Dax125 バナナシート その11 試作レザーの一発目!
いえーい。
試作レザーが縫い上がって来たぜー!
ということで、
早速、オオソネが他の仕事放って張り込んでくれましたよ。
一先ず、見返しは無し。
車両に装着。
いいねー。
一発目にしては上出来。
かなり良い。
瞬時にこれなら大きな修正せずに済みそうと分かった。
そういえば、標準ネームプレートをどれにしようか決めて無かった。
こっちかなぁー。
まー、ネームプレートはオーダー時に選べますからね。
別途の費用も掛かりませんから好きなの選んでもらえればと。
この前、貼った 白赤デカール に合わせてこの配色もあり?
まー、お好みで。
で、ライン修正。
ここだけ。
次は、見返しありで縫います。
一旦、練馬縫製部へリターン。
で、ライン修正する前に一時間ちょいくらい走って来た。
戻って、純正シートに付け換えてまた走り彼我比較。
で、またバナナシートに戻して走る。
色々と理解が進む。
数値上はまだ測っていませんが、純正シートから着座位置高くなっています。
これは原型製作時点で狙った所。
最初にバナナシート付けて走ったから『あれ?高くなってない?』てなったけど、純正シート付けて走ったら『うわ!低っ!!』てなった。
早くもバナナシートの位置が普通になってた。
純正シートは脚の付け根の曲がりがキツイのと座面幅が足らないので面圧高くなり過ぎですね。
そして、少し前下がりの座面。
皆さんがお尻痛い痛い言っているのはこの辺りでしょう。
少し乗った時点で鈍痛の予感がある。
バナナシートは幅を広く取ってあります。
足つきは良いと言いたいですが純正シートよりも悪いです。
まー、それは高くなっている分なんですが。
かと言って、足を下した際の不快な感じはありません。
体型や好みによって踵がつかない不安はあるかもしれませんけどね。
私は車体を支えるのに踵が付く必要は無いと思っているので気にしません。
横方向へ振れた際に身体を支えるのに踵使わないです。
バイクに跨らず肩幅程度に足を開いて誰かに右か左から押してもらってください。
踏ん張る、もしくはバランス取るとき踵浮くはずです。
まー、この辺りはつま先バランス踵バランスの人も居ますので一概には言えない部分なんですが。
個人的な見解ですが、猫背と踵重心で成立するスポーツはほぼ無いと思っています。(知る限りなのでほぼ)
足つきに不安があるという話は、踵がつかない不安よりも、内腿にシートやサイドカバーなどが当たりその圧迫感を不快に感じたり、足を真っ直ぐ下ろせず膝が外を向いてしまい足先に力を込め難いなど、足のつき方に不満を感じている場合が殆どです。
当たり前の話ですが、車体を楽に支えられているのであれば、踵が浮いていても不満や不安は感じないはずです。
大事なのは、足のつく量よりも足のつき方。
結局は、車体を不安無く支えられたら良いわけです。
たまに、『あと数cmで踵がつくのでもう少し低いシートが欲しい。』という問い合わせをもらいますが、それは踵がつくことが目的化してるんだろうなーと思って返します。
まー、そういう人も居るという事で。
で、走ってみて気が付いた。
乗車位置が高くなって何だかモタードぽい雰囲気だ。
乗車位置もそうだけど、元気に走りたくなる感じもそれに近い。
ハンターカブのハイシートはオフ車ぽく感じたんだけどね。
ホイル径タイヤ幅かな。
舗装路走らせて楽しくなりました。
とにかく元気。
膝もそうだけど、足の付け根の曲がりが緩くなっているのも良いね。
ステップ荷重がし易くなってる。
足周りにゆとり出来るのでシート先端まで乗車位置ずらしても車体操作の際に窮屈さが無い。
その状態でもステップの加重抜重がし易い。
モタードぽく感じるのは、乗車位置だけではなく、前後ポジションの自由度が高いから、それに合わせて前後のピッチング使ってタイヤのグリップ感(あくまでも感)を引き出しているからだろう。
インフォメーションが大きくなっているのよ。
前後のサスの入りが良く分かって自分が操作しているという高揚感も得られる。
動かないサスではなく大きく良く動くサスが好き。
少しハンドルが低く感じるようになるかなと思っていたけど違和感無し。
それは良かった。
あとは距離乗ってからかな。