FLH1200 娘のズボンにオイル染みは許さん! オイル漏れを直せ!! その3

その2 のつづき。
 

ということで、

印付けた通りに組み戻す。

’80は、バルブガイドにシール無し。

今後入れ替える際どうしようかなー。

吊るしで売ってるので組んだり、リン青銅削って国産(4輪?)のシール使ったり、鉄のままでひと手間(テーパー)掛けて組んでるのも見たことある。

むー、良く分からん。

まー、餅は餅屋。

ヘッドワークはHD数やってる内燃機屋に出そうと思う。

次回に向け、周りに聞いて回ってる。

ステムトップもそのまま。

目玉とプッシュロッドチューブ真ん中はHD純正品。

純正で出る物は使う。

対策品やらは純正の次。

目玉の中がどうなっているのか初めて見たけど、ここは定期交換すれば良いかなー。

恒久的に止めていられる気がしない。(構造的に)

メタルやら色々出ているけど先ずは純正で。

と言うか、バルブやるときまたここ外すのね。

予備頼んでおかなくちゃ。

対角線中から外だっけ?

トルクはマニュアル最小値。

色々うんちくあると思うけど、トラブルとオイルが出なきゃいいやというのが正直なところ。

締めて潰れるやら歪むのならオイル出ない圧縮抜けない程度に緩い方が良いかなーって以前から。

紙は潰れるからと言うけれど、場所にもよるけどあまり増し締めしない。

締め直して良いことがあったためしがない。(;´・ω・)

別体トラの8本スタッドなんかは増し締めして燃焼室割るしね。笑)

あれ、燃焼室が近いのもあるけどスタッドが太過ぎるんだろうなー。

アルミヘッドよりも伸びない。

私はスタッド挽いてもらって一回り細くして使ってました。
 

抜けたらやり直す。

漏れたらやり直す。

オイル漏れたり圧縮抜けるよりネジ抜けてきたとかの方が嫌だ。

ガスケット交換は簡単だし。

何とか自分で出来る。

シリンダー(ピストン/リング)はそのまま。

中央の突起はノッキング対策じゃないかなーてワーゲン屋に聞いた。

対策というより一番最初にここをノックしてね?て場を作っているとかいないとか。

アメ車(四輪)でもこの手のピストンが使われているらしい。

当地はオクタン価が地方によって様々だからとか?

しかし、何だよアイツ! ショベルも知ってるのか。(DTも詳しかった。)

まだ出た!!

から使う。

さて、積もう。

と、その前に。

掃除しとく。

意外とキレイじゃないかー。

前後載せてマニとの関係も見とかないといけない。

色々と細かい専用工具も買い足しましたよ。

こんな物とも思うけど、少額で買って早いのなら買って済ます。

プッシュロッド付いてそれっぽくなったぁー。

で、マニ。

既に装着済みのEVOモジュール に対応するべく準備。

負圧取り出し(VOES用)は、KEIHIN純正品で。

毎夜毎夜考え迷ってこの位置しか無いよなーとこの位置に。

座を作るほどの肉は無い。

ねじ込みで確認。

JBウェルド付けて一晩放置。

中を整える。

まー、まず取れないしょー。(願望)

なぜオフセットさせたかと言うとキャブの取り付けがこの位置関係。

前後ピストンどっちに寄せた方が良いのかな?とか考えたけど答えを持っているでも無く…。

まーいっかとリアバンク寄せに。

後期のバタフライキャブ使えばキャブ側に負圧取り出し付いているんだけどねぇ。

流石にキャブに穴開ける自信が無かった。

穴の先に経路あって、そこにぶち当たったらこのキャブさよならだから。

自分が確り組めているかは別として、組み込み手順という意味では非常に単純明快な構造だった。

良く出来てる。

整備性も良い。

直すこと前提の時代のエンジン設計なのだろうなぁー。

ロッカーは、そこまでピカピカした感じでもないから良いかな。

で、手持ちのVOESがスイッチングしているか息吹いて導通確認。

OK!

暫定でここに設置。

バンドは嫌いだが致し方ない。

負圧のホースを繋ぐ。

ついでにフュエルホースも交換。

あたしゃあのネジでコリコリ締め上げるバンドがどうも嫌いでねぇ。

-95AのEVOモジュールから新規に線を引く。

もちろん、純正カラーに倣って紫被覆を使い、手持ちのドイチェコネクターでドッキング。

スマートで良いね。

悪くなっているのか分からなかったが、きっと42年前の物だろうから新しい物に交換した。

今はメキシコ産なのかぁー。(;´・ω・)

接点グリス薄塗りしとく。

緑青吹くんだよねコイル側。

インスペクションカバーのガスケットがズッコケてシール打って誤魔化してあったから剥がして掃除してメタルに換える。

しかし、

この年代ってフィリップスねじじゃなくてポジドライブなのね。

もちろん持ってますよ元英車乗り。

先端錆びてたけど。(;´・ω・)

ダービーカバーもガスケットズッコケシール打ち漏れのフルコースだったからメタルに交換。

ちなみに、カバー自体もEVO純正のドーム型にした。

最初は平面のカバーで鷲がいたんだけど、自分にはこの手はまだ早いなと。

バッテリーカバーやツアーパック(後ろの箱)にも鷲いたんだけど自分が様になるようになるまでお休みいただいた。

剥がして保管。笑)

平面(板)のカバーじゃ味気ないね。

良いじゃない。

諸々組み上げタンク載せコック開いてガス送ってセルボタンONしたらあっけなくブルンと始動。
(の前にプラグ抜いてセル回しオイル圧送)

ロッカーカバーは思いの外…露出していなかった。(;´・ω・)

先日、少し雨当たったら翌朝アルミが粉吹いていたからすぐ元に戻るのかも。笑)

潮風浴びたわけじゃないです。

通勤ちょー小雨でこれ。

で、オイル回っているのを確認して、

工業扇当てながら動のタイミング見る。

が、これがまた大変。

右サイド回ってピックアップベースプレート動かしてまたライト当てに左に戻って屈んで目を凝らす…も、なかなか縦線が良い所に来ない。

縦線居なくなるとこれまた厄介。

タイミングホールはここ。

透明のプラスチックをここにねじ込んでタイミングマークを見るのだけど、オイル掻き上げえるからこれがまた見難い。

ここに来て欲しい。

ちなみに、この’80は、本来年式的には1340㏄なはずなのだけど、イレギュラーで1200㏄だったりする。

TDCとBTDCマークの位置関係から ’78以前の1200㏄フライホイールが入っているみたい。

1340も1200もフライホイール共通でもストロークが違う。

わざわざ ’80以降用のフライホイール使って1200㏄にはせず、古置きの部品で組んだのだろう。

なので、縦線(フル進角)合わせ。

ホントは、プラグホールにダイヤルゲージ入れて上死点出してカムカバー外してBTDC35゜出して縦線センター来てるか確認すると良いんだけど…

何となーくこの縦線の位置ホントか? て信用していない。(;´・ω・)
 

まー、今回はガスケット交換だからっ!

とりあえず、頭のガスケット交換完了。

長くなったので雑感はまた。

というか、追加がまだたくさん…ある…。