父と娘の二人旅。 副題「またやってモーター!! 1980 FLH1200」

結論から言うとまたやって(買って)しまいましたよオートバイ。
 

ということで、

今度は1980年のFLH1200。

オフィシャル的には1200のFLHは1978年が最終とされているのですが、コイツは型式『2A』正真正銘 車名『ハーレーダビッドソン』の1200㏄。

初年度登録 昭和56年(モデルイヤーとは別れる)の国内物。

末尾『J』は1980年式。

HDあるあるのイレギュラー品。

証速度警告灯のデカールもこの通りまだ残ってる。

当時の国内仕様は皆んなこれだった。

実は、いつか(一度くらい)はFLHてのがあって一年前くらいから探してたんですよ。

娘ともタンデムするようになったし都合も良いだろうと。

それもいつまで付き合ってくれるか分からないしね。

途中、間違えて DT買ったり しちゃったんだけれども…。
 

この年代のFLH、1340に比べ一時併売されていらしい1200の出物は少ないんです。

改造されていない国内物は稀?

一度話が進んで先方に一回断ったりもしたんだけど、『欲しいのなら買ったら良いんじゃない?』とヨメサンと娘の言葉が後押しになり決めました。

欲しいよりホントに乗るのか?ってのが大きかったかな。

そのまま乗れる事もないだろうから時間も要するだろう。

まー、DTもそうだったんだけど結局乗ってるし、結果乗らないのならまた出せば良い。

あと、もう突然何が起きてもおかしく無いなって気が付く事も多々あったから。

ヨシ!
 

で、引き取り行くにも料金の支払い方が良く分からない市営バスや電車の乗り継ぎが訳分からん(駅構内で迷う)と言っていたら、

『一緒に行ってあげたら?』と妻。

『いいよ。一緒に行ってあげようか?』と娘。

まーじー! じゃー用意しよー。

てなことで、この荷物。

インチのボックスヘックスにコンビスパナ、掴み系切断系、レンチに差し替えドライバーにビットなど工具やら、多少の対策品詰め込んであるからザックめちゃ重い。

数日必要な物メモ書きしながら用意した。

早起きしてAM7:00出発。

SHOEIのバッグだけど中はアライ。

娘は肩掛けのポシェットのみ。(本とスマホetc)

お気楽だなぁー。

それ以外(あるかも知れないお風呂セットや上着やカッパ)はヘルメットバッグへ詰め込んだ。

バス停まで歩く。

背中が重い…。(;´・ω・)

家の近所からバスなんて乗るの初めてだ。

電車もいつ以来だろー。

階段上ってホーム出た直後に着いた電車に条件反射で乗り込もうとする父に

『そっちじゃない!』と喝を入れるしっかり者さ。(誰が育てた!?)

大体任す。

チケット無事に受け取れた。

初新幹線の娘と中学修学旅行以来の父。

弁当と手土産はお前持てと。

色々と知らないことがあって面白い。

乗車成功!

搭乗時間が決まってる電車ってドキドキするなぁー。

しかも、新幹線て停車時間短いのね。

朝飯早かったから昼も早め。

糸魚川着。

着くの早いけど特に楽しいことも無い。(新幹線総論)

会話は控えめにてアナウンスだったしね。

あと、バイクや車の様に遠くまで来た感が湧かなかったり、距離感が掴めないという発見もあったようだ。

まー、その為の新幹線なんだけど。笑)

『便利は必ずしも人を幸せにするってわけじゃないんだぜ。』と偉そう振る父。

『大丈夫(結構)でーす。』と娘。

さいならー

や、約束の時間まで少しあるんだが…。(;´・ω・)

ふむふむ。

時間あるから歩いて向かうかー。(徒歩20分)

日差し強く暑いが風が抜ける通りがあって日陰は涼しい。

歩きながら後に作業出来そうな場所も決まる。

バイクと荷物を受け取り先ずは給油から。

荷物とは純正シート。

今付いているこれも純正なのだけれど、べた付けの背の低いシートなんですよ。

狭い低い窮屈。

後ろはスポンジふにゃふにゃで沈み込み過ぎ。

これではシート横投影ライダーとの高低差も意味無く前方視界も悪くなる。(パッセンジャー目線)

折角走って帰るのに、このままてのは大分嫌なのね。

職業柄(着座位置を作る仕事)、乗車位置が好みでないのは非常に堪えるのだ。

プライベートの我が子との時間は尊い。

どうせなら我慢じゃなくて楽しみたい。

で、さっき見付けた高架下で作業開始。

『梱包材あとで使うんだぞ! きれいに剥がすんだぞ!!』 と刃物使わせ荷解きさせる。

父は既存のシートを外す。

このシートは、リアフェンダーに固定されたハンドレール(メッキ部分)とシートベースがボルトで締結されている。

一応、来る前にパーツリストでボルトサイズ(細目)やら調べて予備を持って来ておいた。

現地で付かなかったてのは最悪なので。

…。

(。´・ω・)ん?

フェンダー2点留めされているハンドレールのボルトが一本外れないんだが?

いや、正確には嫌な手ごたえ…はある…。

ここ貫通ナットでフェンダー裏まで到達だから水被って錆びるよねぇ。

最大の難関はここだろうと予測していたくせに潤滑剤持って来るの忘れてたぁー。( ノД`)

最悪ネジ山壊した後の再生方も視界に入れつつ緩め戻すを繰り返したら何とか外せられた。

純正中古リアフェンダー裏の画像をネット見しながら、両脇に貫通ナット付いたプレートスポット溶接ってのは知っていたから、こりゃ補修(ナット除去)厄介だなと思ってたんだが見事に嵌り掛けた。

外したボルトに軽く赤錆出ているし、再度入れようにもスルスルとは行かない。

むー。

一先ず外すもの外れ安堵。

外せられなかったら終了してた。

今度は、娘が荷解きした 『COMFORT FLEX SEAT』 の組み込み。

早く旅立ちたい逸る気持ちから端折ってアッシーで組もうとしたら全然無理だった。笑)

重い、重いよスレッガーさん。

組み込みはコンフォートではない。

こういうときは急がば回れだっ!(回ってない)

骨とシートばらして別々に組む。

君はこの外した「BUDDY SEAT FRAME MOUNTED」を梱包してくれたまえ。

もう要らないんだけどね。

当然、梱包他要所で使う用のガムテープも持って来た。

このほか、両面テープタイラップは勿論の事、タイダウンやワイヤーなど、もしもの事を想定したお役立ちグッズもザックに満載。

あと、883の予備のレギュレーターやギボシ端子や絶縁テープなど念の為持参。

何としてでも東京まで辿り着く!

まー、ダメだったら任意保険のレッカー使ってどこかまで運んで後日取り戻ろう。

今日はゆっくり泊まって明日電車で帰っても良いしね。

父は次の日仕事なんだが…。

サスペンションフレームにボゴスティック(シートポスト)が要らない ’81~82用を選んで買った。

そう。

このシート、オークションで落札直送して受け取りお願いした物なのだ。

事前に買った、HD-J 日本語サービスマニュアル熟読したものの現車でちゃんと付けられるかちょっと心配だった。
(そのSM持って行くの忘れてるけど…(;´・ω・))

メインフレームの取り付けと、リアフェンダーの2穴の位置関係が、リアフェンダー固定に依存しているのがポイント。
(フェンダー取り付け次第で距離間が変わってしまう。)

位置が合わなかったらパニア外しストラット緩めリアフェンダー位置を調整する必要があるとか無いとか…。

更にネジ固着の可能性を内包した現場では絶対にやりたくない作業。

HDは無駄に?緩み留め対策がなされているのでまた厄介なんだよぉー。>_<

一瞬ヤベーまじかーという場面あるも試行錯誤し何とか取り付けられた。

フェンダー片側は、これ以上ネジ山いじめたくないので諦め一点留め。

かなりいっぱいいっぱい。 >_<

細目のタップ持ってたかなぁー。(先での対策も余念が無い)

最後の段ボール巻きは手を貸し一緒にぐるぐる巻きに。笑)

このシート送るからそのスマホ使って最寄りのヤマト探しやがれ!!

めちゃ近かった。笑)

ホントは事前に近いとこにあるの調べ済みのデキる父。

車通り少ない辺り走って確認し北陸道へ。

下で上越抜けるよりは避暑になるだろうとの選択でもある。
(この前Z900RSで下走って行ったら暑かった)

高速は良いとこ90km巡行かなぁ。

出せば出るけどだからどうしたという感じ。

それでも1200の振動はマイルド。

皆が想像するショベルヘッドの様に『ドカドカドカッ!!』 とは走らない。

自分の883(エンジンキャブレター排気STD)をほんの一回り大きくしたようなフィーリング。

この時点でシートベルト付けて欲しいとのフィードバックあり。

だよねぇー。

途中、スターターリレー交換。

事前に調子が悪いのを知っていたので、ハーレー部品屋で良く見るのではない同等品を持って行った。

壊れている物と同じ物を買うのも気が引けたのでね。

今のボッシュをそこまで信用してはいないけれど、メーカー無記名品よりは良いだろうという淡い期待。

今後、自ら検証。

まー、最悪直結で回せるから。

妙高高原の辺りは流石に涼しい。

気持ちが良いねぇ。

ちびったタイヤが酷いことになっているが、扱いも少し慣れて来た。

タイヤが摩耗したEVO FATBOY乗って60km/h辺りで振られてエライ目に遭ったことがある。

FATBOYのその案件はTC88に移行しても引き続き、当時は喧々諤々話題にもなったっけ。

まー、みんな各々弄っちゃってるから言う事違うしインターネットでこの手の話は揉めるわね。

このFLHには、当時のバイアスタイヤ風も見た目良いが実用性重視でDUNLOP (D401/D402)にするつもり。

ちょっと乗り味が硬いのだけどねー。

人気は無いが、ずっと前からこの背の高いシートが好きだったのですよ。

見てこの膝の角度!

下手なオフ車よりもオフ車感。

シートフレームに備わるスプリングはロード強く掛ければそこまでフワフワせず良い感じ。

我が家のVW type2より更に踏み辛いブレーキペダルはご愛敬では済ませられないかも?

ライダーの自重も必要な作り。

と言うか、ペダル生えてる角度がおかしい。笑)

高速から降りてコンビニスイーツ。

からの渋峠。

登れるか?大丈夫か? と思ったが大丈夫だった。笑)

止まっても麓までは惰性で戻れるだろうという算段。

途中、志賀高原もあるし宿泊にも困らないだろうしさ。

エンブレ無しだとメカニカルブレーキがヤバイと思うけど…(;´・ω・)
(実際、草津側に抜けるとリアがフェード気味の症状起こしてた。)

キャブセット濃くなったろうが問題出なかったのは意外だった。
(標高2.172m)

883は濃い目だから如実に力落ちる。

父はお前にどうしてもこの景色を見せたかったのだよ。

車じゃなくてバイクでね。

麓から雲モクモクで今日は無理かなーと思ったがここの上だけ晴れていた。

父は晴れ男という面目躍如。

雲好きの娘は心臓がドキッとしたらしい。

そうだろうそうだろう。

バイクは良いだろう?(違っ)

そして、また霧の中走る。(下り)

『自然はドラマなんだぞ!』

『饅頭でも食いやがれっ!』 とばかりヨメサンに土産を買う。

最初から箱が付いてるバイクて素敵。

ちなみに、ショベルのFLHはパニアとトップケースとメインキーとが全て別鍵というメリケン仕様。

帰り道に適当に風呂を探しつつ行き着いた。

顔見知りの地元の人が利用する風呂らしく、女風呂でおばちゃんに話しかけられたりして楽しかった。

お湯も良かった。

流石に慣れないバイクで疲れたから高速に乗る。

ハンドル垂れ過ぎ。

現代のバイクに比べたら高速そこまで楽ではないが良く走る片鱗の様なものを見た!

…ような?

FLH = 『KING OF THE HIGHWAY』である。

KINGは走行車線の一番左を堂々とね。

『今日はよく頑張ったな!』と夕飯を食わす。

些細なトラブルあるも無事帰着。

PM11:00

長かったぁー。(´;ω;`)ウゥゥ

総論。

新幹線はやっぱり凄い!
 

それと、同じ娘を持つ人に『娘さんと良く出掛けているけど道中何話しているの?』なんて聞かれることあるのだけど、実は意外と話していないです。

何も話していない時間がほどんどかなぁ。

ただ、バイク、ときには車に乗っていると、状況や景色が勝手に変わっていくのでその時々気が付いた事や感じた話をしますかね。

お腹が減ったら何か食べよう食べるとなったら何食べよっか?、気温が上がれば暑いね下がれば寒い。

予定を決めていなければこの先どっちへ行こうかと。

バイクは車と違っていつも屋(車)外なので、その状況の移り変わりも早くある意味激しいです。

地名の由来当てごっこ?とかもする。

感じるだけじゃ無く考えても欲しいから。

確かめ合うこと無くとも共有していますから、帰ってからだって共通の話題があると言えばある。

まー、家帰ったらアレ?て拍子抜けするくらい素っ気無かったりするのですけどね。

そんな時でも追い掛け過ぎない、でも近くには居る。

ありがたいことにバイクも車もツーリング好きになってくれたので得しています。

今まで『バイク乗れ!バイク乗るか?』とか一切無理強いして来なかったのが功を奏しているのかも?

自分はそういう環境で育って反発してた。

どうやって育てたのと言われても育てていないので分かりません。(;´・ω・)

母とは真逆の行動行き当たりばったり適当に映っても、行きたい方角に動き出しさえすれば何とかなるさというのを知って欲しいと思っていつも一緒に出掛けている。

そういう意味でもバイクって格好の道具だと思うのですよ。

子供の頃からドライブが好きで今も変わらないだけなのかも。

詰まるところ、父と出掛けたいということでは無いんだよね。

たまたま父がその術を有しているというだけで。

一晩明け朝霞に乗って来て改めて観察。
(昨日は忙し過ぎて良く見てない。)

ボゴスティック無いので見た目心配になるがアメリカ人が乗るくらいなので大丈夫!

であって欲しい。

まだ高さ調整とスプリングロードの関係がよく分かっていない。

別個に組み合わせられるようだ。

昨日送ったシートもちゃんと届いたし。笑)

タペットカム回りめちゃ静か。

冷間からのアイドリングの落ち着きも早い。

ブレーキはダメですね。要整備。

タイヤは終わってますので即交換。

オイル漏れは決定的じゃないのでしばらく放置。

今後、他にも色々出て来るでしょう。

まー、そんなこんな乗るのか乗らないのか手に余すのか分かりませんが、一先ず気になる部分を整備します。

また時間泥棒なバイクを買ってしまったなー。