行ってきた走ってきた! クロスミッション アドベンチャーバイクフェスティバル。
厚木に通称ケゴンベルク(エルズベルグロデオ由来)なんて呼ばれている場所があるらしい。
動画を見るとまさかここが神奈川県とは思えない風景だった。
で、クロスミッション がそこでアドベンチャーフェスティバルを行うというので883で走ってみるかとエントリーしてみましたよ。
883がアドベンチャーなのかて話は置いておく。
アドフェス公式ページ には、何者でも受け入れるとあるから大丈夫。
ということで、
折角クローズドコースなんで、もっとイボイボしているタイヤに交換していくことにした。
翌週は Door of adventure だから、アドフェス終わったら直ぐにまた元に戻さないといけないんだがやむを得ない。
フロントタイヤは埃だらけで転がっていたDLのAT81
このタイヤここのところ随分と買っていない。
何時のだか記憶に無い…。(;´・ω・)
さよならしたW250F から剥がして放置していたのだと思うけど。
しかし交換してみたものの硬い…硬いよ。
カチカチだ。
大丈夫かな?
この車重を受け入れてくれるのかな?
いや、逆に硬いから調子が良いだろう。(確証無し)
リアはメッツラーのSIXDAYS
こ、これも硬い。
硬いよ義丹さん。
て言ったら『ノークレームや!』だってさ。
そう。
このタイヤ、前に義丹さん家まで取りに行った義丹さんのTE150から外したお古なのだ。
確か20年モデルだったはず。
FIM公認タイヤでブロック低くそもそも割と硬め。
純正タイヤだから減り難いというメリットと硬くて食わないというデメリットが混在するタイヤとかなんとか。
まー、883はTEの倍以上の車重あるし大丈夫でしょう。(根拠無し)
いや、逆に硬いから…
デケタ!
のは良いけど車高上がったなー。
20mmは上がってると思うからシート高で980mmあるなこれ。
(ノーマル車高960mm)
ノーマル???
何しろフロント21インチ、リ18インチのアアクスル位置よりもボトムチューブ(スキッドプレート底面)の方が高いんだからあり得ない。
いや、あるんだけど…。(;´・ω・)
最低地上高もEDコンペ系よりあったりする。
このタイヤで測ったら360mm以上あったから。
ノーマルキャブノーマルエンジンで吹け上がりダルだからフロントアップのステアケースは厳しいけれど、アドベンチャーツーリング行くと皆引っ掛かる岩場やクレバス、丸太なんかでボトム打たずにクリア出来て助かってる。
車高と一緒に重心が上がっているのがそもそも改造車なので気にしない。
XT500もトレーラーに積めるようなら持って行くぞ。
久し振りにエンジン掛けた。
オイル上がっているから最初だけ白煙。
少しすると収まる。
年に2回しか走らないからイマイチ開ける気にならないんだよなぁ。
夜積んでみたら載せられた。
意外と余裕だったぞ。(手伝わせた)
ハンドル幅あるから前後ろ交互。
ガスを入れつつ帰宅。
翌朝、目覚ましセットし忘れたが奇跡的になぜか起きた。
ヤバイ!がばっ!という感じに。
グーグルマップに凄い所へ導かれている。
厚木IC降りて少しの距離なんだけど、こんな所があるのだなぁ。
ここ採石場なのだ。
つい撮りたくなるね。
そう。
今回は走るのもそうだが写真撮りに来た。
しかし整然としている作業場だ。
自分には分からないが、物事には理由がある。
整然としていなければならない現場なんだろう。
せめてこの空気感が掴めるよう大きめを載せておこう。
パドック着。
バイク沢山ね。
ふふ。
下ろすのは簡単。
ひとりでできるよ。
XT…もう何年タイヤ交換していないだろう。
記憶に無いが無視!!
883ミラー外した。
何かイイ!
各メーカーの試乗車も用意されているよ。
対面にはケータリングも。
開会式後に全エントラントでパレードラン。(完熟走行とも言う?)
その後は流れでフリー走行。
基本、回り方向だけ決めてあとは自由に走ってくださいというスタンス。
ボンサイ 多川さんも出店。
え?
『XT500乗ってみたいって?
良いよぉー。じゃー、おれアフリカツイン借りて付いて行くぅー。』
(。´・ω・)ん?
えーと。
ボタン沢山あるね。
これ1速どーやって入れるのかな?(DCT)
多川さん行っちゃった…。
3分くらい発進できず…。(;´・ω・)
何とか走り出しちょっとしたらグリップヒーター付いていることに気が付くもスイッチ切れず熱くてコリャアカンと引き返す。
色々とアホにも分かるスイッチにして欲しいよ…。(´;ω;`)ウゥゥ
(ボタン探していたがTFT内で選択するらしい)
CRF1000Lはアナログだったからなぁ。
写真撮りまくる。
XT全開で走ったけど振られるねぇ。
ちょっと減衰をとも思ったが、なんかもう良いやとそのまま走る。
しかしこのロケーションたら。
883でも走る。
午前最後にタイムアタックやるというのでエントリーしておいた。
883の方が振られず安定していたからそのまま走る。
で、午後は逆回り。
XTはもう気が済んだので883で。
午後のアタックは午前の逆らしいから一応走っておく。
午後のアタックはXTでと思ったが、暫定でアドベクラス1位ってアナウンス聞き欲出だし883で走ることに。
エンジンブレーキまでキッチリ使って3周走ったらエンジンストール。
オーバーヒート?
ガソリン?
寄せて停まりコックリザーブに捻りしつつキャップ開けるとちゃんと入ってる。
セル回す。
パンッ!
おっ?
生ガスマフラーに残ってるということは電気か?
怪しいから一旦休憩。
しかし、作業道というより運搬道になるのかな?
皆が走ったからカチカチの上の乾いて砂利がベアリング状になっている。
逆走はちょうどその区間が下りになっていて重量車だと止まり辛い。
水捌けからか逆カントも多め。
前タイヤもカチカチだしなー。
間を置いてから掛け下までスルスル降りて車内で寝る。
(めちゃ眠かった。>_<)
帰ってから確認したらライト消して走っていたみたい。
コイルとか電装系パンクし掛けて止まったのかな?
リチウムの電圧も13.9vに上がってた。
怖っ。
エンジン(電気?)冷めた頃、起きてまたタイムアタック。
現行モデル走る中でアドベンチャークラス一位だった。
え? だから883がアドベンチャーかていう話は…
コンペ系入れた総合だと6〜8位くらいかな?
兎に角、40馬力あるか無いかの883を鞭打ってパッパカパッパカ走らせた。
普段走る林道とは違って全開。
直線でちらっと見たらメーター読み100kmを優に超えていた。
883デフォルトから18トレールタイヤ(MT取り出しだから実質リア計測)にしてGPS実測とメーター読みが同じくらいになっている。
それより更にタイヤ外径大きくなっているが、滑りもあるだろうからそんなもん?
4速全開だったかな?
あれだけエンジンブレーキまでキッチリ使って走らせたのは初めてだ。
フロント何度か切れ込んだというか開けてもリアの出収まらなくて横向き掛けほんの少し戻したりもした。
まー、20世紀の車両で更にインチキ改造車でこれだけ走れたら万歳だよね。
ただ、トラコンABSも備わっていないけど、エンジンのトラクションも安定していて突飛な動きもせず怖くないのよ。
結果、スロットル開けられる。
開けても走らない。
実はこれ自分にとってとても大事な要件。
走らないのを走らせる。
気持ちも乗ります。
人の感覚よりバイクが走り過ぎちゃうと怖いんですよ。
怖いとその先に進めない。
ここは職業ライダーとくにレーサーとは違うところ。
ツーリングライダーだからね。
足は良いなら良いんです。
勝手にいなしてくれるので。
でも、エンジンは走らない方が好き。
XTの方はFCR-MXにしてしまったから若干走っちゃうかな。
まー、クランク重いから現行車のそれとは違うけど。
XR600Rは走ったもんなぁー。
シャシや足はホント良かったがそれがあって手放しちゃった。
無事無転倒でタイムアタック終え多川さんに積み込み手伝わせて逃げるように下山。
この下りを全開から減速しケツ流しながらターン。(していたつもり)
しかし、魅力的な風景だ。
人工物なんだけどね。
兎に角、まるで厚木とは思えない圧巻の景色でした。
で、更に人工的な厚木の市内渋滞を意識を保ちつつ抜け無事に帰宅。
夕飯やって暇そうにしている娘にお前も来いと連れ出し朝霞にバイク下しに向かう。
オフ車二台を全開で走らせた翌朝はFLHで通勤。
いいねぇ。
軽く水洗いしようかと覗き込んだらウインカーの配線もげてる。( ノД`)シクシク…
ぶっち切りで走ったが、配線までぶっち切ってしまった。
タイヤショルダーのブロックが当たったんだろう。
配線ホルダーも一個飛んで無くなってる。
エボスポに太いタイヤダメっ!
義丹さんに言ったら『ノークレーム…』
参ったなー。
今週末DOA(公道ベント)あるのに。
これKTM純正ウインカーだから大丈夫?
(YOさんに問い合わせ中)
更にエクステンションリアフェンダーの配線通し兼の補強部にクラックが!?
既製品じゃないから自分で直す他ない。
これ ね。
ウインカーもこのエクステンションもボルトオンでパパッと外れる構造にしていたの忘れてた。
何かの際にと配線もコネクターインにしておいたんだ。
林道走る分には今まで一度も問題起きていないけど、コース走るようなときは流石に外さないとダメなんだな。
外すべきだったなぁ。
うーん。
やっぱり面倒臭がってはいけないね。
で、前タイヤ見たら15年の4週目だった。
8年落ちEDレース数回走行済みタイヤ…か…。(;´・ω・)
そりゃー、止まらないわ。
そんなこんなまるで厚木とは思えない雄大な景色を堪能した
『クロスミッション アドベンチャー バイクフェスティバル』なのでした。
スタッフの皆さん参加の皆さんありがとうございましたー。
また機会があれば宜しくお願いします。