クロスカブ(スーパーカブ)用そら豆シート(ハイ) 原型完成!!

先日の『ヘルパープレート』ですが、Daxにも付けられるのかな?

と思ってこれまた予備のDaxヒンジ出してきましたよ。

ヒンジというだけで位置関係が全く違うしね。

Daxはカブに比べて小振りでした。(思い出した)

そもそも取り付けスパンも違います。

ということで、『ベルパープレート』はカブ用
 

ということで、 

表面荒れちゃっていますがこんな捨て型作りました。

アルミとかで挽いてもらった方が良いかと思ったけど、仕上がりのタイムラグあるし自分で作った方が早いかなとやってみたけど頼んだ方が早かったなこれ。

捨て型にFRP張り込んで必要な形状に仕上げたのがこれ。

φ10mmとφ9mm

吸盤の穴ですね。

もう一度きっちり位置を出して埋め込みます。

穴開けの治具作ってとも考えたけど、それだとゴムのポッチを入れ難いし仕上げも悪いだろう(ゴム付けたら一切見えないが…)と擦り落して穴にする方法にしました。

この方法でと当初から決めていたけどサフェで埋まってしまったら穴径変わってしまうので最後の工程だなと今作業。

そう。

最終仕上げに入っています。

こういう細かい作業は苦手だなぁー。

計4か所ガリガリ削るよ。

ロゴも合わせて入れました。

ぷすー。

シートベース側できました!

表面は先に仕上がっています。

豆大福と言われてちょっと気に入って揺らいでしまったがハンターカブで折角根付いているので『そら豆シート』です。>_<

養生剥がして

型取り準備の水研ぎの際に段差落とします。

で、ヒンジ開き過ぎ問題。

シートベース側ここにゴム足の台座を設けました。

さほど目立たないと思います。

黒系レザーなら気が付かないんじゃないかな。

これが、

ヒンジストッパーと同時くらい?にカウルと触れます。

シートの縁(レザー)とカウルの強く当たってレザーが裂けないよう、レザーより先にゴム足が当たります。

それでも開閉は放らず最後まで手を添え行ってください。

手放しは言わずもがな、パーンと投げるなんて以ての外です。
 

たまに壊れたって言う人いますが、壊してしまっていることが往々としてあります。

なるべく壊れないように作っていますが扱いによっては壊せますから。

構造上仕方ない部分もありますけどね。

部品は買って付けたら終わりじゃないです。

丁寧に扱い減ったらメンテナンスするんです。

『高価なシートを買ったんだからずっと使える!』 と思っている人いますが使えません。

それだけあなたの体を支え動き続けている部品です。

定期的にメンテナンスが必要なのは、何もエンジンやタイヤやサスペンションなどだけではなくシートも同じ。

弊社のスポンジはインジェクション発泡品ですからかなり長く使えます。

しかし、レザーは消耗品です。

ライダーの体重を直接受け天日にも晒され続けます。

レザーが擦り切れたり硬化してしまったりしていたら早く張り替えて下さい。

硬くなったレザーはスポンジの動きに追従できず、下手をすると中のスポンジを侵して(削り落として)しまいます。

そうなったスポンジを沢山見てきました。

放っておくと長く使えるはずのスポンジも悪くなるんですよ。
(裂け目からスポンジが削れ落ちたり浸水したり)

指でつまんだレザーの折れシワが元に戻り難くなっていたりプラスチックのようになっていたらそれ末期です。

塩化ビニールを柔らかくするための可塑剤という物あるのですが、それが抜け切っています。
 

費用それなりに掛かりますが、送ってもらえればまた良く動く新品のレザーに張り替えます。

壊れてから直すより壊れる前に補修が吉というのはバイクも車もシートも同じですね。

いつもバーンと散財する人は大体行く所まで行って直そうとする人です。

最悪なのは直しもせずこわれたまま使い続ける人。

まー、それも所有者の自由ですが。
 

来週から型取りに…

と言いたい所だが…。

(。´・ω・)ん?