1996 XLH883 スポーツスター 継続検査の後整備
先日、継続検査受けて きましたが、整備が途中だったので後整備。
ということで、
’96はKEIHIN製のCVキャブだったのでチョークじゃなくてエンリッチナー。
空気を絞って混合器を濃くするのではなく、スターターバルブ(ガソリンポート)を開いて濃くするのだ。
空気絞るんじゃなくてガソリン余分に送るなんて石油原産国だから成せる業。
でね。
これ取り付けの際に締め込みナット頑張るとツバの部分から折れちゃうんですよ。
だって、雄ネジ側は樹脂なんだもの。
歯付きワッシャがまた締め込み具合を難しくしている。
京浜HDキャブあるある。
下は、’98(スクランブラー)ので、フリクション調整のネジ山が逝ってしまった(引いたまま保持出来なくなった)HD純正ケーブル。
部品取りや流用品に使えるとしてキープ。
上は今回取り寄せた社外品。
純正ケーブルで良かったのだけど、スペルかわいいなってのと、どうしてもこのチョークバルブで空気絞ってるマークが気に入らなかったのだ。
まー、スペルまんまチョークて打ってあるんだけどね。
『ENRICHMENT』とかしてくれたら良いのに。
そのままポンと付けるつもりだったのだけどアウターの長さが違う。(;´・ω・)
はぁー。
仕方あるまい。
とりあえずタイコすっ飛ばして分離。
チャリ用のエンドキャップ。
を長さ合わせて切ったアウターに被せる。
ブーツ内に収まるし加締め無くても良いかな。
一応接着剤を薄く塗っとく。
ケーブルをアウター通してから抜け止めにフレアして半田盛る。
タイコは抜けなきゃ良いのだ。
でけた!
ノブのロゴに見覚えあると思ったら、これHONDA系のリプロ流用なんだなー。
どうせ長さ調整するのなら、 XRで使ったHONDA純正ケーブル にしたら良かったのか。
ホントは車検前にやりたかったんだけどハンターカブ一杯一杯で気持ちが向かえずだったのだ。
やり出せば早いんだけどね。
’96も ’98もほぼ同じ長さなのでそれ基準にして作った。
厳密にはガソリンコックの位置の絡みでノブ側の固定箇所がほんの少し違う。
まー、伸び切りじゃなくたわませて位置決めだから大丈夫。
大事なのはタイコからアウターキャップエンドまでの長さ。
全閉に出来ないと燃調が狂ってしまう。
取り付けはキャブ本体を外して行う。
いつもここ破断するときは粘らず一瞬なのだ。
寒い時期は特に注意が必要。
もう手締め目一杯で良いのかも。
ガイドチューブとの嵌め合いキツ過ぎずガタも無くばっちり。
エンリッチナーケーブル交換もあったのだけど、実は、スロットルケーブルの注油が本命だったのだ。
ずっと重いの分かってたんだけど、上から吹いてお茶濁してた。
上からだとHDのアジャスターの構造上そこから溢れ出ちゃってダメなのだ。
なので、この何度目かに登場する MOTION PRO CABLE LUBER V3 使って下(キャブ側)からヤマルブ ワイヤーグリスを押し入れる。
で、帰りびっくりするくらいスロットル軽くて今まで何だったんのだとなりました。
更け上がりが軽くなったと感じるほど違う。
いや、ホントに。(笑)
若干安っぽくなった気がしなくもない…。(;´・ω・)
しかし、整備不良だー。
恥ずかしい・・・ (/ω\)
’96の折れた部分を瞬間接着剤で流したら上手く付いたので予備として更にストック。
’96はマーク無し。
マーク化の国際基準は何年からだったのだろう。
文字マーク併記から今はマークだけ。
今はチョークなんて無いけど。
ご機嫌だ。
来週末は、 door of adventure だから今度はコイツの準備をしよう。
整備はOK。
なはず・・・。
そんなこんな明日こそまさかの縦書きセットなエンリッチナーノブの様に頑張りたいと思います!!
文字がかわいいと思って買ったのに意味ねぇーじゃん。( ノД`)ノ