XE50 路上復帰への道 その3 エンジンコンプリート?
その2 のつづき。
ということで、
元々乗っていたエンジンを降ろす。
クランクケースは割れている。(ホントの意味で)
割れたの底だったけどドレン外したらまだオイル出て来るなー。
ヘドロが溜まる構造なんだな。
ヨメさんと車で出掛けていた帰りに朝霞に寄るというので『じゃー今エンジンバラしているから見ていけよ。』と言ったら写真撮るとムスメ。
(と、それを撮るヨメさん)
2回目の作業開始だから早いぜ。
こっちは固着も無い。
水も入っていないしね。
左がXEの4速で、右がCBの5速。
4速5速ではシフトフォークとドラムも異なる。
星形のプレートは4速も5速も共用なのね。
当然、4速では5の窪みは使われない。
シャフトはXEの方を使おう。
割れているね。
オリジナルケースなのだけど仕方がない。
クランクピストン(腰上)はそのまま次のケースに移植。
曲がりもほぼ無いからこのまま組むよ。
シールは、
全て交換。
ケースカバー黒錆で薄ら汚れているからウェット当てよう。
メイン/カウンターのベアリングは花咲かGで固着したので新しくする。
一先ず冷凍庫へ。
煤で真っ黒だったマイスターから貰ったケースの段取り。
温めて
冷たいのを…
ストンとは落ちない…
軽くぽんぽん。
オッケー。
結露するからオイル差して置く。
洗ったCB5速を、
真新しいベアリングに入れてシフトフォーク/ドラムもセット。
クランクも合わせ、キックスピンドル組めば片ケース完成。
フリクションプレート摩耗していた。
誰だー。
こんなにクラッチ使ったのー!
まー、真夏に耐久(モトクロス)走ったからねぇ。
クラッチ仮組みし、オイルポンプやら組んでケースカバーの準備。
黒錆と油落す。
ピカピカにはしない。
レリーズシャフトのシールも抜かりなく。
ガスケット剥がし洗浄組み込み。
腰上。
純正届き、
カワサキの緑のオイル(冴強)に漬けて少し置き、
合わせる。
カムギア
テンショナー
タペット
クラッチ
プライマリーギア
シフトスピンドル組んで5速ちゃんとあった!
カワサキ塗布し、
当然、ガスケットも純正使うよ。
ボルトも新調だよーん。
錆はそこまでじゃ無いけどカムアウトしてたから。
うわー。
むにゅーて気持ち悪いー。
ケースに一枚、ケースカバーに一枚で計二枚ガスケット挟んでるからネジが浮いて来るあの感触がずっと続く。
怖いからデジタルで見ながらやったけどそれでも気持ち悪くて指定の12Nmでは締められなかった。
怖過ぎる。(;´・ω・)
無間地獄。
10Nmでギブアップ。(´;ω;`)ウゥゥ
しっぽも新しく。
JK乗るからお化粧するよ。
ジェネカバーもウェット打って(塗膜が落ちない)色差した。
美装してんだからしてないんだか分からない。(;´・ω・)
カワサキ注入。
こんな感じかな。
車体はこんな。笑)
なんか見たことあるなと思ったら、
ついこの間までFLHこんなだったね。
ふー。
その4 につづく。
さすがレストアのプロ~♪
あれ、ちがいましたっけ?^^;
お嬢様の笑顔(または呆れ顔なのでしょうか?)がほのぼの目に浮かぶようでございます。
一気にやるとこうなっちゃいますが、これはレストアというより整備の範疇ですね。
時間無いので手を抜きつつ娘が乗るかもしれないので車体、特にブレーキは確り見ておこうと思います。
娘がどこまで求めているのか分からずどうしても親は先を走っちゃいますね。
ホントに乗るんだろうか。笑