クロスカブ(スーパーカブ)用そら豆(ハイ)シート その10

クロスカブ&スーパーカブ用そら豆シートの原型製作も佳境に入っています。
 

ということで、

シート持ち開けた際のシート縁とカウルのクリアランスをどの程度取るか再確認というか再考しています。

これゴムを挟み込んだたけでこれだけの重量物を支えるには心もとないんですよ。

ヒンジ固定部からピボットまでもオーバーハングしていますしね。

ゴムも劣化すればもっと可動域が広がってしまう。

というか、既に劣化してクラック入ってる。

シート縁がカウルにバシバシ当たり続ければ、レザーがせん断されますから。

先日、2024年式のスーパーカブ110 合わせに行ったとき、ベースのゴム板が大きくなっているのを紹介しました。

で、ふとハンターカブのヒンジ周り予備で買ってあったのを思い出した。

そう。

2022年までのハンターカブ(JA55)にはこんな板が付いていたんですよ。

勝手に『ヘルパープレート』と名付けよう。笑)

2023年(JA65)からベースのゴム板が変更になっています。

これが JA65用ヒンジ周りのPL(パーツリスト)。

2023年から追加になった 1番のゴムは『ラバー、フェールタンクストッパー』て名称。

タンクキャップとシートベースの干渉を予防する物なのかな?

で、このJA55にはあったプレートは

『プレート、シートヒンジ 77117-K2E-T00』

『ラバー、リンクストッパー 50352-GS6-000』

の2点。

容量が小さいゴム板をフォローするための金具だったんでしょうが、JA65になりゴム板の容量を大きくして廃止になっています。

まー、コストダウンもあるでしょうね。

そもそもコストの掛かっていないというか、ハンターカブに比べ車格が下のクロスカブやスーパーカブにはそのステーすら付いていません。

こう見るとゴム板の接地面が小さいと分かります。

で、そのゴム板とツバ付きカラーを外すと、

なぜか座金がもう一枚。

挟まないと固定の袋ナットで締め切りできない?

唾が座屈すると底付き(天井打ち)しちゃうのか?

で、その座金を取り除いて『ヘルパープレート』を敷いて、

ゴム板を元に戻す。

ヒンジをヘルプします。

ヒンジの荷重をここでも支えます。

気休め程度ですけどね。

まー、あると無い比べれば違いはあります。

ヒンジのたわみが減り、シートの開きも小さくなります。

今度JA65のお客さんが来たら装着可能かと効果があるのか検証してみます。

良ければ在庫して販売します。

まー、ドリーム行く用あればそっちで頼めば良いし、シート買うついでがあるのなら一緒に買ってください。

ちなみに、このステーのみの販売はしません。

逆に販売の手間が掛かっちゃうんで。

それはドリームも同じか。

なので、ドリームでも何か整備とかのついでに頼んで下さい。

普段整備も出さずチョコマカ細かい部品だけ頼み来る客は嫌がられますからね。

シートベースの方も大詰めです。

明日には原型完成する…

かな…?
 

あ、これDAX125にも付くのかな?

明日試してみよう。