CRF1000L アフリカツイン シートベースの忘れ物。
こちら、本日出荷いたしましたアフリカツインのスーパーローシート。
サイドを滑り止めの赤、上面をカーボン綾織りにて製作しました。
なかなかスマートな仕上がりになっています。
アフリカツインは純正シートベースを使い、弊社オリジナルスポンジに換装するという手法を採用しています。
これは、弊社製品としては唯一です。
弊社のアフリカツインのシートは、ただ単にスポンジだけを入れ替えるのでは無く、スポンジ一体のインナーシートベースで補強しています。
まー、今回メインはこの話じゃないので理由は割愛します。
車体側のキャッチに対し、シートベース側のラッチには、この様な金属の丸棒がインサートされています。
シートの2段階高さ調整機構の為、段違い平行棒になっていますね。
周りのゴム足やベースの位置決めの突起も2段階。
ただ、このスーパーローシートは高さ調整無しなんですけどね。
下げた状態で装着してリアシートやタンクに段差が出来ない仕様。
アフリカツイン乗ってる人しか分からないし、まー、これも割愛。
ホントは販促なのでそこやるべきなんだけどね。笑)
でね。
このお客さんから送られてきた純正シートから純正のスポンジとレザー剥がして弊社オリジナルのスポンジ乗せインナーシートベースをタッカー固定しレザー張る段になって気が付いた。
鉄じゃねぇぇぇぇええええええ。
そうなの。
PPの棒なのよ。
鉄の丸棒インサートし忘れてるの。
ちょーレアパーツ。
良くも幾多にも渡るホンダの厳格な検査の網を越えやって来たな。
ヨシヨシ。(違)
製造年見たら ’16だから初期型かな。
しかし、これまでPP棒良く無事だったなー。
スーパーローシートのスポンジは、弊社手持ちのシートベースに移し替え仕上げました。
このスーパーレアシートベースお客さんにお戻ししましたので、きっと神棚に飾って家宝にしてくれるでしょう。
これまで使えたのだから、間違ってもメーカーへクレームなぞしてはいけません。
スーパーレアシートベースの罰が当たります。
ちなみに、アフリカツインの純正シートと言えばタンクに触れるか触れないかのここのゴム。
ほかのゴムに比べてちょっとフニフニしています。
ゴム硬度が低いのか。(手感)
実は、
XR(XLR)シリーズのサイドパネル裏でも
ご活躍になっていたりします。
品番追っていないので確証無いが同寸法。
ホンダオフロードバイクの血が脈々と継承されているんだな。
そう。
XRと言えば、
先日ドッキングし直した左カバー からのオイル漏れば一先ず止まっているようだ。
ヨカッタ。
引き続き検証だな。
そんなこんな明日こそはこんな感じで幻の6速ギアにドッグインさせたいと思います!!
現場からは以上です。