8月1313日前9時。

待望のK&H製ADV用ハイシートシートが到着！

キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!

早速、記録写真を撮りながら取り付けです。

オリジナルステーもサクサクと取り付けが進み、シートをカチッと・・・。カチッと・・・。

シートを嵌めるのには、ちょっとコツがいりますね、これ。

（特にLoポジション）

まずはHiポジションにてまたがります。

ノーマルシートのLoよりも5mmほど高いにもかかわらず足つきは、ほぼ同じ感覚でした。

次にLoポジションにしてまたがってみました。

Loポジションでは、あきらかに足つきが良くなっているのが分かります。

シートの硬さも、私のメタボリック重量にあわせていただいた「ちょっと硬め」が心地よい感じ。

こうなると、もう我慢が出来ずに、ヘルメットに手をかけ、まずは、Hiポジションにして走ってみることにしました。(^^♪

ノーマルシートとの違いは、スタートする前にいきなり体感できます。サイドスタンドを上げ下げする時に非常にスムーズに足運びが出来ます。

ADVに乗っている方なら、一度や二度はサイドスタンドに上手く足がかからず、スカッと空振りをした経験があると思いますが、このシートでは、まったくその心配が無く、スムースにサイドスタンドの操作が出来ます。

足を下ろす部分が絞ってある効果は、こんなところにも出てるんですね。

信号待ちでは、車体を支えるのが非常に楽です。

ノーマルシートの場合、太股にシートの一番下が当たってしまい、真下に足が下ろせないため、非常に不安定でしたが、（足を下ろすとハの字になってしまう）K&Hさんのシートは、絞り込んであるので、太股の内側全体でバイクを支えることが出来る上、足がより車体の近くに下ろせるために、ガニマタモードにもならず、非常に楽に車体を支えられます。
　

Loポジションでは、もっと顕著に違いが分かります。

わずか1.5cmのシート高ダウンですが、実際にはそれ以上に効果が出ます。

なんと片足ならべったりと地面に付くことができるのです。

（私は身長175cmで短足系です・ESAは一人乗りモードのコンフォート）

走行中の使用感は、Hi・Loともに非常に良かったです。

ノーマルシートでは、ガニマタ気味になり、太股の一部しかシートに密着していない感じでしたが、K&Hさんのシートは、太股から膝までがシートに密着しているような感覚で、バイクの挙動がより鮮明に感覚として伝わってきます。

それによりコーナーでのコントロール感が、確実に向上しました。ミッション＆ブレーキペダルの操作もしやすくなりました。

わざわざ「ちょっと硬め」にしていただいたシートも、ノーマルシートが柔らかいと感じていた私には、とても心地よい感じです。

お尻のふわふわ感が無く、しっかりとバイクと繋がっている感じがします。
（もうちょっと硬くても良いかも）
　

そして念願のオフロードESAも、Loモードなら普通に使用することが出来ます。

（ノーマルシートで、ONの一人乗りモード程度に）Hiモードは流石に厳しく、実際の使用はかなり難しいと思いますが、それでも、こけないでセットする事は出来ました。

これは、林道大好きの私にとっては非常に心強いことです。

林道も3キロ弱ですが、オフロードESAをLoモードにセットして走ってみました。

良いです。

ノーマルシートよりもスタンディングポジション時に、膝周りの自由度が、若干ですが向上します。

それに、スタンディングポジション時のブレーキペダルの操作が、しやすくなりました。

何よりオフロードESAを使用して林道を走ると、乗り心地がよりマイルドになり、疲れを軽減できるような気がします。
　

良い事ずくめのようなシートですが、ひとつ問題に気がつきました。(・・?

それはＨｉポジションで使用しようとすると、ＧＳのオリジナルタンクバックの装着が、出来なくなるという点です。

GSのタンクバックは、タンクの一番手前側に取り付けチャックを固定するのですが、 これが、シートに隠れてしまうのです。

シートを外して取り付ければ何の問題も無いのですが、タンクバックの取り付けや取り外しのたびに、

シートまで外さなければならないというのは、流石に不便かと思います。

最も私はLoポジションで使うつもりなので、まったく問題は無いのですが。(^_^;)

このシートはADVの魅力をより鮮明にし、楽しさを倍増してくれるアイテムですね。

約10万円という非常に高価なものですが、買ってみて損は無いと思います。

特にBMWは長く付き合えるバイクですからそれを考えると、シートの機能は非常に重要ではないかと思います。

リアシートの張替えもお見事です。

なんとノーマルシートに合わせてもラインがずれないんです。

これには感動しました。

ノーマルのリアシートよりラインが自然だったりするんですよ。
　

それからリアシートのダンデムベルト標準は黒になるそうですが、リアシートをお貸しした特典なのか試作用の赤も付けて貰っちゃいました。（ラッキー！）

私はこの試作用の赤が、とても気に入っています。

リアシートのワンポイントアクセントに非常に良いんです。

赤も売り出せば、きっと欲しい人が沢山居ると思うので、（特に女性のGS乗りには受けるんではないかと・・・）黒だけというのは、ちょっともったいない気もします。

清水の舞台から飛び降りたつもりで買ったシートですが、飛び降りて正解でした・・・

まっ、その分ナビが買えなくなったけど。

うーん。

GSの乗り方としては邪道だけど、ちょい乗りバイクとしても使ってしまいそう・・・。｛走行距離40kmレポ｝』
　

リアシートをお借りし開発をさせていただきました。

詳細なインプレまで書いていただき、本当に感謝しています。

何度も試作を繰り返し完成させたシートをこんな風に認めていただけ、努力の甲斐がありました。

ありがとうございました。』

↑純正シートとの比較

↑純正シート装着の場合