二輪業界おさんぽツーリング(SP忠男 新社長命名)

旧車会ぽい? バイク集団とランボルギーニ軍団が集まっていた首都高某PAでオフ車三台で待ち合わせて向かうは暴走…

じゃなくて、房総半島!

そう。

昨日は仲間にお呼ばれしまして行ってきました林道ツーリング。
 

ということで、

深夜から朝方まで降雨あったらしい。

雨後は埃立たないし砂利も締まって走り易いのはいつものこと。

が、房総林道走る方はご存知と思うが…

これはまだ爽やかバージョン

こ、この後…。(;´・ω・)

今回の言い出しっぺ?

宮城光先輩

今はマフラーメーカーですね。

『気持ちイー』でお馴染み SP忠男 新社長の大泉さん。

言い出しっぺの指令を受け仕方なく仕切る テクニクス(ナイトロン ジャパン)代表の井上さん。

ほんとは二人ともテネレ700予定だったのだけど、朝の雨で日和ってCRF250&ラリーで来た。笑)

ズルイ!

大&井『経営者として必要なのは総合的な判断力!』だってさ。

オ、オレだって経営者なんだからっ。>_<

まー、名ばかりで何も経営していないんだが…。(;´・ω・)

DOA オーガナイザー 山原さん。

最近バイク業界の錆び取るべく深く浸透しだしている BAN-ZI のサビキラー。

の万治社長。

バイクのことならバイク王』の常務執行役員の澤さん

色々話したらフェル(フェルディナントヤマグチ)さんと仲良いらしくて色々繋がるなーと。

最近は『バイク買うなら』ではなく『バイクのことなら』なんだそうな。

詳しくはフェルさんのこちらの 『コラム』 をお読みください。

私も以前フェルさんに取材してもらったことがあります。

変態列伝』笑)

日の当たる場所は爽やかー。

澤さん。

次は是非1190ADV-Rで来てください。笑)

あれ?

山原さん?

しかし、11月も後半だってのに暖かいなぁー。

ところが、湿った所は雨で砂利が流され岩が露出してきてこれがまた大変なのよ。

ここパッと見では大したことがないのだけど、すり鉢状でキャンバー走行を強いられる。

そんなん真ん中走れば良いじゃんかって思うじゃない。
 

今回の最大の失敗は、タイヤを交換して行かなかったこと。

先日のDOA でも古タイヤで走りブロックの山無く最後に通勤で使い切っていた矢先のツーリングだったの。

いや、頼んだんだけどカード決済が完了していなかったから届かなかった。(当たり前)

まー、いつもの千葉だから大丈夫っしょ!

大丈夫じゃなかった…。(´;ω;`)ウゥゥ
  

普通に山のガレ岩だったらスイスイ?行っちゃうのだけど、これ千葉特有の泥岩なんですよ。

ツルツル岩にツルツルタイヤ。

むーりー

かと言って、キャンバー走行もリアタイヤが落ちてっちゃう。

ずっとフロントホイル山側にこじったまま何とか走行。

一度、壁(山)にバイク倒した(預けた。)

ブレーキレバーと山に指挟んで抜けなくなり大泉さんに助けてもらう。笑)

これですら爽やかだったという後の出来事が…

抜けた後、下りだったからまだ良かったけど、これ上りだったらヤバかったよねーとか話す。

11月後半なのに半袖になる人たち。

まさか大汗かくとは思わなかった。

汗対策なしに普段のシャツ着て来ちゃったよ。

この後も落木リアタイヤに巻き込んでリアロックしたと思ったら足出せずコケたりしつつ順調に歩を進める。

沿道の土と腐葉土の中にバイクめり込んだ。

一回目は右側、二回目は左側。

知らないけど他の人もたくさんコケてたらしい。笑)

助けたり助けて貰ったり自分でどうにかしたり。

少し遅くなったが海へ出てお昼ご飯。

午後も走るよ。

でも、日が傾くの早いー。

どうなってるかなーと一応行ってみた。

あー。

春のDOA ではここ二本溝だったのだけど、度重なる降雨で砂利が流されたのか水無くなり前面岩盤が顔を出してる。

海が近いせいかここはさっきのすり鉢より滑るのよこれが。

千葉のは岩になり損なった泥ってイメージ。

海底1000mとかに堆積した物が地質学的には結構な速度で隆起しちゃったとか何とか。

だから、持って落下させるとポロポロ割れちゃうくらいの硬度で、表面はまさに粘土質。

それの表面が濡れるわけだからオフブーツで立っていられないほどのツルツル加減。

雨後に房総林道ツーリングしたことある人なら分かるはず。 
 

溝無いタイヤで食うわけが無い。

この時点で何かちょっとあるなーと予感?悪寒?がするもちょっと先行ってみますかと。

でもね。

ここ一度上っちゃうと途中で降りるの難しくなっちゃうんですよ。

特にデカいのだと。

下りでフロント滑らすとか…。

というか、そもそも日が傾いてるし?

大丈夫?

普段は何てことないここ(斜め切り)もかなり難所だった。

ここのリスタート時点で食わないもんね。

普通のガレ岩だと思うじゃん?

これ全部泥岩なんだぜ?(´;ω;`)ウゥゥ

溝の中央はまず無理。

両脇のかすかに残った砂利の細いキャンバーの上を歩くくらいの速度で走るんだけど、途中途切れ途切れになっちゃうから右へ左へ泥岩の溝をナナメ横断するんだけど、出来るわけが無い。

降りて押す。

ちなみに、キャンバーも粘土なんで滑ります。

でも、降りて押すのも大変だから場所場所で乗ったり降りたり押してもらったり。

キャンバーで右が山、左は谷。

バイク直立、自分左に立って押し。

左後ろ支えてもらう。

ゆっくりクラッチ繋いだ瞬間リアタイヤ左(谷側)に出て右側にコカす。笑)

右二回目。

こんなん無理やぁぁぁ!>_<
 

883の止まりそうな止まらないフライホイル回転使って岩を一個一個越える。

ブロックの角無いからホイルが回る慣性しか使えない。

883優秀。

みんな驚いてた。

そのときは全然嬉しくなかった。(早くここから抜け出したかった)

真っ暗やん。

ホントにライト消すと暗闇だった。

時速1kmくらい?

もっとやってたか?
 

春DOAでもここ走ったけど、あのときは別にいつもの道だしーと ( ´_ゝ`)フーン みたいにコマ図の先へ進んだもんな。

今回、ここ抜けて舗装路に出たところで『うぉぉぉぉおおお』てみんな気勢を上げ手を叩いた。笑)

ホント途中帰りたくなったもん。

『ええぇぇ…、これ先あとどのくらいあんの?』って。

120minエンデューロのレースで渋滞嵌って押しまくったときくらい汗かいた。

インカム『ゼェゼェ』しか聞こえないという…。

宮城さんが暗闇の中を寄って来て、『これは重いの置いて軽いので二人乗りして脱出した方がええんとちゃうか?』て真顔で血迷っててめちゃ笑った。

二人乗りだったら上れるのかと。笑)

皆で力合わせ何とか脱出。

手持ちの飲み物も切れ『冷たい物飲みたいーコンビニー!』と走り続けるも、汗引いて濡れたシャツで『寒ぃー!! ( ノД`)』と直ぐに凍えながら走って到着。

熱いコーヒーと冷たいの買って交互に飲んだ。

ふー。

エライ目に遭った。

帰路は適当に走り散り散りに別れ高速使って帰宅。

70kmほど高速走って家着いて見たら、センターまで軽く触れていたよ。

山を舐めたらアカン。

まー、ガレでパンクしなかっただけ良いか。

で、本日は定休日。

所用もあったから朝霞来て洗車。

最近、スエードのバッグも水洗いしてしまっている。

転んだから外側も泥ね。

三回転倒すべて時速0キロだわ。

この歴戦のスキッドプレートの883史上で今回のツーリングが過去一過酷だった。笑)

難所抜けたところで記念撮影

皆も諸手を挙げているが何も見えねぇ。( ノД`)シクシク…

(山原さん撮影)

あー、今回もめちゃ楽しかったぁー。
 

『昨日は遭難しかけたけど楽しかったな。』

宮城さんから今朝メッセージが届く。笑)