FLHのハンドルスイッチ固定ボルトが!(HD純正品番2695w)
FLHのハンドルスイッチ固定するボルトのリプロダクション品を買った。
スイッチボックス用として売っていたけど違う場所用なんだろう。
首下長く底つきしちゃうから切り飛ばした。
で、一度取り付けたのだけど、普通に頭ユニクロメッキのボルトだったからピカピカしてるのが周りと合わなかったの。
なので、頭にブラスト打ってから再メッキ掛けたんですよ。
ブラスト打っておくと光り方が鈍くなって大分落ち着くのだ。
カドミウムメッキの様に銀色が理想なのだけど、ユニクロ白だとちょっと青みが掛かってしまう。
まー、致し方なし。
普通の鍋ねじにも見えるがそうではなく、フィリップスネジでこう呼ぶのか分からないけどチーズヘッドに近い形状。
少し頭の外周が角張ってる。
平らではなく丸頭になっていますけどね。
この擦り割りネジはおそらくカドミウムメッキ。
実家の古道具入れから出て来て今まで温存してきたボルト。
温存と言うか忘れていてガサガサやったら出て来たから先日取り付けてみた。
良いね。
実家の古い家具を捨てる際に外して珍しいのは取ってあるんですよ。
ボルトは旧JISとかで、今では無い規格のばかり。
擦り割りで丸皿のタッピングとかね。
一時、そういうのが好きで買い漁ったりもして、
使う用もないのに沢山ある。
これは飾りのボードとか打つのに良く使う。
生地の質感が良いでしょう?
擦り割りネジやビスが好きなんですよ。
センタリング無いから回し難いんですけどね。
で、カドミウム。
別体トラのケースボルト修正のときも色々調べたのだけど、今では公害問題で官公庁で使うような特殊な所以外では掛けられないとか何とか。
海外の事情は知らない。
もうカムアウトしちゃってるのだけど、ショベルの純正はポジドライブなのかな?
ダービーカバーやインスペクションカバーもポジだ。
今回買ったリプロは完全にフィリップスネジ。
こっちは一般的に流通しているリプロでキャップボルト。
ここはのネジは、NO.10-24
メトリックに直す意味が分からないけど約5mm
試しにそのまま付け換えるとこんな感じ。
ちょっと新しい感じは出るけど悪くはない。
これフォークカバーのポジボルト(1/4-24)なのだけど、本来この位の侘び寂びが好ましいと言うか非常に堪らない。
このFLHに関しては、安易にレストア的な美装はしたくないのだ。
オイルタンク周りの油汚れを指に付けてボルト頭に擦りつけて拭き取る。
市販の鍋ねじのユニクロと比べると結構な差。
大した差じゃ無い人が大半なのだろうけど、自分としては許せる許せないの線の内と外なのよ。
まー、悪くない。
こっちは汚さずに締結。
無骨なデザインだが、操作系、特にウインカーのボタン小さい。
スタートボタンも小さいが、使用頻度に対しては許容できる。
まー、ウインカーボタンも慣れてしまうのだけど…。(;´・ω・)
比べて、’96の883は非常に押し易い。
これだけ大きいと押し間違えは皆無。
ちなみに、『TURN-L、TURN-R』表記はこの年代が最後。
この後の年式になると、国際表記?の素っ気無いただの矢印 『⇦ ⇨』に変更された。
『ENGINE STOP、RUN/OFF、START』の英表記も段々と無くなりマークだけになっていく。
『OFF』の赤字は、90年代が最後だったような?
主観的には90年代末期の883が sportster の流れを脈々と汲んだ最良のモデルと思ってる。
00からはクランクが変更になったり少しだけ流れが変わって行った気がする。
1200は自分の範疇じゃないので知らない。
社外品が付いていたマスターキャップとオークションで落として研ぎ直して塗った。
ボルトもヘックスになっていたのを純正通りの擦り割りボルトに戻したり。
純正レバーやら欲しさにドナーも買ったし。
これから緩めて締めて繰り返しながら手油と工具の先で周りの風合いと馴染ませ
しかし、この破れたDOT5 CAUTIONのデカールや、スイッチハーネスの色褪せた被覆が堪らなく恰好良いなぁ。
こういう時の流れはちょいちょいとは手に入れられないからね。
ちなみに、ハーネスクリップ(ハンドルに吊り下げる輪っか)は買った時点で紛失していたから、現行純正品を買って付けた。
変態め!笑
そーなんですよ。
でも、気持ちいいー!笑)