FLH1200の純正レバーと純正細グリップ
自分の所に来たときには、パワーレバー(死語?)的なのが付いていました。
しかも、クロームメッキ。
これがHD純正なのかどうかは分からない。
なので、中古だけど純正レバーにする。
ボールエンドに傷入っていたので研いで7部艶まで磨いてみた。
パワーレバー的なのも握りは悪くなかったんだけどね。
少し近くなって操作もし易かったか。
だけど、これボールエンドの窪みからしてブレーキ側だったのかも。
ドラム用をひっくり返して使ってた?
元はこっち。
と、遠…遠いよ。
だが、この方がらしくて良い。
遠いけど握りは悪くない。(当たり面なだらかに研ったのもある)
ブレーキ側もパワーレバーから真っ直ぐに。
やはりちょっと遠い。
が、少しの間通勤してたら慣れてこんなもんかという感じになった。
で、冬の厚手グローブになったタイミングで手持ちの ’04~スポーツスター用の細グリップに換えたみた。
厚手グローブで太グリップだと少しオーバーボア感なのだ。
まー、これも直ぐに慣れるんだけど。
握った際の大らかな感じは断然太グリップが雰囲気なのだけれど、厚手グローブ細グリップだとちょうど同じくらいの握り感?になるような無いような。
暖かくなって薄手グローブになったらまた太い方に戻そう。
で、太グリップでも気になっていたボールエンド部分だけを少し曲げ加工。
ほんの少し返す。
これでレバーの腹がグリップにより近くなる。
今までボールが先に当たってしまってレバーとグリップが離れていたんですよ。
グリップエンドの返しは凹むので、握った際はほぼ引っ付くようになった。
握り切ったとき、グリップ+α程度のサイズで手のひらに収まると、この状態を保持するにも力使わずに済むので楽なんです。
FLHのクラッチレバーは、反力の強めなコイルスプリングも相まって、そこそこ握り重いのだ。
現行のレバーはこの通り。
〜03までの883だって純正レバーは引っ付きます。
信号待ちで握ったままなんてことはしないのだけど、やっぱり最後まで握った際はこの方が楽ですからね。
散々社外のレバーも試したのだけど、ここ重要視している物がホント少ない。
と言うか、握りが好みの物を含め皆無だった。
みな純正レバーは太いからという謳い文句で闇雲に国産車の様に細くした物ばかり。
ホントに軽くなった(感じた)物なんか無かったかな。
私の883は、自分の手のサイズに合わせて天地を少し詰めてありますよ。
これ細くし過ぎると、指の腹への面圧が下がって余計に重たく感じるんです。
勿論、カットすると共に、引き込み易くするためにアーチも変えてある。
まー、この前 VPクラッチ入れてしまった から、重いも軽いも無いのだけど。
純正レバーの見た目は好みの分かれる所だけど、純正改造の自分専用レバーは引き込みと離す際のシームレスさが最高に使い易い。
これ以外は無いなと言うほど気に入っている。
グリップを細く(薄く)したのには、もう一つ理由がある。
今後、883にインストールした ヒートデーモン の余りを使ってグリップヒーターを自作しようと考えている。
発熱体はハンドル内に貼り付けて温めます。
EVO共用の30Aキットは入手済み。
現状17Aだから電熱ジャケットと併用だと厳しいだろうから。
883は確か20Aあったはず。
あと、二人乗りでもジャケット着る(使う)からね。
こんな事ばかりで時間が足らない。