Dax125 バナナ(ロー)シート 試作レザーの一発目!

今日は陽気も良く朝から代わる代わる沢山のお客様にご来店いただきました。

皆さまご用命ありがとうございます。
 

ということで、

接客の合間を縫ってオオソネがレザーを張ってくれました。

バナナローシート試作一発目。

スポンジの状態より

イメージは掴めるでしょうか。

ただ、ステッチの位置が低過ぎる。

これはAステッチではなくBタイプですが ミディアムバナナ。

シートベースは共通ですからアンダーラインは同じです。

その厚みの差は 2cmほどですが、ローは幅を詰めて気を使った形状にしてあるので、実感として 3~4cmくらい下がったと思うかも。

ただ、ミディアムに比べて後ろ(パッセンジャー側のキーロックの辺り)は少し薄いです。

構造上、ラッチとキャッチがあるので致し方ないですね。

それと、長身の方が後ろ目に着座するとなると、前側に比べ少しスポンジの薄さと座面が後ろ上がりになっているのを感じると思います。

で、修正ラインを書き入れてと。

ちょっとお出かけ。

物凄いバイクが小さくなったと感じる。

ミディアムバナナは少しバイクから離れ俯瞰した所から操作する感じ。

ただ、これはこれで着座位置が低くなっているけど全然不快じゃない。
(オフ車の如く高いのが好きなもんで)

低過ぎないのが良いんだろうな。

足つきに困っていない人で(身長170cm以上)で、この着座位置を気に入る人も多いだろうな。

MT-09やXSR900のときもローとハイを選ぶ基準が身長じゃなかったのに似ているな。

ワタシはオレは足つき問題無いからハイシートと決め打ちして試乗してローシートを買っていく人が沢山居たのね。
 

どの位置で車体を操作するかの好みの差で選んでた。

試乗大事。
 

足つきはめちゃ良いです。

着座部はスポンジの厚みをちゃんと確保されているのでストローク感もしっかりあります。

座面幅が広いので、お尻脇のホールドあって良い。

面圧下がるので骨盤付近の負担も少ないでしょう。
 

バナナローは、極限まで座面を低くしたローシートではありません。

足をつくことを主目的にしたシートではないからです。

咄嗟の際に素早く足を出せるなど足の下し易さや、足先に力を入れ易い足のつき方など、最終的な目的は車体を支え易くすることです。

そもそも、バイクを支えるための足つきですから。
 

足つき足つきとやっきになると目的を見失うことがあります。

たま(定期的)に、『足つきが不安だから踵をベッタリつきたい!下げたい!』と言ってくる人がいます。

話を聞くと、最初の不安に感じていた所から、踵がつくことが目的にすり替わってしまっていることが往々としてあるのですね。

更に深掘りすると、車体を支える際に足先にしっかり力を入れられなくて、不安や不快、不満を感じていることがほとんどです。

低くせずともその部分が極力無くした物に換装すると、車体を支えるのに必ずしも踵がつく必要が無いことを分かってもらえます。
 

車体を支え易い足つきも大事ですが、乗り心地が良く、走らせることが楽しいと感じられることが更に重要。

足はつくけど乗っていられない楽しくないじゃ本末転倒。

闇雲に低くしない。

低くする弊害を極力減らす。

いつもローシートはそうやって作ってきました。

今までその考え方で一定の評価は受けてきたつもりです。

興味のある方は朝霞に試乗しに来てください。

まだ製品版じゃないですが、ご愛車に装着して走れますよ。

是非。

出たの夕方だったけど今日は寒くなかったなー。

明日から寒波とか言っているけど…。(;´・ω・)

休みの日に寒波かよぉー。

M2の整備するかなぁー。

あ、打ち合わせ一件入ってるわ。
 

日曜月曜と休みですぅー。