Z900RS ダブルシートその12
ここ数日何となく雨続きだったから、今日は走って座面決めるぞ!
と思っていたけれど、朝、道路乾くまでと始めたシートベース側が妙に乗って(捗って)しまって黙々工場で作業していたから走り出したのがこの時間。
純正シートとの彼我比較はもう必要無いのだけど、ハンドルポストのオフセット違いによる変化をちゃんと確認するまでに至らずでした。
パッと向き変えて乗り比べるは既にやっているんだけどね。
ちゃんと心落ち着いた状態で、自分なりの要件を満たしているのか検証していない。
良い事を探すのではなく何も起きない事を確認する作業。
私は、このZ900RSの開け口ドン!て繋がり方が嫌いです。
(アイドルアップの走り出しも嫌い。)
疲れるし落ち着かないんですよ。
いつも、普段やらないクラッチ滑らせ気味のスタートしてるけど上手く行かないこともある。
2速から上は、スロットル軽くOFFでドッグ外してスッと滑らせ即スロットル操作に気を使いなるべくチェーンがビーンとならないようシフトしています。
これも上手く行ったりダメだったり…。
そっと繋ぐのが実はとても難しい。
気持ちがそがれないように走るのに凄く気を使うんです。
ドッっとなったり加速加速加速で走るのも元気な内は良いんですよ。
そこそこ楽しい。
でも、私、開けもしない閉じもしない定速巡行している時間も好きなんです。
嫌いな話から始めちゃいましたが、『何だ意外な所が良いんじゃないか!』と思った所がある。
Z900RSはトルクがあるせいかショート気味なのか直ぐにトップ6速に入ります。
このバイク、トップ55km/hから60km/h辺りで巡行すると、実に気持ちが良いんです。
(エンジン負荷がどうとかは置いておく。)
でも、純正シートではそれをさせてくれなかった。
理由は上げませんが理解しています。
で、その状態からたまにモコモコさせるようにスロットル操作すると、また気持ち良い加速をするんです。
(またも負荷云々は明後日に)
シャープな加速はもうね。
でね。
やっとトップ60kmで車の流れに乗りながら走って気持ちが良い座面ができました。
ハンドルポストのオフセット違いの検証がまだですけどね。
今日も日暮れ前の夕日や雲を見ながら走っていたんですが、凄いこころ落ち着き色々考えられたの。(検証もしてる)
発散するんじゃなくて、自分が豊かになる時間だった。
出すんじゃなくて入れる。
もちろん、飛ばすんだって出来ますよ。
でも、そっちより私の作りたい物はこっちなんです。
自分が作るシートは、いつも変な格好しています。
理由があるんです。
これは自分以外には作れないんじゃないかな。
何個もリピートしてくれる皆さんが『そう。これこれ。』って言ってくれるのがそれ。
作った自分もこれで走って楽しいなーてフワッとした気持ちになりましたよ。
気持ちの良い走らせ楽しいシートに仕上がります。
シートでこんなに変わるんだって言わせてみたい。
期待していてください。
ちなみに、純正シートに比べ着座位置が高くなります。
足つきは純正シートと同じです。