『S1000RRから乗り換えたRnineTスクランブラー。
どうやら純正シートが問題で尻が痛くなるとは聞いていましたが、SSに慣れた俺の尻なら問題ないだろう、と思っていた頃が懐かしいです…大問題でした。
そこで以前F800GSで使用しその性能に安心感を持っていたKandHさんのシートにしようと思い立ち、今回はシングルシートで革をダークチェリーにしてオーダーしました。
冬の入り口で注文し、仕上がってきたのは春の入り口。
そろそろかな、どうかな、とツイッターの発送写真を毎回楽しみにしていました。
そうしていると他の方のシートを見てどんなバイクになるのかな、と想像するのも楽しかったです。
さて、いよいよ届いた念願の世界に一つの俺のシート。
梱包されたダンボールも普段見ないような厚いもので、とても丁寧に発送されてるのだなと関心しました。
そして取り出したシートの美しさたるや… 本当に美しいんです。
驚きました。
革の質感や造りの丁寧さ、形のカッコ良さ。
「これはいいものだ」 直感がそう言ってきます。
思わず数日部屋に飾っていたんですが、我慢できなくなり取り付けました。
フィッティングは完璧です。
実際目の前にして思ったのはRnineTのバランスが取れたということ。
このバイクはエンジンとタンクの主張が強く、反面シートがサラッとしているのでどこかアンバランスに感じていました。
ところがKandHの質感の高いシートを装着することでようやく車体全体に視線がいくようになった気がします。
座ってみるとふわっと優しい感触。
純正シートとはまるで違います。
着座位置は気持ち程度後ろに下がり、下ろした脚はステップの後ろを通り当たりません。
走り出すとやはり座り心地の良さが気持ちよく、若干後ろに下がった着座位置も全然気にならなかったです。
F800GSの時もそうでしたが、まるで違和感なくそれが当たり前のように普通なんです。
なんでこのバイクは最初からこうじゃなかったんだろうと不思議に思えてきます。
純正シートでは150kmで尻に痛みを感じましたが、KandHのシートは300kmで、痛いかな?と思える程度。
馴染んでもっと良くなるのがとても楽しみです。
納期が半年近くかかるので当初は悩みましたが、今では工程の最初から自分のために職人達が製作してくれたんだなと思えて、世界に唯一の俺のシートだ、ととても素晴らしいものを手に入れた気がします。
造っていただいてありがとうございました。
大事にします。
余談ですが、純正シートの時にUNIT GARAGEのリアキャリアを着けていたので、共存できるかなと試してみたところシングルシートでは干渉せずに装着できました。
ですがKandHのシートの存在感がスポイルされる気がしてキャリアは外すことにしました。
UNIT GARAGEのサイドバッグステーは問題なく装着できます。』
全体をダークチェリ―レザーで仕上げたシングルシート。
無機質なボディに深みのある赤、最高にかっこ良いですね!
デザイン・乗り心地共に気に入って頂けたようで、大変嬉しく思います。
シートはここから使い込むほどに、更に馴染んで心地良く変化していくことと思います。
変化の過程も、是非楽しんで頂ければと思います。
弊社シートはF800GSでもご活用頂いていたとのこと。
リピートでのご依頼に、心より感謝申し上げます☆
今後とも宜しくお願い致します。
素敵なお写真・ご感想、ありがとうございました!