BUELL Cyclone M2 乗り出し前整備 その9 前後ブレーキ

日本で何かあると、台湾の方々はとても親切にしてくださっていつも感謝しています。

実は、台湾のライダーからご注文をいただくことも多いです。

先日も台湾からのお客様がいらっしゃいました。

被害が少なく、みなさんが無事であることを祈っています。
 

ということで、

乗り出し前整備 その8 のつづき

ブレーキ整備。

パッド薄くなっていたので新品交換。

NISSINの6POTキャリパーは外観からも良い状態で、ピストン戻しても動き良いので抜かずにモミモミ。

無いとは思うけど何となくありそうな気もしたのでボルトに穴開けてワイヤリングしておいた。

まー、まず無いと思うけど…ありそうな気がするバイクでもある。
 

キャリパーのマウントボルトは、3/8だったかな?

NISSINキャリパーだけどインチボルト…。(;´・ω・)

これがメトリックで細目でフランジボルトだったらワイヤリングしないんだけどね。
 

次フルード。

1999年はDOT5が指定になっている。

2004年以降のスポーツスターはDOT4になったがビューエルは知らない。

銀の883も同じくDOT5なので在庫がある。

汚れていても汚れ居ていなくても全交換。

自分で換えればいつ作業したか記録できるから。

まー、現状販売車を引っ張て来たので当然汚れていまけども。

カップの中に水数滴垂らしてDOT4なのかDOT5なのか確認。

溶けずに油のように玉になったからDOT5

メッシュホースにしてあるし、もしかしたら前だけDOT4にしてあるかな?と思ったが指定のままだった。

底にカスは溜まっていない。

良いね。

注いで、

引き抜く。

キャップが味気ない。

ボルトを丸皿にする。

SUSだから首下に油分。

イマイチ…。
 

マスターは換えたいなぁ。

効き始めが早いという唐突というかレバーに触れ始めで気が付いたら効き始めてる。

SRにもこれと同じ横シリンダーのNISSIN(別体タンク)を付けたけど、同じ印象。

ブレーキはあまり詳しくないけど、もう少し懐深い方が良いなぁー。

どうも窪みを見付けると色差したくなる。

なー。

このスイッチのマークも英文字表記のデカールにしたい。

でも、このマーク擦っても消えなさそうだったんだよな。

まー、追々考えよう。

次後ろ。

この前ピンスラ周りは掃除給油した けど、どうもフルードが上手く戻っていない。

マスターOHしよう。

外観もまずまず綺麗だけど中の状態も良さそうだ。

シリンダーに傷も無くアルミの腐食も無い。

タンク側も然り。

ロッドの先端に錆も無い。

ここ油切れて錆びてる個体多いからね。

25年前の車両だけど、ロッドやロックナットなど露出している部分に錆も無い。

掃除して組む。

念の為キャリパーからピストン抜いて掃除。

フルード入れエア抜き。

…。

あかーん。(´;ω;`)ウゥゥ

何かおかしいと翌日リペアキット買ってきてまたバラして新品と比べたら膨潤してた。

前回シリンダーに挿入の際の違和感はこれだったのか。

自分を信じて良かったと言うかこんだけデカくなってんだから一発目の作業で部品待ちにするべきだな。

前の日明け方までやっていたから頭回らなかった。(;´・ω・)

バイクに抱きつかずに作業できるからブリーダー楽なー。

ピストンの押し戻しスルスル。

キャリパー側シールは何時でも交換できるよう部品手配しておこう。
 

乗り出し前整備 その10 へつづく。