R nine T フロント ローシート その5 試作レザー1発目

先日抜いたRnineT用フロントローシートのスポンジ  ですが、

R nine TフロントローシートK&Hレザー試作1発目車両全体

本日試作レザーが縫い上がって来まして張り込みましたよ。

私がローシート作る上で気を付けているのは、良く見るあんこ抜きましたみたいなローシートにはすまいというのがあります。

痩せこけた野良犬の腹の様なあれな。

R nine TフロントローシートK&Hレザー試作1発目

ハンプカバーのパッドが赤いのはご愛敬。

現状ではステッチラインが低過ぎですね。

ちょっと野良犬感あり。

厚いシートはライン下げ気味にして薄いシートは上げ気味に。

ただ、あまり上げると足を下した際内腿に当たって違和感に繋がるので良い塩梅で。

まー、ステッチですのでパイピングほどは気にせずで良いと思いますし、アールの峰からは外してあるのでそこまでではありません。

見返しはシートベースを共用している ミディアム と同じなのでそのままでOKです。

がっ、

R nine TフロントローシートK&H試作レザー前後ステッチの段差

リアシートとのステッチの繋がりが合っていません。

薄っすら入っているのは鉛筆の下書きライン。

R nine TフロントローシートK&H試作レザーに修正ラインを入れる

てことで、白ペンで本番。

R nine TフロントローシートK&H試作レザー修正ライン横から

最大5mm程度の少しの差なのですが、製品にするには大きな差になります。

R nine TフロントローシートK&H試作レザー修正ライン上から

小さな小さな差を少しずつ埋めそれら作業を積み重ね製品化していきます。

手に取ってあらゆる角度から見て違和感が無いというのは、それはそれはとても多くの裏方作業が伴っている証拠なんですよ。

このよれよれの線を縫製部が型紙上で整え裁断して縫子さんが仕上げます。(笑)

初回にしてはまずまず。

次回で決まるかな。