ショベルFLH のヘッドOH その7

その6 のつづき。

もう随分経つから何をしたのか忘れてしまったよ。

とりあえずレフトサイドの作業。
 

ということで、

発電系3点セット交換。

レギュレーターは付け換えるだけー。

ステーターコイルはケース外に出す経路を通すのが大変だった。

めちゃ力入れ難い。

TOYOTA純正のコンタクトグリス塗布。

このグリス残りの人生分以上あるな。

組んだ。

むー…。(;´・ω・)

マグネット含めDS製エボリューション用30Aタイプのセットにした。

TAIWAN製かな?

883で2.5万km走っているけどレギュレーター含め特に問題は出ていない。

他社製はワッシャーでオフセット調整しているのもあったけど、DSのはスプライン幅が大きく取ってあったってのも選んだ理由。

板厚分だけのスプラインはちょっと不安だったから。

マグネットもカバーされている。

粉砕しても外に破片が出難いという利点もあるが、欠けたのを目視出来ないというデメリットもある。

まー、使いますが。

と思ったけど、やっぱりクランク左シール交換することにした。

シール買いに走る。

シール抜いてスペーサー当たり面見たら少し筋があるくらいでそこまでじゃ無い。

が、ベアリング当たり面は明らかに回った痕跡が…。(;´・ω・)

スプロケットナットが緩かったことがあったのかな?
(My作業じゃない。)

ベアリングは大丈夫ぽい。

むー。

見ちゃうと交換したくなるな。

てことで、ここでまた作業ストップ。

その間にどうやって抜こうか色々考えたとある部分。

釘で特工作ってみた。

焼いて叩いて叩いて焼き入れして

先端を緩曲げ。

木工釘なんで大して硬くはなっていないと思うが使えるかな?

スプロケット交換のついでにシール類交換。

MTケースのメインシャフト外側デカシールはタッピング差して抜き、

問題はメインギアの内側のこの小さなシール。

ずっと、どうやって抜こうかぼーっと考えてたの。

シール部からスッと入れて、

くるっと返す。

折れんなよ。

マジ絶対折れんなよ!

と祈りながら両側から2本挿入して引き抜く!

わーい。

大成功。

即ゴミ箱行きかと思ったが、無事に工具箱へストック決定。

デカとチビのシールを入れリークレス何とか入れタブワッシャー挟みシール付きナットをセット。

ここはトラなんかと同じ構成だね。

漏れるよねぇ。

英車に比べ、HDは対策部品が沢山あって良いね。

一先ず、シールの類は打たず組んでみた。

ハイライト鈴木さんに聞いた場合(個体差)によっては、抜け難くなるかもーと言われていたリークレスのとある部分も特に問題無さそうな寸法だったので素組みした。

締結。

みんなそうだけどここは逆ねじ。

スペーサーも直ぐに届く。

JIMSのにしてみた。

本来の当り面。

茶色いのは錆止めの油。

シールを入れる際にリップを傷めないようにってことらしい。

で、シール新品にしてステータも固定し、

マグネット被せる。

ふー。
 

その8 につづく。