CT125 ハンターカブ そら豆(ロー)シート その7 原型デケタ!

ここ毎日、出来た!完成!ぱんぱかぱーん!!

と最終確認だぜーと夜乗って帰り、あー、ここもう少しやったら良いなぁ。

で、翌朝覚えている内に該当箇所触ると他にも影響広がり集束させてぱんぱかぱーん!

というループをしておりました。

難しいのよこれがまた。

峰を2mm動かすのに両裾野50mmまで影響が出る。

それ自体は大した影響じゃないのよ。(佳境に入るとかなりデカイ)

でも、その大したこと無い影響を均して行っての作業を幾多も積み上げて全ての形が決まっていくの。

今回、基にしたハイシートの面影無くなる所まで触ってしまったのが痛かった。

ローは楽できるかなーと思っていたんですけどねー。

ハイシ-トとローシート、考え方は同じなだけで全く別の物です。

下げたい分だけ中抜きしてチリ合わせしたではなく座面作り直したに近いかも?

シートベースは共用ですが。

これが最後だーと考えながら下カップで下方へ吹くサフェーシング。

デケター!

ハイシートの時よりもそら豆ぽい?

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: DSC_2851.jpg

これがハイシート原型完成した時の。

大分雰囲気異なります。

何とその差30mm!?

純正シート+20mmのハイシートから30mm下げたローシート。

そう。

純正シートから-10mmです。

足つき全振りならもっと下げられたでしょう。

可能かどうかということだけであれば可能です。

まー、そうはしなかったわけです。

ハイシート作る時点でローシートも踏まえシートベースの形状決めました。

低床化もしてあります。

今回作ったローシートが自分の考えではベストです。

『ハンターカブに乗れること』が目的なのであれば他のシートでも良いと思います。

足つき更に良くなるかどうかは分かりませんが、もっと低いシートてならあるでしょう。

『ハンターカブ乗って遊びたい!』のであればこのローシート買って下さい。

足つき良いシートをただただ作るのは悔しかったので、小柄な方のみに向けた物ではなく身長170cm以上ある人にも楽しめるよう作りました。

まー、170cmあるのなら先ずはハイシートを勧めますけどね。

走れば随分と雰囲気違うので、好みで選ぶと良いと思います。

30mmの差は本当に大きいです。

MT-09やXSR900作った当初、ハイとロー20mmの差でしたが、皆さん大した差じゃないだろうと試乗してみたらバイクの動きが変わるんでびっくりしていました。

背の高い人がこっちの方がしっくりするってロー買う人も居ます。

とは言え、足つきにも拘って何度も何度もやり直して作ったので抜かりはありません。

一点にしか着座位置取れない純正シートと違い前後ポジションの自由度高いです。

キャリアの手持ちにお尻が触れる位置や、オフ車かってくらい前目乗車し続けられます。

後方へ行けば行くほど幅広なので足つきの際の腿当たり強くなりますが、そこでも良い形状良い塩梅です。

そして、スッカラカン前側の脇に何も無いシートではなく、足下しても加速減速コーナリングや低速巡行時にも違和感が兎に角少ないよう形作りました。

乗車時は確りあって足下したときは極力無い。

全ての動作に違和感を覚えない形状。

でも、それはシート毎同じことの繰り返しであって、今回作ったハンターカブ用シートの肝は別なんですけどね。

山行ったらびゅーと引っ張ってコーナリングしたり、トコトコと巡行するも今よりもっと楽しくなるでしょう。

シートに慣れて気にならなくなりシートが消えてしまっても、より良くなったハンターカブの楽しさは消えません。

我々が作ったシートを使ってくれている人には伝わるんじゃないかなー。

この感じ。

どうでしょう。

おそらく、もう少ししたらお届けしたユーザーの方たちから Customers Voice にご投稿していただけるんじゃないかなーなんて淡い期待をしています。

製作者の声をいまいち信じられない方はそちらをご参照ください。

まー、まだそこまでの個数を出荷出来ていないんですけどね。

ホントお待たせしちゃってて済みません。

そんな感じで来週からローシート型取りに入ります。

出来上がり楽しみにしていてください。

あ、そうそう。

明日は土曜日ですが祝日なのでお休みいただきます。

土曜日なんだから休むなよっ話ですが、そういうレギュレーションなので。