空冷VWバス SO-42ウエストファリアキャンパーにヒッチメンバー取り付け

前から画策していたヒッチメンバー装着の話。

ヴィンテージモトクロス当日、トレーラーにXT500を載せて引いて行きたい!!
 

ということで、

買ってきてポン! とは付かないので、事前に色々やることがある。

取り付け加工に必要なSUSのパイプ。

φ35mm位?

磨いてあるのは高い! ということで、安い方を頼んだのだけど、

見た目足場の単管か? という質感なので、少し研ぐことに。

でもこれが研ぐの大変なんだ。

ヘアーラインにしようかと思ったけど、この辺で断念。

まー、装着してしまえば見えない部分なんですけどね。

勿論、2本とも同じ仕上げる。
 

レースの3日前。

仕事を終わらしてから馴染みのプロショップ清水まで遠征。

ヒッチメンバーのサイドステーは、 事前に型取りしておいたFRPの板 から、清水さんが図面を起こしてレーザー屋でカットしておいてくれた。

板厚6mmあるので、蹴飛ばし程度じゃ直角に曲げられないので、外注加工に出したらしい。

取り付け位置にはプラスで補強板を溶接してもらった。

時間も時間なので、すぐ車に馬を掛けて作業を始める。

そう。

夜行って、その日の内に付けちゃおうと。

まー、日は確実に跨いじゃうんだけどな。

清水さんの奥さんも、 『上山君が来る日は、帰りがすごく遅くなる。』 と理解?してくれているらしい。

で、サイドステーをバンパーステーと仮締めし、

サイドステーとヒッチメンバーも仮固定。

バイク用のジャッキを持って来たので、それにヒッチメンバーを載せて持ち上げる。

チラリと見えるリアゲートの ラダー も、前に加工して付けてもらった物だ。

ジャッキを抜くとこんな感じ。

バンパーと配線ソケットのクリアランスも素晴らしい。

でも、これで終了な訳が無い。

バンパーの左右取り付け2箇所(計4箇所)の穴位置が : : ← みたいに平行になっていると思っていたがそうでは無かった。

ステーがバンパーのカーブに合わせて取り付いてるのね。

なので、穴も後方に向かってハの字になってる。

サイドステーをそのまま付けるとやっぱりハの字。

6mmある板を蹴飛ばし使ってガシガシやって、片側10mmくらい内向けに曲げて平行になるようにする。

で、その間、清水さんが旋盤を使って何か作ってる。

最初のパイプと同じ外寸のカラーを挽いています。

そいつを更にフライスで加工して穴開け。

4個ね。

2個だけパイプに差し込んで溶接しておきます。

パイプも旋盤で挽き目を入れたら尚良かっただろうなー。

青鹿も手伝わせる。

ヒッチメンバーのアールに合わせて作った型紙で板をケガきコンターで切り出してから、実物に合わせながら削りまくる。

ヒッチメンバーとパイプを固定する受けを作る。

ヒッチメンバーは、サイドステーだけだと不安なので、シャーシ(トーションケース)にボルトで締結する作戦。

清水さん当初面倒臭かったのか 『パイプに穴開けて、中にカラー入れれば良いでしょ?』 って感じだった。

でも、 『ブラケット挽き物でパイプにインロー溶接でしょう!』 ってお願いしたの。

ヒッチメンバーの裏側だし、装着しちゃうと覗き込まない限り見えないんだけどね。

シャーシ側なんかまず見えないし。

でも、そうしたかったからそうする。

パイプの芯は、サイドステーの取り付け位置 (ヒッチメンバーのセンター) から少しだけ下側にオフセットさせた。

ヒッチボールは、押されたり引かれたり捩られたりするので、サイドステーとロッドの位置ずらして少しでも応力を分散したいのだ。

ロードクリアランスやシャシ側の都合があるので、この位置で溶接してOK。

配線留めのフックも付ける。

マフラーとかエキパイとかスプリングを掛けるアレね。

たくさんあったので付けてもらった。

パイプの溶接してる間に配線処理。

前日、夜中まで掛けて車体側の配線処理だけしておいた。

この年式のワーゲンは、ウインカーとストップランプが同じバルブで補っているから配線の引き出しが面倒臭いのだ。

車体前方にある左右ウインカーと、マスターシリンダーに直付けされているブレーキスイッチから後方へ引いてきた。

そんなの現地でやっていたら、とてもじゃないけど一晩で終わらない。

バックランプとポジションとアースは、後ろのランプから二股ギボシを使って分岐させた。

空冷ワーゲンはリアエンジンだ。

なので、エンジン/ミッション降ろすときにはヒッチメンバーも外さないといけない。

だから、コネクターで簡単に外せるようにしておく必要がある。

これなら挿し間違えも無いしね。

当然防水コネクターを使う。
 

パイプの反対側をトーションケース辺りでカットしてカラーを溶接し、

また型紙起こして同じように板切り出してカラーに固定してトーションケースに溶接。

当然、追加のオイルサンプを避けた位置にパイプを通す。

で、この時点で午前2時過ぎ。

還暦近いおじちゃんがこの時間に車に潜って溶接してる。(笑)

しかも、外は雨降ってるし。

感電しないでね。

火の粉は落ちてきてるけど。

マスクしてるし大丈夫か?

うひょー付いたー!!

で、ありがとうありがとうとトレーラーを連結し逃げるように引いて帰る。

家着いたら4時を優に過ぎていた。

空荷は跳ねるねー。

この車の構造上、バンパー共締めだけだと弱いんだ。

シャシからパイプで補強しておいたって訳。

ヒッチメンバーの上がマフラーなので、配線をこの位置 (下側) に吊りたかったのだけど、現地で良い方法が見つかって良かった。

バイク屋でもないのに、とうとうトレーラーとか引いちゃうようになっちゃった。

何か一線を越えたような気がするね。

この先遊びまっしぐらって事か。

清水さん。

今回も有難う。

またヨロシク!!