FLH1200のリアブレーキ問題と二次減速比。
ショベルFLH1200は4速なんですが、思っていたよりショートです。
2次減速比を変更してみることに。
ということで、
ドライブ側変えるにはプライマリカバー全外しなので今回はドリブン。
そして、チェーン引きの兼ね合いで大きくは振れない。
この前チェーン換えた ばかりだし、出来れば現状のコマ数で行きたい。
鉄ですよ。鉄。
530の鉄スプロケットの重いこと重いこと。
昔のバイクはみんなスプロケット重かったのを思い出しましたよ。
SR400/500だって今は428チェーンだけど、以前は530だったんだから。
まー、SRはリアドラムでハブ(CPD)大きいからここまでじゃ無いけどね。
これだけに軽め穴開いていてもこの重さ。
足の上に落としたら貫通しますから。(個人差あり)
昼休みに上げる。
ちなみに、これ GAIAでぎっくり腰 やる前の話。
ホイル抜く。
当然、この重たいスプロケットが小さく見えるくらいなのでホイルは更に重たい。
反対側にはローター、タイヤの中にはチューブも入っているからね。
現状の51T ⇒ 49Tに。
チェーンダメならジョイント買わなくちゃだ。
話によると、FLHは当地(米)の大柄な二人乗り荷物満載とかサイドカー付けたりもあるのでMTギアがショート設定なんだとか。
たしかに、1速はほぼ発進だけで2速も低く、3が若干離れて4は近い?て感じ。
1速が発進用の4速トラックだね。
これ次減速比だけじゃ済まないんだろうなぁ。
MT開ける際は、1と2のギアどうするか考えよう。
型抜きだからどうかと思うも、意外とセンターサークルの寸法は悪くなかった。
まー、挽いてきっちり作るとハブ側の変形あると入らないとかもあるもんね。
キャスト(アルミ)ホイルも同じ格好だし。
ここ歪んでいる個体はざらにある。
とりあえず、ボルト差して仮締めしてバックトルク(エンブレ)方向に捻って締結。
そして、こっちが本命?
ローター換えます。
例に漏れずこれも重たい。
10インチ ⇒ 11.5インチ
φ254mm ⇒ φ292mm
使い方に慣れているから制動力は10インチで全く問題無かったのだけれども、ちょっと熱的に厳しさを感じていたので大きくします。
夏にタンデム下りで少しフェード気味だったのね。
横手山から草津までとか延々の下りだったけど、夏でも気温はそこまでじゃない。
パッドクリーン的にもドリルドローターにすると良いのかもね。
まー、このローターで起きたら考えよう。
ペーパーロックにはならなかったけど、直ぐにフルードは入れ替えた。
ナット外してびっくり。
ナイロンが溶け出していた。
熱…か?
恐ろしい。
キャリパーの引き摺りは無かったようなんだが…。
中古だけど段付きも無く減りも少ない。
自分の883と同じローターだろう。
この形状のは、 ~99までだったっけ?
フロントは妙に効きもタッチも悪くて社外のセミメタルやら換えてみたけど当たり付いても全く良い所無く即外す。
純正パッドに換えたら何だこれで良いんじゃないかと解決した。
効かない効かない言われるバナナキャリパーでも問題無い。
後ろ分も純正を入手した。
ふふふ。
と思ってキャリパー割って見たら、後ろは既に純正パッド(新しめ)だった。
効き方と制動力共に不満無かったのは純正パッドだったからだろうな。
しかし、油塗り過ぎ…。
開けて見て鳴き止めシムに矢印や打ってる過去のおれグッジョブ。
ちなみに、ホイルにも回転方向の矢印書いてある。
タイヤ交換するときにローテーション間違うから。
何度も失敗した経験から学ぶのだ。
学べないから印をつけるとも言う。
後で色々調べたら反対だった。
回転方向に対しての向きじゃなく、ピンスラ側に入れるシムなんだね。
結構違うでしょう?
というか、320kgあるバイクで254mmのローターだから。
小さくね?
キャリパーデカくね?
リアディスクになった初年度が1973年で、これ1980年式だからディスクになってまだ日が浅い。
まー、翌年から11.5インチになるんだけどね。
同時にFL系のみキャリパーが片押しの2POTに変更される。
そう。バナナキャリパーじゃなくなっちゃうのさ。
FX系はバナナキャリパーのまま11.5インチになっている。
ふふ。 だいぶ詳しくなって来たぞ。
サポートに使うのは、そのバナナのまま11.5インチになったFX系のサポート…
の社外品。(ネットで調べたけど該当なし)
純正中古もあったのだけど、今のスライドピンを抜かずに装着出来る作りになっているのでこれにした。
加締め飛ばせばピンを外すことも出来るが一応ね。
戻すことも無いだろうけど。
このサポートだと、ピンスラの位置もキャリパー前方に寄った2つでは無く、キャリパー前後になる。
ブッシュは欠品していたので新しく入手。
この方式でキャリパーが綺麗にスラストするのかは分からないが、バカ重バナナキャリパーを支えるには都合が良さそうだ。
キャリパーは貫通していないも下穴あるので少し小径のホールソーで抜いて周りを手仕上げする。
1mm程度の薄い膜みたいなもん。
アクスル通したら入らないこたないけどまぁまぁ渋い。(;´・ω・)
締結したら抜けなくなりそう。
内径をフラップホイルで仕上げる。
唾付きカラーを両面から圧入してあるのだけど、クロームメッキ乗って嵌め代が狂ったんだろう。
付いたー。
このサイズにしておけば、純正で穴開きローター(セミフローティング)の選択肢もある。
でも、好みで言えば見た目は穴無しローターが良いな。
さっきのブッシュはここ。
前側のピンと離れた位置で良さそうだ。
キャリパーのガタつきも減ったのは良いが、引き摺りがないか少しの間は注視しよう。
ほぼ見えない。
換えましたみたいなのが分かり難くて良い感じだ。
走っても(止めても)調子良い。
少し踏み込んだ際の制動力は確かに高くなっている。
タッチが変わらないのも良いね。
これでパッドを押し付ける時間が減れば良いなぁ。
ローターの表面積も大きくなるから放熱も上がれば直良しだ。
スプロケットも悪くない。
チェーン引きも問題無し。
もう少しロングにしても良いかも?
48Tまで落としてもチェーン引き調整範囲内に収まるだろう。
ただ、やっぱりMTのギア比だなこれ。
とにかく1が低いんだもん。
その内、プライマリー内を作業予定(クラッチ/発電)なので、ついでにドライブスプロケットも手配中。
外から現状のが見えないから丁数は博打。
デフォルト丁数のままだと良いのだけどどうだろう。