ショベルFLH のヘッドOH その5

その4 から随分時間経ってしまって作業も進めているのでどこまでやったか忘れてしまった。
 

ということで、

いきなり何だこれという感じだけどピボットです。

スイングアームのね。

塗装が傷んでいるが塗り直さない。

綺麗にするのは簡単だが歴史を塗り替えるようで気が進まない。

気が変わったら綺麗にしちゃうかもしれないけどね。

まー、現状このままって感じ。

でね。

穴が二ヶ開いてるんですよ。

たぶんニップルからグリス打った際の空気逃がしの穴だと思う。

ピボット内に圧掛かったらベアリングから油出ちゃうから。

と言うか、この中ピボット内の空間全てにグリスを満させないと、肝心のベアリングにまでグリスが届かないんだよね。

案の定、外したときにはベアリングに届いていなかった。

半端にやっても意味が無い。

ショベルのピボットシャフトには中子が入っていないから、ここの中にグリス充満させるには蛇腹のあれ一本くらい使うんじゃないだろうか。

入れ替えの際の掃除もちょー面倒だし、自分は都度都度スイングアーム外して作業する。

よって、ブラインドリベットで埋めることにした。

ぱちんぱちん。

穴開いたままだと水入っちゃうかもしれないからね。

ただ、ミッション直後だし結露するかもしれない。

内壁に油塗っておいて様子見だね。

ベアリングレース打ち込み前に気持ち温めておく。

打ち込み工具のちょうど良いサイズが無かったので、口との平行を見つつ少しずつ入れていく。

テーパーローラーのインナーレース打ち込み作業ははなかなか痺れる。

過去には割ったこともある。(;´・ω・)

NSK製が入っていたが、用意したのはTIMKEN。

グリス満たし、当然シールも新品に交換。

表側にカラーは入るもベアリング to ベアリング間には中子(ディスタンスカラー)は入っていない。

ピボットシャフトは錆も無く良い状態だ。

タブワッシャーも新品。

ディスタンスカラー無いから締め切りには出来ないのだ。

ステムベアリングの調整と同じ。

ショック外して動かしながら良い塩梅探して、

タブワッシャー起こし、

ロック。

リアサスペンションなど無いスイングアーム単体でセットしスイングしスラストさせ何度も閉めて緩めて調整確認しながらロックする。

アンギュラに比べテーパーの良い範囲は非常に狭い。

中子作ってエンドプレイ調整でも良いかもね。

ホイルと同じベアリングだから、シムもホイル用を使えるしさ。

最初に値出すのは面倒だけど、一度決めてしまえばそうそう狂わない。

締め切りで済むのなら後々の作業性も良くなるしな。

次回の課題にしよう。

次はステムベアリング。

こっちはNTN製だった。

乾いてる。

引っ掛かりあったので当然。

ロアーも同様。

HDは車重に対してベアリングの容量?が小さいような?

ちなみに、スポーツスターも同じベアリング。

ホイル/ピボット(スポーツスターは別品番)/ステムのベアリングは常時在庫してる。

まー、同じようなバイク883×2、FLHと3台あるんでね。

で、FLHのステムにはフォークネックカップなる別部品が、

フレーム天地に圧入されている。

こいつの中へ更にインナーレースが圧入されているという構造。

レースの着脱でメインフレームを傷めない。

何かあったらカップを交換すれば良い。

で、これ純正で亜鉛鍍金なのだけど、アフター品はクロームメッキなのだよね。

まー、ちょっと見た目が社外品然としているのでいただけない。

ただ、レース抜くのにプーラーの掛け代が無いんだよねぇ。

当時は漏れなく一緒に交換していたのかな?

カップを使いたい場合はレースに一周溶接して小さくして抜いたりするらしいのだけど、亜鉛鍍金はすぐに焼けちゃうらしい。

で、どうにかならないかなと叩き工具の爪を加工してみた。

何度も掛かり具合を見ながらめちゃ慎重に合わせた。

一発で決めないと。

おおおー。

抜けたー!

ロアーも同様に

いつも誰かが置いて行ったカワサキ車だかの無垢シャフトで叩いてる。

自重もあるから良い仕事するんだこれが。

ここもTIMKEN。

次回からはNTNだな。

元のを外すのに少し手間取ったが無事交換。

ダストシールは抜く際に壊したのでこれも交換。

クローム鍍金で格好悪いが外から一切見えないから良いだろう。

これショベル用のリアサス調整に!てことでオークションで落札して純正工具なのだけど、FLHには全然合わなかった。

アイアンスポーツ用?

ちょうど良かった。笑)

しかし、ここでも良い塩梅は難しい。

ブラケットの山を

掃除。

フォークカバーのステンレスのヘアライン仕上げが気に入らなかったのでブラスト当ててみた。

HDにはステン地が合わない気がするんだよなぁ。

出来ればステンのハンドルも純正クロームメッキのにしたい。

そんなのあるのか?

883はステンハンドルを純正オプションのクロームメッキに換えてある。

フォーク入れてトップブリッジも締結。

くぉぉぉおおおおお!

フロントフェンダー外すのも大変だったけど入れるのもめちゃ大変。(;´・ω・)

ブレーキホースをアウターチューブとフェンダーの間に入れるのがホント億劫。

外を通すと格好悪いので頑張った。

補器類とFRホイル付けてやっと着地。

まだまだ先が長い。

しんぐるシート型取り中につきしばらくFLHネタが続きます。
 

その6 につづく。