キャブクーパーのSUニードル交換

ヨメさんに『少し走ったらすぐ給油でいっつも給油してばかりいるんだけどぉ…』

てずっと言われていたんだけど、キャブだし乗り方(トロトロ)にもよるのかなぁなんてぼんやり考えてた。

というか、ミニにまで手が回らないし。
 

少し前、ヨメさんにスマホアプリで測らせたらホントに悪かった。

キャブとは言え1.3Lで車重690kg、市街地しか乗っていないとはいえ6km/L(切ってる)とかありえないわっ。

GS積んでトレーラー引いたワーゲン(高速で9~10km/L)より悪い。

山の上りならまだしも市街地でも6は無いなぁー。

ミニはワンキャブSUで負圧式。

写っていないけどワーゲンはベビーウェーバー(34ICT)ツインの強制開閉。

この車にIDFのφ40mmやφ44mmは要らないという判断であえて小さいのにしてる。

マフラーも一本出しの純正だから。

特にキャブレターに拘りとかは無い。

ローバー社デフォルトのECUが信用できるのならFIの方が良いかな。

ワーゲンこそFIにしたいくらいだ。

人には趣味性が強いと言われるけど、四輪は実用性が一番。

これ言っても信じてもらえないのだけど、バイクのような熱はすでに無い。
(20年くらい前はあった)

ワーゲンも惰性で乗っている。

てなことで この前中見て 発注した部品が英から届いた。

と言っても、昨年 GSで西日本回った ときより少し前の話。

過剰包装だな。

マトリョーシカかっ!

デフォルトの『BFY』

何をするにも先ずはSTDから。

昨年末、冬休み入ってから朝霞乗って来て作業。

車載工具のみでの作業はあまりしたくない。

家だと吹き曝しで寒い。

チャンバーとバキュームピストンを外すのはボルト3本。

エアクリーナーBOXも蝶ねじだし、シュノーケルもナット2本ロッカーカバーに固定されているだけ。

ものの数分で外すことができる。

これは前回外した時点で気が付いていたのだけど、目で見て分かるほどのストレート部の偏摩耗。

1/4〜1/2辺りの黒煙はこれかな。

ニードル傾けてセットしているSUの宿命か。

車間詰めて走る車いたら『煙幕!』とかいって踏んでた。

後ろがLEDライトだと凄いのね。

ノギスレベルだけどテーパーも減っている。

ニードルジェットは納車整備の際に純正OHキットで新品にしたらしいけどニードルも新品交換してくれたら良かったのにね。

先端が潰れてる。

ニードルのホルダーのささくれをペーパーで均してからセット。

バキュームピストンのダンパーオイルは、フォークオイルやらリアショックオイルを何種類か手押しで試してカートリッジフォーク用オイルにしてみた。

サクションホール径だけでなくオイル使ってピストンスピードを調整(減衰)させているからオイル粘度でセットができるらしい。

やっとニードル新品になったからここからミクスチャーも触る。

と思って確認すると封印解いて無いじゃんこのキャブ!

納車整備の時取ってないのか…。(;´・ω・)

そんなでもガス検通るんだね。

一度プラグそのままでブース回してレーシング。

最初は黒煙出だけどしばらく開けたら収まった。

プラグ新品に交換。

ミニ買ってから初交換だわ。

コンプレッサーやらあってプラグレンチ入らないから買っておいたミニ用レンチ。

これが無いと緩められない締められない。

緩んだら適当なホース使って回す。

工具入らない手で回せない。

このホースは積載しておこう。

予備プラグも買わねば。

というか、XT500と同番だね。

数本は在庫ある。

オケ!

帰る。

明らかにスロットル操作に対してのレスポンス早くなった。

燃調(薄くなった)もあるけどダンパーオイルの粘度もあるのかな?

普段乗っているヨメさん気がつくか…な?

ないだろうなぁー。笑)

急開で黒煙噴かなくなった。

ヨシヨシ。

自宅帰ってからプラグ確認。

見る角度によっては焼け気味にも見えなくない。

アイドリングを再調整。

元プラグこれだもん。

良く火が飛んでいたよね。

年末まで冷間でチョーク引かずに掛かっていたから下から相当濃かったんだと思う。

少しの間は給油アプリで計測して様子見。

ヨメさん : 『あ、書き忘れたー。笑)』

おいおい。(;´・ω・)

雰囲気12~3km/Lは走って欲しい。

自分が普段乗っていないというのもあって買ってから1年半も放置してしまった。
 

しかし、ミニは同国英のSUだけど、ワーゲン(独)は仏のソレックスがデフォルトキャブなんだよね。

ドイツってあれだけの工業国なのに、国際的な自国製キャブメーカーが無い。

ボッシュはインジェクション作ってるけど。

後期の空冷VWにはジェトロニックなんてのもあったか…。