ラダー

前回のキャンプで考えた。

実際は、もっとずっと前から気がついてた。

リアキャリアへの荷物の積み下ろしと、タイダウンでの固定荷解きがちょー大変。

全部自分の仕事なの。

左右には踏み台無いし、観音扉開けても微妙にキャリア中央に届かない。

後ろのドア上げてラゲッジ踏み台にしようにも、ドアが上がっちゃうわけだから ルーフ (キャリア) にアクセス出来ないし。

脚立を持って行くのは嵩張るしね。

結局、バンパーに足掛けてよじ登ってキャリアに乗っかって作業してた。

家での積み込みは脚立を使用。

フロントキャリアは、両ドアを開ければ踏み台になるので問題無いのですけどね。
 

ということで、

適当なラダーをオークションで落札。

60のランクル用らしい。

おー。

適当に買ったけど、結構良い感じだぞ。

最初は、横に付けようとも考えていたのですが、横に常設だと引っ掛けそうだし、ボディーに細工したくないということで、リアゲートに嵌め込むタイプにした。

当然取り付け位置は合いませんが。

これは当時の純正品かな?

これじゃー、ボディーが凹むでしょう。

畳んだのを何処に収納するんだと言う話だし。

これだったら脚立の方が良い。

こんな物が、結構良い値で取引されていたりする。

自分は、オリジナルを結構リスペクトするタイプでNOSとか純正オプション、当時物なんて言葉に弱いけどこれは要らないかな。

ワーゲンなんて所詮実用車だし、やっぱりガンガン使いたいからね。

その辺り実用に向かないと判断した場合、結構ドカンとやってしまう。

でも、極力ボディーは切った貼ったせず、元に戻せるように逆に手間を掛けて作ったりする。

詰まらない意地 (オリジナル崇拝) で、詰まらない思いもしたくないからね。

まー、拘りなんて人それぞれって事で。
 

で、先週末に仕事引けてから、『プロショップ清水』 清水さんの所へ行ってきた。

現物を、切った貼った擦り合わせで溶接。

清水さんいつも有難う。

自給800円位?

ちなみにハシゴが途中からなのは、ドアの下がエンジンフード (リアエンジン) だから。

ある程度の擦り合わせを事前にやってから持って行き、現地で簡単な合わせも自分でやって仕上げの溶接をお願いした。

とりあえず、引っ付けただけなので細かい仕上げをする。

溶接の焼けを落としつつ、擦り傷を青棒使って磨く。

グラインダー仕上げだったコバもこの通り。

クロームじゃないよ。ステンレス

パイプは、押し型使って蹴飛ばしで潰した。

多分フレーム用?

清水さんは、ダートトラック用フレームをフルに作ったりもするからね。

スリッパ溶接と言えば、もしかしたらピンと来る人もいるかもしれない?

下側ステーはアーム状にして、ボルトナットで固定することにした。

ドアに挟み込んだステーの下にゴム板を敷いて、ハシゴに掛かった加重をドアではなくボディーで受けるようにしてある。

ジュラコンの板とかの方が良いかな。

組み付けも簡単だ。

上側フックをドアに引っ掛けて、下側のアームを持ち上げるときに、下側フックをドアに挟み込み、2箇所のボルトナットを締め込むだけです。

今考えると、ナットも溶接してもらえば良かったかな。

サイズも小さいし、組み付けも簡単だけど、この程度なら常設かな。

出代もバンパーよりも内だし、視界も遮らないしね。

いきなりハシゴに飛び乗るわけにもいかないので、バンパーを踏み台に。

一応、全体重乗せないように、キャリアを掴みながら登る。

おおぉー!?

結構しっかりしているよ。

こりゃースゲー便利だ。

ドア自体が 1mm程度下がって、そこからは下側ステーがゴム板に乗っかってボディーで荷重を受けている。

バッチリだね。

これで、作業後ルーフから飛び降りないで済むぞ。