ドナドナXR600Rとの思ひ出

先日のWR250F に続き、ナントXR600Rも・・・なんです・・・。(;´・ω・)
 

ということで、

個人売買だけど一応お渡しする前に各部点検。

オイル交換しようと整備忘録を調べたら500kmしか走ってなかったからまー良いかと。

純正オイルフィルターあるからそれは次期オーナーに。

ブレーキパッドがぼちぼちだったのでネットで頼んでこれは交換。

XR600R純正パッドはもう出ないのだ。

XLRやCRM、NSR、NC45/30、AX1など同形状パッドが他車種で使われていたようだから、何か合う物・・・。

(。´・ω・)ん?

みんな20世紀の絶版車じゃん。笑)

ひょっとしたら出る車種あるのかもしれないけど調べていない。

とりあえず、DAYTONAなら大丈夫かなとこの選択。

前回は赤パッド入れたけどあっという間に無くなった。

ブレーキなんて効けば良いやて感じで使っているからパッド良い悪いの判断は出来ないなぁ。

ブロックタイヤがブレーキよりも先に音を上げるから。

引き取って来たのがほぼ 2年前

エンジンは掛かるもリアサスは全抜けだし各部仮締め程度の組み立てだった。

2か月位掛け一通り整備してから車検を受けたんだよな。

乗っていたのは実質で1年半か。

他の車両(主に883)もあったし、ここのところちょっと出番が少なくなっていたんです。

どうしようか迷ったんだけど、欲しい人が居るのならと。ね。

ホンダらしいエンジンの吹け上がりは言わずもがな、フレームが良かったね。

特にピボット周りの柔らかさは路面からのインフォメーションが豊富でライダーに優しかった。

リバウンドストローク大きいリアサスペンションは、滑り出しが穏やかで、オーバーステアから段々と集束して徐々に前に押し進めて行く感じが秀逸だった。

90年までの車体は、リアがドラムブレーキだしぽよんぽよんなフロントフォーク。

それ91年以降よりも寝たキャスターで、よりトレール車のようなディメンションだったんだよね。

ぽよぽよフォークもキャラクターに合っていて気に入っていた。

後のモデルに装備されたカートリッジフォークになんかしなくても良いやと思えたし、ドラムブレーキも不満無し。

期間は短かったけど色んな人と色んな所へ出掛けたなぁ。

自分がきっかけでXR600Rに乗り出した仲間も居た。

売るって言ったらぶーぶー言われたけど。笑)

で、本日、名義を変更したナンバー持った次期オーナーさんがサポートカーのご友人と一緒に引き取りに来てくれました。

このXRはバッテリー搭載の変な仕様だったりするので、細々とした部分の説明をしてから肝心要のキック始動(指導)。

最初こそ上手く掛けられなかったけど、原理とちょっとしたコツを説明して何度か試すと直ぐに体得されていました。

だいじょうぶだいじょうぶ。

キックは蹴るのではなく踏むんだよね。

ピストン押し上げるためじゃなくてクランクに勢い付けさせるために。

それと、サイドスタンドONステップのキックはスタンド過重で受け(フレーム)もげるからダメよと。

サイドスタンド払って掛けるのが基本。

シート位置高くお尻が左寄りになっちゃうから、右足の踏み下ろしで力が入れ難い。

でも直ぐに慣れてちょいちょいで掛けられるようになるでしょう。

で、不具合無いか一回り走って確認して来てくださいと。

戻って来たらこの様子だったので一安心。

ちょうど12/25だしクリスマスマシンですね。

自走帰着後、『めちゃくちゃ調子良くて楽しかった!』と連絡をくれました。

喜んでもらえて良かった。

Aさん。ありがとうございました。^^

これから沢山走って楽しんでください。