモデルが左右オフセットしていた。

今のは知らない。

ただ、スポーツスターであっても左側(プライマリーサイド)が重たく左巻き込みなんだよね。

みんなハンドル押し引きか右寄り乗車で真っすぐ走らせてる。

ずれ乗りの人は車体直立、押す人は車体が少し傾いてる。

ステーターマグネットやミッションー、バッテリーやら重たい物が左にあるからねぇ。

社外の軽いマフラー何かにするとさらに顕著にクセが出る。

スプロケットが許す限りでアクスルを引いているが、まー、おまじない程度かな。

一見、1996年オリジナルのXLH883なのだけど、自分の好みに合わせ細かな部品を吟味し取り付けてある。

このペグ周りにも自分の好きが詰まってる。

バイクは好きの集合体。

ポイントカバーのリベットも当時のまま。

故障もしていない換える必要無いからー。

なるべく足さない引かない、人にはフルオリジナルと言っている。