BMW 水冷 R1200GS R1250GS LC リアシート の特徴
セミオーダーでご注文いただいていたR1200GS(水冷)用の 弊社オリジナルリアシート が仕上がりましたよ。
以前にライダー側もご用命いただいておりました。
勿論、ライダー側と同色使いですね。
重ねて有難う御座います。
標準装備となるタンデムベルトは前側のシートと合わせたブルーのステッチ仕上げです。
と言いながら、ベルト裏側なので掛糸が見えてない。(笑)
チラと見えますかね。
取り付けステー、取り付けねじ、歯付きワッシャー、レザー留めるビス全てステンレスです。
後ろ側ステーは左右必要。
前側ステーは一点ですが、センターのラッチは挽き物です。
レーザーカットした板に溶接して電解鍍金。
リアシートと言うと何となくライダー側より安価なイメージあるかもしれませんが、確りした物作るとなると、当然ライダー側と遜色ない価格設定になります。
高いなーなんて言ってると、パッセンジャーの装備にお金出したくない感が透けて見えてしまいますよ。(笑)
しかし、リアシートてそこまで売れないんですよねー。
タンデムツーリングの頻度高い方でもリアシートは純正のままって往々としてあります。
それでもタンデムする頻度の高い車種にはなるべく確りしたリアシートをラインナップして行きたいなと思っています。
まー、正直儲からないです。
前シートのラインナップ増やした方が売れますもん。
現状、リアシートは前買った人が追加で買うって感じだから。
前は純正でいいんだけど、後ろがイマイチなんだよねーなんて後ろだけ買ってく人に出会ったこと無いもの。
まー、そんな話は置いといて、このオリジナルリアシートの特徴。
真横から見たら分かるでしょうか。
ヒントは座面。(当たり前)
シート後端辺りに大きな差があります。
左が弊社オリジナルで、右はレザー張り替えただけの純正です。
こうすると分かるかな?
弊社製は、後ろに向け純正シートよりもかなり低くなっています。
座面の傾斜設定を大きく変えてあるんです。
純正シートの前下がりはライダー側だけじゃ無いんですよ。
減速時にパッセンジャーのヘルメットがコツンてなったことありませんか?
GSみたいに前後落差があるとそこまでじゃないかもしれませんが、きっとパッセンジャーは減速の度にグラブバー握り締めて踏ん張っていると思いますよ。
そして、グラブバーに囲まれるリアシートなのですが、そのグラブバーギリギリいっぱいまで幅を大きく、更に後方へ広くしてあります。
座面の傾斜設定もそうですが、後ろに広いてのが実は大事。
少し後ろ目に着座出来る事により、相対的にステップが前方になり座面の傾斜も手伝って踏ん張れるようになります。
ステップ荷重が効くんですね。
パセンジャーのステップて近いと言うか後ろ過ぎるんです。
タンデムする方は、機会がったらリアシ-トに跨ってみて下さい。
凄い変な位置にステップがあって足裏に力が入らないと思います
純正リアシートの座面が終わった少し後ろに着座すると少し落ち着くんです。
そこに着座出来るようにしてあります。
ホントはもっとステップ前にあっても良いのですけどね。
それと、タンデムベルトを標準で付けているのは、片手でも前に出来ると腰が痛くなり難いからです。
交互に持ち替える事で上体の姿勢を変えられるんですね。
両手グラブバーだと身体のセンターと腕が直線上になるので前後ピッチングで踏ん張りも効きません。
グラブバーは雨降れば濡れるし冬は拳に走行風が直撃して冷たくなります。
両方の条件が揃うとホントやばいです。
ライダーの腰と自分の両足の間に手を置くと、グラブバーとの体感温度差に驚くと思いますよ。
全て体験してきたこと。
まー、これが全てじゃ無いんですが、リアシートもちゃんと乗って作っていますってな話。
先日のMOTORADA大和さんのフォトギャラリー にあった奥さんの乗り心地良い♪♪ ってのはこんな理由からなんです。
弊社オリジナルリアシート(も!)お勧めです。