FLH1200 整備 その6 ウインカーモジュールとか

1日目 のつづき

ショベルヘッドあるあるウインカーボタン押してないといけない問題。

知っている人には今更だけど、ショベル時代のウインカースイッチは、押している間だけ点滅するという狭い国土の日本では厳しいシステム。

ウインカー点滅させながら右左折するのはなかなか難しい。
 

ということで、

以前、883スクランブラーにも装着した実績あるモジュール を使うことにした。

一度押しで7秒間、長押し2秒で20秒、4秒押しで70秒の間点滅して消灯する。

左右同時押しでハザード。

LEDフィラメント球どちらでもOK。

小型で使い勝手が良いのと、スクランブラーで林道含め2万キロ以上走ってノントラブルなのも安心できる。

ついでに、ハンドルポストのブッシュが経たってグッラグラするから交換する。

まーまー遠い。

ナイロンナットでめちゃ大変だった。

向かって左側はターミナル裏なので外して作業。

ナセルごと外してやれば良かった。(;´・ω・)

と、取れた。(;´・ω・)

折り返しついた座金で唾の部分が潰され欠損してグラグラになっていた。

おそらく42年前の品物。

ご苦労様。

新しいのに組み上げて完成。

モジュールはトップブリッジの辺りに付けるかな。

マジックテープでフローティングマウント。

キッチリ固定するのとフラフラにしておくの、どっちが良いんだろう。

どちらにしても振動はそこそこある。

OK。

883ではメインハーネス無加工でドッキングするようドイチェコネクターで仕上げた。

FLHは微妙に普通じゃない(ハザード関係でリレー二つ使ってた)が、普通のリレー制御なのでギボシ端子結線。

最初良く分からなかったのだけど、マニュアルの配線図にらめっこして解決。

配線読み解きながら作業してたらこれが気になってねぇ。

パーツリスト見たらデフォルトでこれ使ってたらしい。

なので、これがオリジナル。

でも取り回しも何だかスッキリしないのと試したかったのでこれを使ってみる。

被覆剥いて差し込んでぱくっとするだけ。

あと、この配線途中の被覆が裂けたり折れまくってお疲れの三爪のコネクター。

今後、ナセル内でトラブルの元にもなりそうなので、

現行品にスイッチ。

一応、HD純正部品です。

何かを買ったときに付い来て、使わないけど取って置いたのだと思う。

安心の日立製ギボシで繋ぐ。

ターミナルから一本でと思ったが、40Wのシールドビームだしギボシ繋ぎでいっかと。笑)

その他にも傷んでいる配線あったので、同色の線探して来て引き直したりもしてかなりすっきりした。

要らなくなった物も一応保管。

まー、使わないよなぁ。

で、シート下のパンタグラフ取り付けの雌ネジ問題。

二点の所を一点固定のままだった。

錆びてはいるが、なんとか山が残っている。

糸魚川での強行取り付け の際に無理にねじ込まなくて良かった。

そっとさらう。

直付けだったグラブレールの養生がガムテープだったのだけど、これを除去するのが大変だったー。>_<

過去ここ何かあったようで、上塗りしてあった。

もしかしたら、裏側のプレート兼シートナットを付け直してあるのかも。

今後何かあったら、現行の様に雄ネジが生えている方式にしても良いかなぁ。

パンタ側にゴム板貼り付けてこちらも完成。

で、やっと現行車とほぼ同じウインカースイッチの仕様になって使い勝手が向上したぞ!

しかし、なんであんなデカイ手の人らがこんな小さなボタンにしたかねぇ。

まー、当時の現地人はみんな押さなかったんだろうなぁ。

知らんけど。(;´・ω・)