FLH1200 娘のズボンにオイル染みは許さん! オイル漏れを直せ!! その2
その1 のつづき。
なんでこんなシートと関係ない事を日を分けて夜な夜な書き溜めて更新しているんだろうとも思うけど、まー、備忘録も兼ねてるんで。
ということで、
ヘッドとロッカーカバー分離。
製造は ’80年で合致。
このショベルヘッドがショベルヘッドたる所以の特徴的なロッカーカバーの中には、ロッカーアーム(とかシャフト)しか入っていない。
それしかないんかーい!と思うもホントにそれしか入っていない。
こんだけ重たいんだしホントはもっと何か入っているんじゃないの? なんて覗き込むもホントに入っていない。
それなのに、なにこの物凄い駄肉というかアルミの塊感たら…。(;´・ω・)
こう言っちゃー悪いが、『バカでしょ? バカなんだよね?』 て思うほど重たい。
HDの色々重たい物を知ってはいるが、今までの経験に違わずこれも重い。
内容物からすると呆れるほど重い。
そのくせバルブ側はセパレートになっているんだもんなぁ。(歪む)
ここらがブロックヘッド(一体)になるのはこの数年後の話。(EVOLUTION)
ロッカーとヘッドの間に挟まれチンチンに熱せられちゃ冷やされ続けて来た元紙(ガスケット)は、当然のようにカチカチになっていた。
逆に剥がすの楽だけど。
ガスケットをすり抜けたオイル跡あるのである意味安心。(場所特定)
お疲れ様。
2バルブだからと言うのもあるが、ヘッドも大した部品点数無い。
そして大概重い。
なぜここまで重くする必要があるのか逆に不思議。
これも’80製造だ。
カーボン溜め込んだ燃焼室とバルブ。
ヤマハ純正工具を使って取り外す。
外した物は小分けして保管。
スプリング天地なんかも印付けておく。
リムーバー付けたら軽く浮き立った。
良かった。
良く落ちるなぁ。
シリンダーは、-78だ。
面白い形状の座金は、’78以降に採用されたらしい。
EX側の加工痕に段差あってカーボンめちゃ堆積していた。
ので均す。
段残ってるけどこれ以上追わない。
IN側は鋳肌でざっらざら。
ここも厚く堆積。
こりゃー積もるよね。
ヒドい所だけ削り取る。
砂型だったのかなぁ。
これだけの量産でそれは無い?
ガスケット当たり面気持ち整えた。
素人なんでこれ以上余計なことしないでおく。
シートはまーまー凸凹だけど、あ、圧縮ちょっと落ちるだけなんだから。>_<
触らない。
バルブもぶくぶくー。
なかなか手強かった。
今後、バルブ周りリフレッシュ予定しているが、またそれは次の話。
今回はガスケット交換がメインなので一先ずこのまま使い回す。
何しろ秋の良い時期にしか娘がタンデムしてくれないだろうから多少急いでる。
インテークマニホールドも -78で純正品。
今回これだけは余計な事をする。
と、その前に、鋳型と切削の境が立っていたので、
ちょっと均した。
ヘッド to マニのシール当たり面に鋳型の割りがあって(4か所)ほぼ未処理。
話によるとショベルはここのシールから二次エア吸い易いとかなんとか。
先に処理しておこう。
あと、何故かマニ to キャブの面が荒れていた。
消えないまでも少し擦り上げとく。
段差が完全に無くならないまでも、
凸は落とす。
マニ to ヘッドの当り面も整えた。
ここは前後バンクにテーパーで挟まれるから、落とすと辻褄が合わなくなっちゃう。
ここぴったり合わせる事なんて出来るの?
逆に接していると振動で面が荒れちゃう気がするんだが…。(;´・ω・)
対策品とか言うのネットで色々見て回ったけど、バカ締めする所じゃ無し、純正のバンドが一番良くないか?
シールも対策品とかのじゃなく普通に売ってる黒いヤツを使う。
まー、身をもって検証しよう。
(1.000kmほど走っているけど何も起きていない。)
そのまま素組みと思ったけど…。
やっぱり軽く整えた。
まー、ピタッとはしない。
ステムもガイドも減っているからまたやるし。
…。
このすでにバイクの部品じゃ無くなってる感じが良いよね。
座は綺麗。
やってしまった。
どの位落ちるのかな? と興味本位で一部磨いてみたら十円ハゲみたいになっちゃって、結局全部研ぐことに…(´;ω;`)ウゥゥ
古い車やバイクをピカピカさせる趣味は無いんです。
一応、6部艶のつもり…。
キ、キレイ過ぎる…。(´;ω;`)ウゥゥ
その3 につづく。
こんばんは。
最後の
写真の磨き剤は、どのような物を使っていますか?
私はピカールから始まり、色々試し、最終的にワコーズのメタルコンパウンドというのを使ってます。
あまり拘り無いので勧められたマザーズ使っています。
今回はポリッシャーやバフは当てず、800番で水研ぎした後にウェス(マザーズ)手でゴシゴシしました。
ワコーズも良いって聞いています。