SR400のセンタースタンド掛けられない問題。

何度かやっている SR400のサイドースタンド問題

問題なのはサイドスタンドだけじゃなく、センタースタンドにも!?

『SRのセンター(メイン)スタンドは掛けるのが大変!』

と言う人が実に多い。

まー、確かにフロント19インチで分厚いタイヤだった頃から長さ変更していないスタンドですからね。

サイドもセンターも現行には長いんだよ。

センタースタンドの品番は、1978年(初期型)型番2J2が頭に付く。

2J2-27111-00 ← しかも末尾が-00(小変更すらしていない)なんでホントに同じ物っぽい。

サスも短くなっている現行車に合わせ、本来ならサイド含めセンタースタンドも短い物にするべきなんですけどね。

そこはシーラカンスと呼ばれるSR400たる所以か。

(それとこれとは話違うと思っているが、良くこの言葉で誤魔化されている。)

まー、そんなこんな動画撮りました。
 

ということで、

先ずは動画を見てください。

支点 : スタンド接地部 (地面)
力点 : スタンドの踏むところ
作用点 : スタンドピボット部
 

グラブバーを掴み持ち上げる力も少しは使いますが、決して腕力任せではありません。

どちらかと言うと、グラブバーを離さないために手に力を入れているイメージかな。

センタースタンドを下方へ踏み込む時、自分の身体が浮き上がらないよう右手に掴んだグラブバーで持ち堪えるみたいな。

自分の体重を効率良く下方へ(スタンドの力点【踏むところ】)へ掛ける為に右手を使います。

力点(踏む所)へいかに効率良く入力するかが一番重要。
 

で、説明。

1. 左手をグリップに手を添えハンドルセンター(タイヤを真っ直ぐ)にする。
車体が真っすぐ後ろに下がる方が安定して良い。
 

2. スタンドを右足で軽く踏み、 スタンド底面(足の裏)左右2か所を均等に地面に当てる。(車体を真っ直ぐ立てる。)
 

3. 右手でグラブバー横を掴む。
(脇を締め気味に肘は伸ばす)
 

4. スタンドの接地点 左右2か所が地面と離れない程度に体重を掛け、前後サスペンションを伸び縮みさせる。
 

5. サスペンションが縮んだ後の伸びるタイミングを覚える。
(せぇーの! とかヨイッショ! とか掛け声掛けると分かり易い。)
 

6. サスペンションが伸びるタイミングに合わせ、スタンド(力点)に全体重を一気に乗せる。
 

7. 棒立ちで体重乗せても、軽量な人だとスタンド(力点)の上で自分がぴよーんと持ち上がってお仕舞いなので、右手で掴んでいるグラブバーを使って自分が持ち上がってしまわないように堪える。
 

8. 自分では見えないが、地面(支点)とスタンドピボット(作用点)が垂直少し手前に差し掛かるタイミングで、グラブバーを掴みながらスタンドをより踏み込む。

心づもりとして、センター(メイン)スタンドは持ち上げるのではなく、とにかくここを踏むことに重きを置く。

接地点(スタンドのヒール部)のカム曲線の頂点手前が一番力(重さ)を必要とします。

(厳密には、スタンドが横投影で垂直に差し掛かる辺り。)

掛けられない人は、そこを越えられない。

タイミングが合えばそこまで力は必要ありません。

カムの頂点手前で、足裏(スタンド力点)と手に持った物(グラブバー)を引き離すように力を一瞬入れるイメージです。

上と下が一直線になった方が効率良く(力が少なくて済む)、脇も締まっていた方が良いし、肘も伸びていた方が良いです。

何なら膝も真っすぐ伸び気味の方が楽に踏み込めます。(腰を使う。)

リアタイヤこれだけ浮かせるんだから大変は大変よね。

前タイヤ浮かとこんな感じ。

この角度から、

ここへ上げるんだから大変っちゃー大変だ。

ただ、250kg近くあるR1200GSであってもコツもタイミングも同じです。

馬鹿力で引き上げたり体重任せで踏み込むわけではありませんよ。

よく言われますが、腕力はさほど必要としません。

SRもGSも同じくらいの力で掛けられます。

(空冷R1200GS初期型は除く。あれは設計があかん)

ちなみに、体重60kgです。

まー、こんな仕事しているので腕の力はそれなりにあると思いますが。

掛けられないとか逃げて意識のある人は、是非練習してコツを掴んでください。

センタースタンド、こんなに便利な部品はありませんよ。